スタートを静かに待つが、選手送迎バスが遅れているとかで、スタートも10分遅れ。日本の大会では最近珍しい出来事。この時点で頂上の風速10m・ガス・・回復しなければコースは王滝頂上往復に変更の旨アナウンスされていた。意気上がらない理由の一つ。
今年はスタートラインが変更になり、3km程ロードの坂上りがプラスされました。わかっちゃいるけど走れる代わりにきつい。
特にハリ天、重い重い・・。
写真は飛び出した日本選手(宮原・奥宮)を追う外国選手団。ロード終点の大又山荘前。選手は見られない貴重画像です(ハリマネ撮影)。
スキー場のゲレンデに出るまでは、変化に富んだ道を上ります。
滝あり、岩場あり、
笹を刈った藪道あり、
小さな沢を越えたり、
静かな樹林帯を黙々と上ったり・・
やっとゲレンデに出ると、またまたひたすら草の急坂を上り続けます。
視界はほとんどなし。ご覧の通り。
でも、ハッとするような美しい花があちこちに咲き誇ってもいるのです。
おっと、応援団発見。いつも応援ありがとう!
応援団から見ると・・こんな感じで、突然ガスの中からヌーッと現れるのだそうです。
逆撮りする・・の図です。
応援団の声援を受けて、少し元気になったかなと思うのですが、この日の足の重さは尋常ではありません。
そして、行きは青、帰りは赤の案内板に導かれ、まだまだゲレンデ上りは続きます。
ゼーハーしながらも心安らぐ瞬間度々。
そうこうしているうちに、ようやく田の原着。ここからいよいよ本番の登山道開始です。
余裕ありそうで、実はいつまでもペースは上がらないというイライラの展開。
王滝頂上折り返しでは、もうトップが来るんでは・・なんて、前後の選手と話していたら、飛ぶように落ちてきました。
この選手は4番手。
標高も2000mをとっくに超え、空気も薄くなってきたと同時に、雨脚も強まってきて、気温もぐんぐん下がり出す。
上りの岩場も滑り始めました。
真っ白なガスの中、硫黄の臭いがしてきたなと思った途端、王滝頂上小屋到着。
ここからがウリのスカイレースですが、チェックを受けて本日のレースはここで折り返し。
一度、グラッとやってしまったら、急に怖じ気づいたハリ天。この後、よれよれ。トホホの岩場下り。
雨も強くて、下りは川のよう。水たまりもたくさん。
草のゲレンデをほどほどに飛ばし(去年のようにかっ飛べず)、最後は地獄の階段上り、約200段!
さぁ、中身はどんなでも、ゴールはゴール。
いやいや、でも本当に情けなくなるほど走れないレースでした。
まっ、時々こうしてガツンとやられるのがいいんです。いつもうまく走れると思ったら大間違い。
それでもゴール後は皆さんと楽しいひととき。これも、いやこれが貴重な時間なのです。
参加賞の万能バンダナ。すぐれもの。
最後にマップも。
【本日のトレーニング】
・45mmin.slowjog/7km(筋肉痛)
緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!