ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

強い想いは叶う

2018年09月11日 | 日々奮戦


【勝手に写真拝借】

一昨年、ケアンズのアイアンマンで一緒になりすっかり仲良くなった40代の若者達の1人、次郎くんはもちろんコナ(ハワイ島コナで各地の予選大会で出場権をゲットした選手が競うワールドチャンピオンシップが開かれる)を目指していた。
しかしこの年代は国内はもちろん世界的にも超激戦区。自分も出たことないくせに経験年数だけで偉そうな上から目線を許してもらえるなら、まだまだスロット獲得は難しいだろうというのが正直な本音だった。
彼は毎週1人フルマラソンを1ヶ月続けたり、アイアンマンの距離を練習でこなしたり、補給も唖然とするようなチャレンジングを試みたり、とにかく常軌を逸するハチャメチャ練習で有名になった。コナへ行くためには笑われようがそれは無駄だと言われようが、ひたすら純粋にまっすぐに己の信じた道を突き進んでいた。骨折で1年遅れになったが、一昨日韓国で開かれたアイアンマンレースで10時間30分というタイムを叩き出した。その伸び率にびっくりした。それでもエイジ9位。スロット枠は3〜4ほどだろうからコナはまだ遠いな、そう思った。

、、、が一夜明けてスロット発表。ライブ中継してくれているという情報が入りちょうど空き時間で画面にクギ付けになった。
キャンセルや発表会場に不在だとロールダウン。次の人に権利が移る。
上位の選手が寝坊するように念を送るなどとケアンズ仲間のもう1人秋世くんと冗談を言い合って励ましはしていたけど、、、。
ロールダウン、ロールダウンの嵐で、ついに次郎くん、コナスロットゲット!
その瞬間にはマジで鳥肌、そして涙があふれてしまった。奇跡のような出来事だけど、どんな状況でも決して諦めていなかった彼の強い強い想いが見事叶った瞬間だった。いやぁ、いいもの見せてもらった昨日だった。おめでとう!

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
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