まさかコレクション

第33回守谷ハーフマラソン大会にハリー夫妻と一緒に行ってきた。

右ふくらはぎを巡る諸問題は完全解決をみたわけではないけど、先月末の30kmでなんとかなることは確認出来ていた。
だから今日は普通に完走出来れば文句はないのだけど、普通っていうのがどれくらいのレベルになっているのか、それだけはしっかり確認したいと思ってのスタートだった。
着地、重心、手の形、、、体幹を上手く使えているか、足の筋肉に頼っていないか等々、常に常にチェックしながら進む。
流れに乗っていると4分15秒から4分20秒付近で心拍も150前後の苦しくない感じ。ふーん、久しぶりのスピードだけど大丈夫なんだ。
右ふくらはぎは油断できないけど、なんとかやりこなせる範囲の突っ張り（痛み）具合だ。
10km。とうとう4分一桁台のラップが現れた（4:07）。重心がかかる位置の調整に成功したらしく楽にぐんとスピードに乗ってきた。横に後ろについてきていた選手がどんどん離れていく。左足も大丈夫だ。
「普通に完走出来れば文句なし」だったはずだけど、4分前半のペースで呼吸も苦しくなく、残りの距離もなんか目処が立った感じだし、これじゃぁ60歳代入賞出来ちゃうんじゃないか、、、なんてチラチラ思い始めた11km。それは突然やってきた。またもやの「まさか」だ。いや「まさか」じゃなくて「またか」だ。
今度はなんでもなかったはずの右ふくらはぎだ。これだけは「まさか」だ。
1月早々の川崎新春マラソンの時とちょうど同じ感触。今日はそんなの嫌だ嫌だとちょっとだけ冷静さを欠いて走り続けてみたけど、どうしようもなく痛みが出てとうとうストップ。手当を施す。止めようにも遠くまで来ちゃってる。仕方なくトボトボと歩くように端を進んだ。
14.5kmの関門には救護所があってバスもスタンバイしていて、いよいよ止めようと思ったけどバスにはまだ誰も乗っていないので多分相当待たされるはず。進もう。長い長い道のりだ。



残り2.5km程の交差点で妻とハリー奥さんの応援。
なんとか股関節意識で体を引っ張ってみたら最後の3kmは5分半くらいでは走れるようになって、これは今日の工夫の一番のお土産。
ようやくゴールもあとは歩くのも大変。さてさて、どぅぉ〜なるのかオレ様。

 

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