【注ぐ】
1月初めに左ふくらはぎをやられ、当初は筋肉の肉離れ的な怪我だと思っていたのが、どうやらちょっと違うものと気づき治療のアプローチを変えた。
この冬は久々に狙っていただけに踏ん切りをつけるのが大変だったけど、我慢して走っても仕方ないし、だいたい痛くて走れなくなってしまうしということで肚も決まった。走らずに、バイクトレーニングに完全切り替え。これについてはいい感じ。
2月初め、しっかりスピードも出せて、さらによもやと期待を抱かせるところまで回復していたと思いきや、そっくりそのまま右足へ不調をコピーされたかのような状況に。
やはり根本的なところ、つまり重心移動や着地の問題。ふくらはぎへの負担。これでよしとしていた走り方に問題があるのかもしれない。フォームについても徹底的に洗い出した方がいいかもしれない。ずっと走り続けてきて(もう30年以上になるぞ)、当たり前だと思って信じていたことも本当にそうなのか考え直す必要もあるかもだ。
1回のランニングでほんのちょっとだけ溜まる「問題点」。これが今までは表立って騒ぎ立てることもなく、よしよしこれでよしと流せていた。
しかしだよ。大した問題や欠点ではなくてもやがて積もり積もればいつかはコップからこぼれ出す。
もしかしたら、今回の故障はそんな塩梅でこぼれ出した問題塊が発したものなのかもしれない。
なんか、体の奥の方でそんな声がしている気がする。
もう、足の痛みはなく普通に走れるのだけど、ちゃんと根本を見つめ直せ、そう言われている気がする。
・・・なので鋭意検討中。