ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

朝まで字を書いていた子

2013年01月09日 | 日々奮戦



昔々小学校の先生をしていた頃、教え子に書道の達人がいた。担任になった時にすでにもう文部大臣賞とかたくさんの賞をもらっていたような子で、書写の授業なんて申し訳程度だった担任はその子に全てのお手本を書かせたりして、もういい加減なんでごめんなさいだ(でも助かっていた←本音)。
うまく書けずに夜通し泣きながら何百枚も書いたとか、一生懸命書いていたら朝になってしまったとか。えぇっていう話を本人やお母さんからよく聞いていた。すでにあの頃から一流の資質があったのだ。今日聞いたら、これは1500枚くらい書いたなんてサラリと言っていた。
その後、紆余曲折、山あり谷ありの書道人生だったようだけど、立派な書写の指導者になっていて、この度地元に本格的な教室を開講するに至った。それを記念した作品展が駅前で開かれていて訪ねてきた。そしてそこに飾られた幼少の頃からの作品を見せてもらい、解説してもらい、何度も何度も唸ってきた。黙って見ているだけではわからない書の奥深さがそれはもう随所に散りばめられていてひたすら唸り続けた。
「書」に関して初めて聞く話もたくさん。そして間近で見る一流への道程。ホント偉く大きくなったなぁ。そう言えば、昔よく我が家に遊びに来ていて、うちの長女に風船ガムを教えてくれたのは彼女だったよ。

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コメント
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