我が家のこしあん好きはつとに有名（一部でだけどね）。
言っておくけど、ハリ天がこしあんを贔屓にしているのにははっきりとした歴史と理由がある（何度か言って）。
小さい頃母方のおばあちゃんちで食べるこしあんのおはぎがべらぼうに美味かったからなのだ。そしてそれは家では食べられないものだったからなのだ。
当時、我が家ではお彼岸になれば春も秋もおはぎ（ぼた餅）がドーンと出てきたけど、ツブツブ餡が普通だった。別に嫌いじゃないけど超田舎くさいイメージだった。
おばあちゃんの家へ行くとおはぎはこしあんだし、お汁粉だって粒がない上品な御前汁粉だ。
母親にあのこしあんのおはぎを作ってくれ、御前汁粉とやらを作ってくれと何度もせがんだ。
けれど、たぶんこしあんを作るのが相当面倒だったらしき母親はうちのはこれでいいの！とぴしゃり。おばあちゃんの家での楽しみにとっておけと。あ～あ。
と、本日、長らく目にしていなかったヤマザキの「薄皮シリーズ」のうち「薄皮こしあんぱん」を近所のスーパーで発見。山積みの「薄皮つぶあんぱん」の隣にあったこしあんぱん2パックを買い占めてきたとハリマネ、ドヤ顔。よくやった。そして今後に希望の光！
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