ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

職質

2010年11月10日 | 日々奮戦

1110_sunset 職質、つまり「職務質問」を刑事から受けたことがあるという思い出話なのだ。

夕食の折、俊くん(義理の息子)、どんな格好で職場へ通っているのかなぁという話になり、じゃぁ勤め人だった頃の自分はどうだと。
ハリ天は以前小学校の教員だった。市内の学校勤務だった頃は、通勤ランだったのでジャージにザック(スーツは学校のロッカー)が普通。
その後池袋に転勤となり、電車通勤となったのだけど、遠いのにどうしても断わりきれず少年サッカー(社会体育枠)の指導を一人任されてしまっていた。週3回、7時からの朝練に間に合うように家を出て(ほぼ始発)、6時半頃にはすっかり静まり返っている池袋西口のキャバレーや風俗店が所狭しと立ち並ぶ路地(近道だった)を抜けて学校に向かうという日々。
ある朝、ふと気配に振り向くと突然一人の男(刑事ですね)に肩を抱かれ、ビルの陰へと誘われた。一緒にいたもう一人の男(相棒刑事ですね)はハリ天に顔を見られないように、サッと後ろ向きに。肩を抱き抱えた男は背広の内ポケットから警察手帳をチラッと見せて、

「ちょっと話を聞かせてくれる」
「えっ、(ポカンと)あ、はい」
「今日はどこの現場へ行くの?」

まるでドラマだ。なんて喜んでいる場合じゃなくて、
「私は◯◯小学校の教員なんですけど。今朝はサッカーの朝練があるので早いんですが」

「(全身をなめまわすように見て)そうですか、失礼しました」
・・・ということで、何事もなかったかのように解放され、そのまま勤務先の学校に向かったのですが、明らかに尾行されていて、校内に入るまで確実に見張られていた。

その夜、帰りに繁華街入り口に立てかけられていた看板には「ラブホテルで殺人事件発生。犯人は身長172センチくらいの中肉中背、ジャージ姿で・・・」
学校についたらすぐに校庭に出られるようにと、着古したジャージのままで手には紙袋を下げて通勤していた身長172cmのハリ天、殺人犯の疑いをかけられていたのでありました。

あれ、前に書いたことあったかも・・・。

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (18)
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