毎日楽しみに見ている「ゲゲゲの女房」もいよいよ終盤。
今朝は水木しげるさんのお父さん・修平さんが亡くなられてしまった。人が亡くなる時というのは現実の世界でもドラマの世界でも急激に色んなことを語りかけてくる。あれにもこれにも心動かされて、涙があふれた。そして・・・
自由に、飄々(ひょうひょう)と生きた修平は、形のある遺産よりももっと大きなものを、家族に残していってくれたのでした。
最後のナレーションにとどめを刺された。「形ある遺産よりもっと大きなもの」を残す。財産でない宝を残す。例によって、自分はどうなのか、そう考えると胸の中に色々な感情が湧き上がり、しっかり生きろよと背中を叩く自分が現れた。
ちょうど今日は、末っ子長男・弾のバースディ。昔なら元服の儀なのか。父親のハリ天とは恐らく全く違う人生を歩むであろう息子に、何を残し伝えて行くのか。何が残され伝わっていくのか。
ちゃんと成るように成るのだと思うけど、この先自分たち親子がどうなっていくのか、もう一人の自分が眺めている。興味津々・・なのだ。