ドア開けて目眩ひのやうな春飛び込む 岡本 妙
玄関のドアを開けたら、眩いばかりの日ざしが飛び込んで来たのだ。
淡いシャワーのような逆光の中に、立ち尽くす作者のシルエット。
作者にとって、この時の日差しは特別のインパクトがあったようだ。
ドア一枚を隔てて、予期せぬ「春」が突然、やって来たのだから・・・。
「目眩ひのやうな春」に、作者の戸惑いと喜びが感じられた。
「阿蘇」7月号より抄出。(Midori)
玄関のドアを開けたら、眩いばかりの日ざしが飛び込んで来たのだ。
淡いシャワーのような逆光の中に、立ち尽くす作者のシルエット。
作者にとって、この時の日差しは特別のインパクトがあったようだ。
ドア一枚を隔てて、予期せぬ「春」が突然、やって来たのだから・・・。
「目眩ひのやうな春」に、作者の戸惑いと喜びが感じられた。
「阿蘇」7月号より抄出。(Midori)