枝豆の青きひかりの茹であがる
木漏れ日を蹴つて螇蚸の飛びにけり
銀河よりコントラバスの調べかな
眉のごと浮世の月や西鶴忌
※「阿蘇」12月号、岩岡中正選
「枝豆」は、9月の句会の兼題であった。あの青々とした枝豆の色を失わずに茹でるのは大変難しいが、塩味の効いた茹であがりの色艶は、何よりのご馳走である。そのイメージをそのまま一句にしてみた。(Midori)
木漏れ日を蹴つて螇蚸の飛びにけり
銀河よりコントラバスの調べかな
眉のごと浮世の月や西鶴忌
※「阿蘇」12月号、岩岡中正選
「枝豆」は、9月の句会の兼題であった。あの青々とした枝豆の色を失わずに茹でるのは大変難しいが、塩味の効いた茹であがりの色艶は、何よりのご馳走である。そのイメージをそのまま一句にしてみた。(Midori)