河馬の背のうつすら乾く花の昼
一村の水の香うごく初蛙
疫病禍のまつ只中を入学す
髪切つてより花冷の耳朶二つ
※「阿蘇」6月号、岩岡中正選
「丁寧に生き己に言って聞かせるように小声で四季の感動を詠み記す」とは、今月号の主宰による俳句管見の中の一文である。俳壇について言及しながら、内省の言葉とも受け取れる。自然の営みはとても密やかで、うっかり見過ごしてしまいがちである。自然の小さな声にも耳を傾け、一人でも共感して頂ける句を詠みたいもの。(Midori)
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一村の水の香うごく初蛙
疫病禍のまつ只中を入学す
髪切つてより花冷の耳朶二つ
※「阿蘇」6月号、岩岡中正選
「丁寧に生き己に言って聞かせるように小声で四季の感動を詠み記す」とは、今月号の主宰による俳句管見の中の一文である。俳壇について言及しながら、内省の言葉とも受け取れる。自然の営みはとても密やかで、うっかり見過ごしてしまいがちである。自然の小さな声にも耳を傾け、一人でも共感して頂ける句を詠みたいもの。(Midori)
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