人の世に弾痕森に烏瓜 岩岡中正
10月9日の火の国探勝会、熊本県山鹿市の肥後古代の森での作品。
古代浪漫を辿って行くと、何と西南の役の弾痕が残っている。
生々しい激戦の跡に、人が人を傷つけ合うことの理不尽を
感じずにはいられない。一方では、烏瓜が森を美しく彩っている。
弾痕と烏瓜、同じ形でありながら、大きな違いがあることを改めて知った。
「阿蘇」12月号〈近詠〉より抄出。(Midori)
10月9日の火の国探勝会、熊本県山鹿市の肥後古代の森での作品。
古代浪漫を辿って行くと、何と西南の役の弾痕が残っている。
生々しい激戦の跡に、人が人を傷つけ合うことの理不尽を
感じずにはいられない。一方では、烏瓜が森を美しく彩っている。
弾痕と烏瓜、同じ形でありながら、大きな違いがあることを改めて知った。
「阿蘇」12月号〈近詠〉より抄出。(Midori)