丁寧に置きたるやうに落椿 岩岡中正
昨日は、熊本市内を流れる白川沿いを久しぶりに吟行。薄日が差す中、白川はいつものようにゆったりと流れ、日頃の閉塞感を忘れさせてくれた。さて、そんな中、一際目についたのが、椿である。藪椿、姫椿、肥後椿とそれぞれ個性を誇っていたが、句にするのは難しく、つい類想が頭を過る。さて、掲句。「丁寧に置きたるように」とは、言い得て妙!重量感のある椿は、恰も誰かがそっと置いたかのようだ。言葉での写生とは?じっと見ることの大切さを改めて実感。(Midori)
昨日は、熊本市内を流れる白川沿いを久しぶりに吟行。薄日が差す中、白川はいつものようにゆったりと流れ、日頃の閉塞感を忘れさせてくれた。さて、そんな中、一際目についたのが、椿である。藪椿、姫椿、肥後椿とそれぞれ個性を誇っていたが、句にするのは難しく、つい類想が頭を過る。さて、掲句。「丁寧に置きたるように」とは、言い得て妙!重量感のある椿は、恰も誰かがそっと置いたかのようだ。言葉での写生とは?じっと見ることの大切さを改めて実感。(Midori)