文学の入口はここ道をしへ
残暑なほ埴輪のやうに口開けて
かなかなや水色の空暮れのこる
眠りたし月下美人の香の中に
※「阿蘇」11月号、岩岡中正選
【選評】常日頃から「文学とは何か」、「文学としての俳句とは何か」と自問自答している作者。文学を追求すること自体が、ひとつの文学上の思索であって、大変貴重である。その入口を「ここ」と教えてくれる「道をしへ」に会えたらなあという、楽しく真剣な訴えである。(中正)
🍁長い残暑もようやく終わり、秋本番。「読書の秋」は、「灯下親しむ」という秋の季語からきているのだとか。俳句の吟行にも最も良い季節とも言えそうだ。(みどり)
残暑なほ埴輪のやうに口開けて
かなかなや水色の空暮れのこる
眠りたし月下美人の香の中に
※「阿蘇」11月号、岩岡中正選
【選評】常日頃から「文学とは何か」、「文学としての俳句とは何か」と自問自答している作者。文学を追求すること自体が、ひとつの文学上の思索であって、大変貴重である。その入口を「ここ」と教えてくれる「道をしへ」に会えたらなあという、楽しく真剣な訴えである。(中正)
🍁長い残暑もようやく終わり、秋本番。「読書の秋」は、「灯下親しむ」という秋の季語からきているのだとか。俳句の吟行にも最も良い季節とも言えそうだ。(みどり)
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