今生の終の祭を見逃せり 文挟夫佐恵
「今生の終の祭」となるのかどうかは、なってみなければわからない。明日のことさえ誰もわからないのだから・・・。さて、99歳を迎えた作者。「見逃せり」とは、なんと泰然自白として、人間味溢れる言葉なのだろう。まだまだ生きるつもりの作者なのだ。「俳句」7月号より抄出。(Midori)
「今生の終の祭」となるのかどうかは、なってみなければわからない。明日のことさえ誰もわからないのだから・・・。さて、99歳を迎えた作者。「見逃せり」とは、なんと泰然自白として、人間味溢れる言葉なのだろう。まだまだ生きるつもりの作者なのだ。「俳句」7月号より抄出。(Midori)