昼月へほどけて高き芒かな 勝又洋子
昼月は、あわあわとして、気づくことも少ない存在。そんな昼月に向かって芒もまたほどけて行くというのだ。風に日に艶やに靡く芒も、時と共に解けてしまう哀れさであるが、その様を詩情高く詠まれて秀逸。「阿蘇」2月号より抄出。(Midori)
昼月は、あわあわとして、気づくことも少ない存在。そんな昼月に向かって芒もまたほどけて行くというのだ。風に日に艶やに靡く芒も、時と共に解けてしまう哀れさであるが、その様を詩情高く詠まれて秀逸。「阿蘇」2月号より抄出。(Midori)