当てもなく言葉は宙に春の地震
魚跳ねて海光こぼす立夏かな
地震に病むこころ染めゆく青葉かな
切手には古里の山ほととぎす
*「阿蘇」8月号、岩岡中正主宰選![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
4月の二度の熊本地震から、早、立秋を迎えようとしている。7月26日に、はじめて震度1以上の余震が「ゼロ」という日を記録したが、今だに余震は続いている。先月号は、「熊本地震」という特集号だったが、今月号もまた地震特集さながらの様相を呈している。俳句は、「平和の文学でなくてはならない」という主宰の巻頭言があるが、今は、「平和の文学」がとても詠み辛い時である。(Midori)
魚跳ねて海光こぼす立夏かな
地震に病むこころ染めゆく青葉かな
切手には古里の山ほととぎす
*「阿蘇」8月号、岩岡中正主宰選
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
4月の二度の熊本地震から、早、立秋を迎えようとしている。7月26日に、はじめて震度1以上の余震が「ゼロ」という日を記録したが、今だに余震は続いている。先月号は、「熊本地震」という特集号だったが、今月号もまた地震特集さながらの様相を呈している。俳句は、「平和の文学でなくてはならない」という主宰の巻頭言があるが、今は、「平和の文学」がとても詠み辛い時である。(Midori)