折鶴に鋭角多し冴返る 江藤豊子
「阿蘇」5月号〈雑詠〉
一枚の正方形の紙を折って作る折鶴は、角々が鋭く尖っていることが、重要な
ポイントだ。角と角の合せ目がちょっとでもずれていたり、いい加減に折って
いると、不恰好な折鶴になってしまう。「鶴は千年、亀は万年」という慣用句
から、折鶴、特に千羽鶴は、いろんな願いを込めて贈られることが多い。
ピンと折り上がった折鶴に、作者の感覚がますます冴返るのを感じた。(Midori)
「阿蘇」5月号〈雑詠〉
一枚の正方形の紙を折って作る折鶴は、角々が鋭く尖っていることが、重要な
ポイントだ。角と角の合せ目がちょっとでもずれていたり、いい加減に折って
いると、不恰好な折鶴になってしまう。「鶴は千年、亀は万年」という慣用句
から、折鶴、特に千羽鶴は、いろんな願いを込めて贈られることが多い。
ピンと折り上がった折鶴に、作者の感覚がますます冴返るのを感じた。(Midori)