行きずりの茅の輪の縁くゞりきし 石山佇牛
氏神様でなく、たまたま通りかかった神社の茅の輪である。やはりくぐらずには居れないのは、民間信仰ならでは、楽しさだろうか。くぐったのが、「茅の輪」ではなく、「茅の輪の縁」だという「行きずり」ならではの控え目さが何とも奥ゆかしい。さて明日は、氏神様の大津山神社をお詣りして茅の輪をくぐって来ましょう。『ホトトギス新歳時記』より抄出。(Midori)
氏神様でなく、たまたま通りかかった神社の茅の輪である。やはりくぐらずには居れないのは、民間信仰ならでは、楽しさだろうか。くぐったのが、「茅の輪」ではなく、「茅の輪の縁」だという「行きずり」ならではの控え目さが何とも奥ゆかしい。さて明日は、氏神様の大津山神社をお詣りして茅の輪をくぐって来ましょう。『ホトトギス新歳時記』より抄出。(Midori)