i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ピエンツァからキウジ・キャンチャーノテルメ駅へ

2015年05月30日 | ピエンツァ


いよいよオルチャ渓谷ともお別れの日。
私たちはピエンツァからタクシーを使ってキウジ・キャンチャーノテルメ駅まで行くことにしました。
料金は50ユーロ。相場の上限といったところでしょうか。


タクシーは、モンテプルチャーノを過ぎたあたりからは、バスの走る国道ではなく、
ブドウ畑が一面に広がる裏道を通ってくれました。


このブドウ畑のブドウから、ヴィーノ・ノービレ・モンテプルチアーノが作られているんだそうです。



ポリツィアーノ ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ 赤 750ml
ポリツィアーノ
 
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ピエンツァの食事(4)

2015年03月13日 | ピエンツァ

Da Fiollera(ダ・フィオレッラ)


ピエンツァの旧市街の北のはずれにある比較的新しいトラットリアです。
洗練されていますが、気どったところはなく、入りやすい雰囲気です。


アンティパストはやっぱりアンティパスティ・ミスト。
トスカーナの定番メニューですが、お店によって個性が出るものなんですね。


プリモは「パッパ・アル・ポモドーロ」。これもやっぱりトスカーナならではの味です。


セコンドは「豚肉のグリル」。ちょっと日本がなつかしくなってきちゃったのかも。
ちょうどいい塩加減でおいしくいただきました。


コントルノは「季節の野菜」。さやいんげんのトマトソース煮でした。


ドルチェは2品。「チョコレートプリンの生クリーム添え」と、


「アンズのタルト」です。ドルチェは別腹とはよく言ったものです。

ちょっとぜいたくしたいときに、家族で出かけるのにちょうどいいお店かもしれませんね。

お店のホームページはこちら

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ピエンツァの街を歩く(3)

2015年03月10日 | ピエンツァ


ピエンツァの果物屋さん。オレンジやリンゴが目に鮮やかです。
その中にまじって、アーティチョークが売られているのは、イタリアならではですね。


毎日のようにお世話になったバールです。ジェラートがおすすめです。


いつも親切にしてくれたカメリエーリの2人です。
この後、カウンターの中にも入れてもらって、4人で記念撮影しました。


こんなかわいらしいエノテカもあります。ピエンツァは、街全体がこんな雰囲気です。

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Pieve di Corsignano(コルシニャーノの教区教会)

2015年03月07日 | ピエンツァ


ピエンツァがまだコルシニャーノと呼ばれていたころの教区教会跡です。
今も教会として使われているようですが、ピエンツァの城壁の外にひっそりとたたずむように立っています。


様式は、ロマネスクか、あるいはそれよりもっと前のものでしょうか。
バシリカ様式というには、あまりに素朴な外観です。そして八角形の大きな鐘楼。


入り口扉上のアーチの部分の装飾もプリミティブな印象を受けます。


内部は身廊と側廊に分けられていますが、礼拝堂や後陣(アプシス)はありません。
また、内部をフレスコ画などで装飾した形跡もなさそうです。


主祭壇には、キリストの磔刑像が置かれていました。
この素朴さの中に、ピエンツァが今の姿になる前の面影がしのばれるような場所です。

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ピエンツァの食事(3)

2015年03月04日 | ピエンツァ

SETTE DI VINO(セッテ・ディ・ヴィーノ)


ピオ2世広場から細い路地を入ったところにあるオステリアです。
陽気で気さくなオーナーと、家庭的な料理で人気のお店です。


オーナーに連れられて、厨房で作りかけの「今日のおすすめ」を見せられた後にオーダー開始です。
とりあえずはハウスワインを。


アンティパストやコントルノは、カウンターに並べられているものの中からオーダーします。
なんとなく日本のお寿司屋さんに似ていますね。


まずはブルスケッタ・ミスタから。トマトが丸ごとスライスでのっているという大胆さです。


プリモはズッバ・ディ・ファジョーリ。ちょっとリボリータ風の白いんげんのスープです。


セコンドは豚のレバーの煮込み。臭みもなく、ポルペッテを食べているようです。


コントルノは野菜のマリネの盛り合わせ。ちょっどよい酸っぱさです。


最後にドルチェでFinito。友達の家に招かれているような雰囲気で食事ができました。

 

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陽気なツーリストインフォメーション

2015年03月01日 | ピエンツァ


ピエンツァ旧市街の西の入り口、プラート門。
そのすぐ脇に、私設?のツーリストインフォメーションがあります。


「L`informaturista」という看板の出ているこの建物がそうです。


私たちにタクシーなどの手配をしてくれたのが、この人、アンナさんです。
シエナ出身だという彼女は、日本が大好きだとのこと。
泥棒除けにバッグのファスナーにつけていた小さな鈴を見て、「かわいい!」というので、
予備を一つあげると大喜び。
お返しにガイドブックなどをプレゼントしてくれました。

ピエンツァに行く機会がある人は、ぜひ立ち寄ってみてください。
耳寄りな情報が手に入るかもしれませんよ。

VELTRA

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ピエンツァの食事(2)

2015年02月26日 | ピエンツァ

La Buca di Enea(ラ・ブーカ・ディ・エネア)

Stuzzicheria(軽食屋、居酒屋)という看板を掲げているように、気軽に入れる気どらないお店です。
「エネアの洞窟」という店名は、ピオ2世の本名エネア・シルヴィオ・ピッコロミーニに由来しています。


オーナーのアントニオは日本が大好き。
京都の金閣寺の前で撮った写真が店内に飾ってあったので「日本に来たことあるの?」とたずねると、
「この写真は合成だよ。」と笑っていました。


アンティパストは2品。一皿めはサルーミです。味はまあトスカーナとしては平均的なレベルです。


もう一品はブルスケッタ。こちらは素朴な感じがいい味を出してます。


プリモはポルチーニのタリアテッレ。どこで食べてもはずれのないメニューです。


セコンドはイノシシのカチャトーラ(猟師風煮込み)。こちらもトスカーナの定番ですね。
トスカーナに来ると、むしょうに食べたくなる料理のひとつです。


最後はアントニオからのサービスで、リモンチェッロとミルト酒をいただきました。
ミルトはハーブの一種で、サルデーニャで食後酒としてよく飲まれているそうです。

料理の味はまあ普通ですが、飾らない、とてもフレンドリーなお店でした。

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ピエンツァの夜

2015年02月23日 | ピエンツァ


ピオ2世広場がライトアップされる頃、ピエンツァの夜は始まります。
ピッコローミニ宮殿の上にも三日月が…。


オルチャ渓谷にも夜がやってきました。
点在する家々にも灯りがともり、昼とはまた違ったようすを見せています。


ホテルの回廊も灯りがともり、ちょっといい雰囲気です。

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オルチャ渓谷を眺める

2015年02月20日 | ピエンツァ


ピエンツァは丘の上の町。町に沿って続く遊歩道からは、オルチャ渓谷の美しい風景を眺めることができます。


ピエンツァからは、遠くアミアータ山までを見渡すことができます。


糸杉と糸杉のあいまを縫うようにして、オリーブの木が真っ白な花を咲かせています。


「これぞオルチャ渓谷」という眺めです。
写真を撮った本人がいうのも変ですが、まるで絵葉書のような風景です。

写真素材のピクスタ

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ピエンツァの街を歩く(2)

2015年02月17日 | ピエンツァ


ピエンツァは本当に小さな町ですが、ユニークな名前の付いた小道がたくさんあります。
こちらは「幸運通り」。歩くといいことか待っていそうですね。


こちらはずばり「愛の通り」。どんないわれがあるのでしょうか。


「愛の通り」があるかと思えば、今度は「キス通り」です。
いかにもイタリアという感じですね。


こちらは「暗やみ通り」。ちょっと怖そうですが、別に少しも暗くはありません。


暗やみ通りで見かけたネコです。ネコはやっぱり暗がりが好きなのかな?

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サン・フランチェスコ教会(Chisa di S.Francesco)

2015年02月14日 | ピエンツァ


私たちが泊まっていたホテルに隣接している教会です。
というより、もともとこの教会の修道院だった建物がホテルに改装された、というほうが正確ですね。
教会自身は13世紀にゴシック様式で建てられました。
ピッコローミニ宮殿のとなりにあるこの教会が、ルネサンス様式に改装されなかったのは、
不思議といえば不思議ですが、ロッセリーノのフランチェスコ会に対する敬意の表れかもしれませんね。


中はシンプルなバシリカ様式で、主祭壇脇と後陣の一部にフレスコ画が残っています。
こういう素朴な教会も、ピエンツァには似合っているような気がして、好感が持てました。

VELTRA

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ピエンツァの食事(1)

2015年02月11日 | ピエンツァ

Latte di Luna (ラッテ・ディ・ルナ)


ロッセリーノ大通りの東のはずれ、シリオ門のすぐそばにあるトラットリアで、
ピエンツァでも人気の店のひとつです。


アンティパストは、トスカーナ風前菜盛り合わせ。ブルスケッタと生ハムです。


プリモは「黒トリュフのタリアテッレ」。この店の名物料理です。


セコンドは「ローストビーフのキノコソースがけ」。ポルチーニがたっぷり使われています。


ドルチェはお店のご主人がおすすめのティラミス。
ヴェネツィアあたりのそれとは少し違うものでしたが、味は納得です。


エスプレッソの前に、ヴィンサントとビスコッティをサービスしてくれました。

味ももちろんおいしいのですが、一品あたりの値段が安く、一皿10ユーロ以内のものがほとんどです。
観光客だけでなく、地元の人にも人気のお店なので、予約していくことをおすすめします。

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ピエンツァの街を歩く(1)

2015年02月08日 | ピエンツァ

  VELTRA
 


ピエンツァの街は、
東西わずか500mほど。はしからはしまで歩いても10分とかかりません。
そんな小さな町ですが、「トスカーナの真珠」と呼ばれるだけあって、街中が絵になる美しさです。


メインストリートのロッセリーノ通りには、食料品や雑貨を売る店が立ち並んでいます。
どの建物もきれいに手入れされ、花などで飾られています。
また、道幅の広さも、人が歩くのに心地よいサイズになっているんですね。


こちらは町の北西、コルシニャーノ時代の面影が少し残っているといわれる地区です。
メインストリートと同様に、家々が草花で飾られているのがよくわかります。
写真を何枚とってもまだとり足りない気持ちになる町、それがピエンツァです。

ソニーストア

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ピエンツァの市庁舎(Palazzo Comunale)

2015年02月05日 | ピエンツァ


ピオ2世広場の北東の隅に立つ市庁舎も、この町の重要なルネサンス建築のひとつです。
1階には広いロッジアを持ち、市庁舎としての主な機能は2階に置かれていました。


2階の大広間です。今でも現役で使われているため、いつでも見学できるわけではありません。


壁面の一部にはフレスコ画が残されていました。
建築当初は、壁面全体がこのようなフレスコ画で装飾されていたのでしょうか。

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ピッコローミニ宮殿(Palazzo Piccolomini)

2015年02月02日 | ピエンツァ


ピオ2世広場の西側にあるのが、ピオ2世を輩出したピッコローミニ家の宮殿です。
もちろんピオ2世がここで生まれたわけではなく、この宮殿もぴお2世の命を受けたロッセリーニの作品です。
典型的なルネサンス建築ですね。


現在は美術館として使われており、日本語のイヤホンガイドもあるので、内部はたっぷりとたんのうできます。
ただし、撮影ができるのは、中庭まで。室内は撮影禁止です。


2階のテラスからは、庭園とともにオルチャ渓谷の風景を望むことができます。
天気が良ければ、もっときれいな写真が撮れたのですが…。


庭園はどちらかといえば簡素ですが、幾何学的なデザインがピエンツァの街を象徴しているようです。
しかも、とてもよく手入れされていて、なんとなく背筋を伸ばしたくなる雰囲気です。

ソニーストア

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