i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

アマルフィのホテル(1)

2010年11月30日 | アマルフィ

La Bussola(ラ・ブッソーラ)

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船着場・バスターミナルからアマルフィの海岸沿いを西に5分弱、
にぎやかな街の東側と対照的に、緑豊かな静かな場所にあるホテルです。

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私たちの部屋は2階。広いテラス付きの部屋です。
テラスの向こうが通路になっていて、時々人が通るのが玉にキズですが、
広さも清潔さも申し分ありません。

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バスルームは、高級感はさほど感じませんが、シャワーブース兼用のジャグジー付きバスタブと、
イタリアのホテルとしてはかなり快適な部類に入ります。

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テラスです。マヨルカ焼のテーブルが置かれています。
目の前にはアマルフィの港が広がっています。

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テラスからの眺めです。
すばらしい眺望、とまではいきませんが、充分にアマルフィの空気を味わえます。

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屋上にもテラスがあります。ここからの日の出の眺めは強く印象に残る美しさです。
どの部屋にもバルコニーが付いていますね。
一番下の階の青いテーブルが見えるのが私たちの部屋です。

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朝食用のテラスです。ハイシーズンにはリストランテにもなります。
朝食はいわゆるイタリアンスタイルで簡素ですが、
バールの朝食だと思えば、申し分ないメニューです。

ハネムーンなどでアマルフィを訪れるなら、
サンタ・カテリーナやルナ・コンヴェントもオススメです。
でも、街から歩いて帰れないサンタ・カテリーナや、バス通りに面しているルナ・コンヴェントより、
リモンチェッロで酔っているときでも、
夜風に吹かれながらブラブラと歩いて帰ることのできるこのホテルもなかなかだと思いますよ。

ホテルのホームページはこちら
http://www.labussolahotel.it/

Hotels.com【海外・国内ホテル予約サイト ホテルズドットコム】

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ふたたびアマルフィに上陸

2010年11月27日 | アマルフィ

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アマルフィの町が近づくにつれて、船の2階デッキでは写真を撮る人の数が増えてきました。
太陽は少しずつ西に傾いて、まもなく日没になろうとしています。

西日が町の東側や背後の岩肌を照らしています。
ちょうど日が当たっているあたりに“月の修道院”があります。
今はホテルとして使われているこの修道院からは、きっときれいな夕日が見えるのでしょう。

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船は少しずつ左に舵を取り、桟橋へと近づいて行きます。
桟橋は小さく、地中海を支配した海洋国家の面影はありません。

それでもやはり街並みは堂々としています。
街の中央にはドゥオーモの鐘楼がひときわ目立って見え、
左端の山腹にはサン・ビアジオ教会が街を見下ろすように建っています。
海沿いに青く見えるのはバスターミナルに泊まっているSITA社のプルマンです。

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さあ、いよいよ接岸です。皆そわそわしはじめました。

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ついに船はアマルフィに到着しました。多くの人が降りると同時に、
今度はサレルノへ向かう人たちが乗り込んで行きます。

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この小屋が船のチケット売り場です。
カプリ・イスキア・ソレントなどの文字がガラスに書かれています。
夕暮れ時で、ほとんどの船の運航が終了しているためか、人影はまばらです。

さあ、いよいよアマルフィの街を歩いてみましょう。

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アマルフィ海岸クルーズ(2)

2010年11月24日 | アマルフィ

プライアーノの町沿いを過ぎると、船はフローレにさしかかります。

この一帯は断崖絶壁が続き、
海からのアプローチはほとんど不可能に近いように思われますが、
“フィヨルドの入り江”と呼ばれる、まるで箱庭のように小さな浜が1ヶ所だけあります。
そこだけ時間が止まっているかのような静けさにつつまれた別世界です。


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フローレの次に見えてくるのが、コンカ岬と“エメラルドの洞窟”の入り口です。

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“エメラルドの洞窟”は、カプリ島の“青の洞窟”ほど有名ではありませんが、
ディズニーランドのスタッフのようなガイドの演出もあって、ユルイ感じで楽しめる場所です。
上の写真中央やや左下に見える小さな箱のような建物が、
洞窟の入り口へと下るエレベーター乗り場です。
その下には、歩いて下りたい人のための階段も見えています。

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船の進む方向に目を向けると、コンカ岬とその上に立つコンカの塔が見えます。
岬の尾根に沿って広がっているのが、コンカ・デイ・マリーニ(Conca dei Marini)の街並みです。

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コンカ岬を回りこんだアマルフィ側からは、
コンカ・デイ・マリーニの町の全景を眺めることができます。

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やがて、アマルフィの街の姿が目に飛び込んできます。
アマルフィ海岸クルーズも、あとわずかです。


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1000マイクロピース アマルフィの休日 (26cmx38cm)
たまにはこんなジグソーパズルでも。
ビバリー

 

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アマルフィ海岸クルーズ(1)

2010年11月21日 | アマルフィ

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船でポジターノを後にした私たちは、アマルフィへと向かいます。
途中、船上からアマルフィ海岸の小さな町を眺めながらの30分あまりの旅です。

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ポジターノを出発してすぐに目に飛び込んでくるのが、プライアーノの町の眺めです。
プライアーノは、正確にはヴェッティカ(Vettica)とプライアーノ(Praiano)の
2つの地区から成り立っています。
岬をはさんでポジターノ側がヴェッティカ地区、アマルフィ側がプライアーノ地区で、
それぞれの地区に教区教会があります。

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ヴェッティカ地区のサン・ジェンナーロ教会です。
小さいけれど、変わったデザインの鐘楼と、
マヨルカ焼のタイルで装飾されたクーポラを持っています。

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岬の近くから見たヴェッティカ地区です。教会がひときわ目立っています。

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船が岬を回りこむと、今度はプライアーノ地区が一望できます。
他のアマルフィ海岸の町とは異なり、牧畜や農業が主に営まれてきたこの地区では、
住宅があまり密集していません。

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プライアーノの地区教会は、サン・ルーカ教会です。
シンプルなデザインがサン・ジェンナーロ教会と対照的です。

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町の東のはずれには、プライアの浜(Marina di Praia)と呼ばれるネコの額ほどの海水浴場があります。
小さいながらも入り江の端の岬に塔が立っているのは、ポジターノやアマルフィと同じです。


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船でポジターノからアマルフィへ

2010年11月18日 | アマルフィ

アマルフィからポジターノへはバスを利用した私たちですが、
帰りは船を利用することにしました。アマルフィ海岸クルーズを楽しもうというわけです。

 
ポジターノの船の切符売り場は、一見するとディズニーランドのポップコーン売り場のようです。

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船着場です。これはカプリ島行きの船です。
こんな小さな船でポジターノからカプリまでなんて、
海が荒れているときは思いっきり船酔いしそうですよね。

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アマルフィ経由サレルノ行きの船がやってきました。

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この日は晴天。お目当ては2階の展望席です。
船の向こうには、遠くガッリ諸島(IL Galli)の姿を望むことができます。
ガッリ諸島はポジターノからモーターボートで15分、セイレーン伝説で知られている島々です。
セイレーンなのに島の名前は“雄鶏たち”なんですね。

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サンタ・マリア・アッスンタ教会のクーポラともいよいよお別れです。

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船の上からポジターノの街に別れを告げます。
日差しが少しずつ西に傾き、街の東斜面に陽があたっています。

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さあ、ここからはしばらくのあいだ、アマルフィ海岸クルーズを楽しみましょう・・・。

ソニーストアソニーストア

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トララ通り(Via Trara Genoino)を歩く

2010年11月15日 | ポジターノ

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パジテア通りにあるアルベルゴ・モンテマーレ(そのまま訳すと海山旅館!)の脇から市街へと下る、
細い階段があります。これがトララ通り(
Via Trara Genoino)です。

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両側を建物に挟まれて、狭い階段が続いています。
なぜこんな狭い階段に名前がついて、ガイドブックにも載るほど有名なのかというと…。

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海側の立ち並ぶ建物が途切れたところからは、こんな眺望が広がっているからなんです。
右下にサンタ・マリア・アッスンタ教会のファサードとクーポラが見えるのがわかるでしょうか。

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教会をズームアップしてみました。

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遠くブライアーノ(ヴェッティカ)まで見わたすことができます。

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通りの途中で子猫を見かけました。
この通り(階段?)を下っていけば、ポジターノの浜辺まではあっという間です。

 
猫のように自由  ~Libero come un gatto イタリア猫物語 (角川文庫) 猫のように自由 ~Libero come un gatto イタリア猫物語 (角川文庫)
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ポジターノだけでなく、イタリアの町は、どこに行ってもたくさんの猫たちと出会うことができます。イタリアでは、古代ローマのころから猫を大切にしてきたんですね。

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サンタ・カテリーナ教会(Chiesa di Santa Caterina)へと下る

2010年11月12日 | ポジターノ

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ヌオヴァ教会からの帰りは、急な階段の下り。建物の下をくぐったりして歩きます。
行きとはうって変わってあっという間にポジターノの街が近づいてきます。


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パジテア通りまで一気に下ると、狭い急な階段を下ってつづら折をショートカット。
再びパジテア通りに出て、左に少し歩くと、そこにサンタ・カテリーナ教会があります。

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ヌオヴァ教会同様に、ふだんは内部を見学することはできませんが、
すっきりとしたファサードと鐘楼が印象的な教会です。

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教会の脇に椰子の木。南イタリアらしい風景ですね。

さて、ここからは、トララ通りを歩いて下り、ポジターノの風景を楽しみながら、街中まで戻ることにしましょう。

VELTRA
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ヌオヴァ教会(Chiesa Nuova)

2010年11月09日 | ポジターノ

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これがヌオヴァ教会、ポジターノで一番高いところにある教会です。
しかし、やっとの思いで訪れたわりには、なんと言うことはないただの円柱に見えなくもありませんね。
内部を見ることもできず、なんとなくもやもや感が残ります。

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全体を見渡してみようと、少し高いところに登って眺めてみると、円形のドームがよく見えます。
こうしてみると、“Nuova”というだけあって、なかなか斬新なデザインです。
少し気を取り直して、教会を眺めながらサン・ベネデットを一気に飲むと、南イタリアにいる実感がわいてきます。

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教会の近くは、下界の喧騒とは無縁の静かな住宅地です。
どことなくアラブ風の装飾がほどこされているように見えるのは気のせいでしょうか。
意識して見ると、ヌオヴァ教会もどことなくそんな風に見えるから不思議です。

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もともとアマルフィ海岸は、イスラム文化の影響を強く受けている土地です。そこがまた、この地域一帯をよりいっそう魅力的にしているのかもしれませんね。

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“ポジターノのてっぺん”ヌオヴァ教会(Chiesa Nuova)に登る

2010年11月06日 | ポジターノ

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フォルニッロの急坂を登り始めた私たちは、この際だからポジターノの街の一番高いところまで登ってみよう、
と考えました。ポジターノの海岸から見えたヌオヴァ教会が気になっていたこともあります。

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しかし、登り始めた私たちは、このアイディアがとんでもない間違いだったことにすぐ気がつきました。
細い階段をひたすらに登るだけで、まるで山登りです。

背中はすぐに汗でびっしょりになり、ただ無言で足を運ぶだけの自分に、ここはリゾートじゃなかったっけ?
と思わず自問自答してしまいます。

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ときおり目に飛び込んでくる、色あざやかな花々に、ほんの一瞬心がなごみます。

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そしてついに?とりあえずパジテア通り(Via Pasitea)までやってきました。
フォルニッロ地区を登りきったというわけです。
聖人(ごめんなさい、誰なのか忘れてしまいました)も両手を広げて私たちを祝福してくださっています…?

102805_5 しばらくパジテア通りに沿って
ゆるやかな上り坂を歩いたあとは、
再び細い急な階段を登ります。

後を振り返ってみるとこんな感じです。
ポジターノの海がはるか下のほうに見えます。
よくまぁここまで登ってきたものです。

ここまでくれば、ヌオヴァ教会はあとわずか、
のはずなんですが…
いつになったらたどりつけるんでしょうか?

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フォルニッロの浜(Spiaggia del Fornillo)

2010年11月03日 | ポジターノ

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ポジターノの浜辺からアメリカ通りを歩くと、フォルニッロと呼ばれる地区に着きます。
ここには、ポジターノから歩いて10分とは思えないほど静かな海岸がひらけています。
これが「フォルニッロの浜」です。

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海岸の目の前には一軒のホテルがあり、まるでこのホテルのプライベートビーチのようなおもむきです。
西のはずれには“フォルニッロの塔”が浜辺を見守るようにひっそりと立っています。

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急勾配の土地に張り付くように家が立ち並ぶフォルニッロの集落まで登ると、眼下にこんな風景が広がります。

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はるか高いところからでも、水が透き通っていることが見て取れます。
こんなところで一ヶ月ものんびりできたら、どんなに気持ちいいでしょう…。

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フォルニッロ地区の全景です。上のほうに見えるのは、サンタ・マルゲリータ教会です。


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ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

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