i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

グラン・バラディーソの朝

2013年07月04日 | コーニェ

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いよいよコーニェともお別れの日がやってきました。まもなく夜が明けます。
トリノのあたりは、もう朝日が登っている頃ですが、谷間にあるコーニェでは、まず空だけが明るくなっていきます。

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グラン・パラディーソの山々も、朝日を受けて、東側の斜面がほんのりピンク色に染まりはじめました。

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そして、見る見るうちに金色に輝きだします。

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雲ひとつないいい天気になりました。
最後の最後になって、ようやく顔を見せてくれたグラン・パラディーソの山々に感謝。

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コーニェの食事(3)

2013年07月01日 | コーニェ

La Brasserie du Bon Bec

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コーニェの街のほぼ中心に、地元の家庭料理を味わうことができるブラッセリーがあります。
Hotel Bellevue が経営するこのお店は、Pierradeと呼ばれる肉や野菜の石焼を食べることができます。

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店内はどことなく民家風です。山小屋風といったほうがしっくりくるのかも。
とにかく、素朴な雰囲気が演出されています。

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アンティパストは「Bon Bec風エスカルゴ」とでも訳せばいいでしょうか。イタリア語では「Lumache」ですね。

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そしてこれがPierradeです。「なんだ焼肉かぁ」なんていわないでください。
後ろに見えるホットプレートのようなもので肉や野菜を焼くのですが、焼面にはこの地方特産の石が使われています。
そして、小さな器に入っている7種類のディップソースをお好みでつけていただきます。

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こうして写真にすると、どうしてもただの「焼肉」になっちゃうんですが…。
ちなみにディップはパセリ味、ホースラディッシュ味、にんにく味、チーズ味などです。
ちなみにパセリ味(Prezzemolo)が肉類なら何にでもあう感じでした。

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サントルソ教会(Chiesa di S.Orso)

2013年06月28日 | コーニェ

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コーニェで最も大きな教会は、川のほとりにありました。

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ファサードはシンプルで、フレスコ画が描かれています。
外観を見るかぎり、鐘楼以外は再建されたか、大きく修復されているようです。

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内部は、シンプルな外観からは想像もつかないような豪華な作りです。やはり比較的新しい感じがします。
ファサードに窓がないのですが、後陣の窓が大きくとられているので、明るい印象を受けます。

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主祭壇には、おそらくあまり手を加えていないのでしょう。
ここだけが、新くなる教会の中で変わらず大切に守られてきたのかもしれませんね。

VELTRA

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コーニェの村を散歩する(2)

2013年06月25日 | コーニェ

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ホテルへと戻る途中の道でこんな木を見つけました。きれいな赤い実をたくさんつけています。

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ピラカンサス?でも葉の形やつき方がちょっと違うような・・・。南天はこんな大木にならないし・・・。

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通りかかったネコに聞いてみましたが、そんなこと知らないそうです。

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教会の鐘楼が見えています。新しい建物も、屋根はやっぱり「うろこ石」です。

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ホテルのそばには、道沿いにハマナスの花が咲いていました。
ローマやナポリのような大都会もきらいじゃないけど、こういう風景に出あうと心がなごみます。

花くらす*野菜くらす

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コーニェの村を散歩する(1)

2013年06月22日 | コーニェ

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Passeggiataにはちょっと早い時間ですが、食事の後、私たちはコーニェの村をぶらぶらと歩いてまわりました。
ここはコーニェの中心近く、数少ないおみやげもの屋さんなどが並んでいます。

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そのあとは古い家並みがつづく地区へ。

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昔ながらの洗濯場&水くみ場もありました。ここのは屋根がないんですね。

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いかにもヴァッレダォスタらしい木の家に真っ赤なゼラニウム。
イタリアって、北から南までどこへ行ってもゼラニウムがきれいに咲いていますよね。

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こんな風にたくさんの花が飾られている家も少なくありません。でも冬はどうしてるんだろう・・・。

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屋根もこの地方独特のスタイルです。屋根瓦が魚のうろこみたいですね。

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コーニェの食事(2)

2013年06月19日 | コーニェ

La Cave de Cogne(ラ・カーベ・デ・コーニェ)

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コーニェの街のほぼ中心、郵便局のすぐ向かいにあるエノーテカ?です。
エノーテカ?と書いたのは、ここではワインやお惣菜も買うことができて、ちゃんとした食事もできるからです。

そして、ここは日本人のJUN NAKAJIMA さんのお店(正確にはJUNさんの奥さんの実家)なのです。

午前中のトレッキング?(というのはちょっと大げさ)から帰ってきた私たちは、
どこかで昼食にしようとコーニェの街中をふらふらと歩いていました。
そこに「日本人の方ですか」と日本語で声をかけてくる人がいます。その人がJUNさんだったというわけです。

これも何かのめぐりあわせかなと思った私たちは、ここで昼食をいただくことにしました。


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内装はシックですが、ちょっと今っぽさもあります。テーブルの黒い部分にはヴァッレダォスタの石が使われています。

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JUNさんはワインの特徴や、どんな料理に合うのかを詳しく説明してくれます。
結局、地元の赤ワインをグラスで2種類いただくことにしました。


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料理もワインに合わせてもらいました。もうほとんどおまかせ状態です。
プリモはトマトソースのラヴィオリ。オーソドックスな、飽きのこない味です。


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セコンドはチキンのグリル。ワインとの相性ピッタリです。付け合わせの野菜たちもちょうどいい感じです。
それと、シェフが1つ1つの料理を解説してくれるのは、なんだかちょっとリッチな気分です。

13061006_2JUNさんと奥さんの写真を撮らせてもらいました。
2人はJUNさんがコックの修行をしていたころに知り合ったそうです。結婚して、コーニェに住むのは2人にとって、
きっと勇気のいることだったでしょうね。

彼はイタリア語のほかにフランス語も話せて、
コーニェの多くの人たちと知り合いです。
誰に聞いても「彼はいいやつだよ」という返事が返ってきます。
ぜひ、たくさんの人におすすめしたいお店です。

お店のホームページはこちら

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コーニェのパノラマ

2013年06月16日 | コーニェ

最後に二コラが連れて行ってくれたのは、コーニェの村を一望できる山の中腹です。

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コーニェの家々と牧草地、そしてグランパラディーソが一望できます。(今は雲に覆われていますが・・・)

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ホテルや別荘が立ち並ぶ村の西側とは対照的に、村の東側には昔ながらの古い街並みが残っています。
牧草地と集落をへだてている道から、牧草地のほうにはみ出している建物が、私たちが泊まったホテルBellevueです。

グランパラディーソの半日ガイドは、私たちの想像していたものとは少し違っていましたが、
十分に楽しむことができました。
自分たちだけで歩いていたのでは気づかなかったところ、行けなかったところへ案内してくれた二コラに感謝。
(二コラはたぶん読めないだろうけど…)

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さらに上流へ(Castate di Lillaz)

2013年06月13日 | コーニェ

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ずいぶん高いところまでやってきました。下のほうに駐車場から続く道が見えています。

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滝の上までやってきました。ここからあの大きな滝が流れ落ちています。

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滝の真上にかかる橋までやってきました。上流を見上げると、まだ上のほうにも滝が続いています。

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下を見下ろすと、滝は何段にもなっていて、滝つぼのところまで見ることはできませんが、
それでも吸い込まれてしまいそうです。

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しばらく滝の流れるようすを眺めたあと、さらに道に沿って進むと、見晴らしのいい高台に出ました。
まだ雲が広がっていますが、青い空が顔をのぞかせています。晴れていたらどんなにいい眺めなんでしょうか。

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水の流れ落ちる音に後ろをふりかえると、またまた滝が・・・。

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これが一番上流にある滝です。ここまでやってくる人は、なかなかいないようです。
でも、下の大きな滝を見ただけで帰ってしまうのは、もったいないですよ。

写真素材のピクスタ

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リラッツの滝(Cascate di Lillaz)へ

2013年06月10日 | コーニェ

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ふたたび二コラの車に乗り込んだ私たちの目に飛び込んできたのは、虹です。
コーニェの牧草地にかかる虹。なんかちょっと幸せな気持ちになりました。

ところで、この後はどこへ行くんでしょう。
二コラにたずねると、「滝を見に行くよ。ぜひ見せたい場所なんだ。」とのこと。


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コーニェから車で10分はかからなかったでしょうか、着いたところは「Lillaz」という場所です。
いったいどんなところなんでしょうか。


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車を降りて、しばらく歩くと、小さな滝のようなものが見えてきました。

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見せたいものって、これ?まあこれはこれで日本庭園風で趣がありますけど。
と思っていると、二コラはどんどん坂道を登っていきます。


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その先には、こんな滝が待っていたのです。これが大滝(Castata grage)です。
なかなかの迫力なんですが、これだけだと、いまいちスケール感が伝わりにくいかもしれませんね。


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というわけで、これならどうでしょう。なかなかいい景色でしょう?
私たちは、今から滝の上にかかる橋まで歩いて行こうとしているところです。
実はこの滝、まだまだ先があるんですよ…。(大滝だけ見て帰っちゃう人、多いみたいです。)

VELTRA

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グラン・パラディーソ(Gran Paradiso)国立公園を歩く(4)

2013年06月07日 | コーニェ

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遊歩道に沿ってさらに歩いていくと、こんな看板が。

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こんなところに、チーズやバターを作っている農家があるんですね。

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この橋までで、私たちの散策はおしまい。あいかわらず、グラン・パラディーソは姿を見せてくれません。

帰りは、川の反対側を通って戻ります。

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こんな大きな石が、ごろんと転がっています。川の水で流されてきたとは思えないので、山から落ちてきたのでしょう。

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落石を利用して建てられたこんな家もありました。
家があるところに石が落ちてきたんじゃなくって、石があったところに家を建ててあるんです。

これで散策はおしまい。マーモットには出会えなかったけど、カモシカやリスも見たし、
グランバラディーソが間近に見える場所まで行ったし…と思っていると、二コラは「次に行こう」と言っています。

次って、どこへ?

 

日比谷花壇

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グラン・パラディーソ(Gran Paradiso)国立公園を歩く(3)

2013年06月04日 | コーニェ

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雨が上がると、山々もその姿をあらわしはじめました。でも、グラン・バラディーソはまだ霧の中です。

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小さな花にも、たくさんの雨露がついています。

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道はところどころ林の中をぬうようにして続いています。

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木々のあいだから、うっすらと雪化粧をした山が見えてきました。

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雨のあとだからでしょうか、あちらこちらに小さな滝を見ることができます。

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グラン・パラディーソ(Gran Paradiso)国立公園を歩く(2)

2013年06月01日 | コーニェ

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国立公園のエリアまでは、コーニェの中心から車で5分ほどです。
敷地内は車の乗り入れが制限されているので、ゆっくりと散策を楽しむことができます。

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入り口近くには植物園もあります。春から夏にかけてはさまざまな花を見ることができるのですが、
今日はシーズンオフなのと雨なのとで、外から眺めるだけです。

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しばらくすると、カモシカが私たちをお出迎えです。
ここではリスやマーモットも見ることができるのですが、残念ながらマーモットは冬眠中だとのこと。
「冬眠」というより、一年のうち半分を寝て暮らすのだそうです。ちょっとうらやましいかも。

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イタリアでは、カモシカのことを「
camoscio(カモッシォ)」と呼ぶそうです。
たくさんいる(複数形になる)と「カモッシ」なので、日本語とにていますね。

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雨も少しずつ上がってきました。キャンセルしないでよかった・・・。

ソニーストア

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グラン・パラディーソ(Gran Paradiso)国立公園を歩く(1)

2013年05月29日 | コーニェ

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今日はグランパラディーソ国立公園を散策・・・のはずが、朝から雨。

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グランパラディーソという山は、日本ではそれほど知られていませんが、
この一帯は、イタリアではじめて国立公園になったところです。

公認のガイド同伴でなければ、立ち入ることのできないところもあります。

私たちもガイドをお願いしていたのですが、この天気です。
そしてホテルの部屋の居心地は最高とあって、
天気が良くなるまで、部屋でのんびりしていようかな?とも思っていました。
ホテルのフロントで相談してみると「ガイドの人と直接相談してみたら」との返事です。

それからすぐに、今日私たちを案内してくれるガイドの二コラがやってきました。

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おそるおそる、「今日はこんな天気だし、どうしようか迷ってる・・・」と切り出すと、
彼は一言、

「Andiamo!(行こう!)」

こうして私たちの一日がはじまったのでした。


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コーニェ(Cogne)の食事(1)

2013年05月26日 | コーニェ

Le Petit Restaurant (Hotel Bellevue内)

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コーニェでの夕食は、ホテルのリストランテです。

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アンティパストはうまく言い表せませんが、とてもおいしかったことだけはよく覚えています。

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プリミが2皿。1皿めは「キノコのリゾット」。具だくさんで風味も豊かでした。

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もう一皿は「プチトマトと小エビのニョッキ」。ニョッキがちょっと変わっています。

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最後は「牛フィレ肉のステーキ」特に変わったメニューではありませんが、
こういうものをしばらく食べていなかったこともあって、とてもおいしくいただけました。

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雨の日は部屋でのんびり…

2013年05月23日 | コーニェ

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わたしたちがCogneに到着した日は、ヴァッレ・ダオスタの谷という谷すべてに雨が降っていました。
せっかくの快適なホテルです。こんな日には部屋でのんびりするのも悪くないかも。

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部屋には、雨の日にぴったりの落ち着いたBGMがCDプレーヤーから流れています。

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グラスワインと簡単なおつまみをいただきながら、雑誌をながめて過ごす午後は、ちょっとぜいたくな気分です。
オリーブがとてもおいしくて、幸せなひとときでした。

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