i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

Pieve di Corsignano(コルシニャーノの教区教会)

2015年03月07日 | ピエンツァ


ピエンツァがまだコルシニャーノと呼ばれていたころの教区教会跡です。
今も教会として使われているようですが、ピエンツァの城壁の外にひっそりとたたずむように立っています。


様式は、ロマネスクか、あるいはそれよりもっと前のものでしょうか。
バシリカ様式というには、あまりに素朴な外観です。そして八角形の大きな鐘楼。


入り口扉上のアーチの部分の装飾もプリミティブな印象を受けます。


内部は身廊と側廊に分けられていますが、礼拝堂や後陣(アプシス)はありません。
また、内部をフレスコ画などで装飾した形跡もなさそうです。


主祭壇には、キリストの磔刑像が置かれていました。
この素朴さの中に、ピエンツァが今の姿になる前の面影がしのばれるような場所です。


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