i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サンマリノ第三の砦・Torre Montale

2009年08月29日 | サンマリノ

062701 Torre Montaleは、
 木々におおわれた切り立った崖の上に、
 ぽつんと立っています。
 他の2つの塔に比べると、
 大きさも小さく、
 構造も単純に見えます。



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Torre CestaからTorre Montaleへと続く小道


062703
こんな小さな花が咲いていました。シクラメンの原種だそうです。

062704
やっと案内板のところまでたどり着きました・・・。

062705 このシンプルな塔が
 Torre Montaleです。


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サンマリノ第二の砦・Torre Cesta

2009年08月26日 | サンマリノ

062401_2 Rocca Guaitaから
 城壁の上の細い道を南に歩いていくと、
 第二の砦Torre Cestaにたどり着くことができます。

 Rocca Guaitaから眺めるTorre Cestaは
 いかにも難攻不落といった風です。
 ただ、よくわからないのは、塔の東側は断崖絶壁で、
 敵が攻めてくることは到底考えられません。
 この砦はどんなときに役立つんでしょうか??

 その謎を少しだけ解いてくれるのが、
 この砦に併設されている中世武器博物館です。
 ここから大砲などで坂の下から攻めてくる敵を
 ねらったのでしょうか。





062402 
建物の入り口に2つ並んだ看板が立っています。

062403 
城砦の中には小さな礼拝堂もあります。

062404 
武器庫にずらりと並んだ大砲たち

062405 
ここでも塔の内部を見学でき、塔の上に出ることもできます。
 狭く急な階段を上って、塔の上に出てみると…。
 ものすごい数の羽アリが足元に!
 まるでインディ・ジョーンズの映画の一シーンのようです。

 しかしよく見ると、半分以上は死骸らしく、
 外回廊は羽アリのじゅうたん状態です。
 おそらく夜のライトアップの灯りに集まってきた
 羽アリたちなのでしょう。


 当時の兵隊たちはきっとこんな風に
 羽アリに悩まされてはいないだろう、と思いながら、
 それでも第二の砦をすみずみまで見てまわった私たちでした。

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サンマリノ第一の砦・Rocca Guaita

2009年08月23日 | サンマリノ


要塞都市として発達したサンマリノには、城壁に沿って3つの要塞があり、
北からそれぞれRocca Guaita(第一の砦)、Rocca Cesta(第二の砦)、Torre Montale(第三の砦)と
呼ばれています。

その中で最も旧市街の中心に近く、規模も大きいのがRocca Guaitaです。

062102 
13世紀に建設されたこの要塞の東側は断崖絶壁で、要塞が難攻不落だったことをうかがわせます。
武器置き場は今では芝生が敷き詰められているため、どこかのどかな雰囲気ですが、
おそらく当時はたくさんの兵隊がここに交代で詰めていたのでしょう。

062107 見張り塔は自然の岩を利用してつくられており、
 リミニ、チェゼーナ、サン・レオと、
 270度を見渡すことができます。
 中に入ることもできますが、天井は低く階段は狭くて急で、
 いかにも要塞といった風の建物です。

 塔の上部にある外回廊も歩いて一周することができますが、
 狭間と狭間の間の手すりの高さが低く、
 つまずいたら隙間から落ちてしまうのでは?
 とさえ思いました。

 また、3つの要塞の中でここだけが
 いわゆるギベリン狭間です。
 そのあたりのいきさつはよく知りませんが、
 ちょっと不思議な感じです。

062109 
塔の内部

062108 
外回廊(ギベリン狭間のツバメの尾の形がはっきりわかります)

062105
塔からの眺めは抜群です。

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サンマリノの食事

2009年08月20日 | サンマリノ

La Capanna(ラ・カパンナ)

サンマリノはグルメな国でもあります。
チェントロを歩けばおいしそうなトラットリアやリストランテが目白押し。
それなのに私たちが選んだのは…。

眺望はピカイチだけど、いわゆる観光地の安食堂。
安っぽいPizzaやPiadinaの立て看板のメニューが目立ちます。
それでも、歩き疲れていた私たちは、Piadina Salsicciaの文字につられてふらふらとテーブルに。
他にもっとおいしいPiadinaを出す店ならいくらでもあったろうに・・・。

061801
軽い食事で済ませたかった私たちがオーダーしたのは、ピアディーナとラザニアの2品のみ。
それともちろんテーブルワインは頼んでいます。


061802
ピアディーナとは、クレープ風の生地にサルシッチャなどをタコス風にはさんだ食べ物で、
ラヴェンナあたりからサン・レオあたりまでの郷土料理です。味はまあふつうです。
別の高級店に行ったら、まったく違う印象だったかもしれませんが。

ただし、初めに書いたように、眺望ならこの店は超一流。
万が一サンマリノでここに立ち寄ることがあったら、絶対に一番崖に近い場所の席に座りましょう。


061803 
オススメのテーブル。アドリア海まで見渡すことができます。

ドミノ・ピザ【PC向けサイト】

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サンマリノの執政官就任式(2)

2009年08月17日 | サンマリノ

061501_2 就任式が行われるプッブリコ宮殿の前には、
 ずらりと民兵隊が並んでいます。
 ふだんは中の見学もできる宮殿も、
 この日ばかりは部外者立ち入り禁止です。

 本当は執政官が宮殿に入場するところを
 写真に撮りたかったのですが、
 ものすごい人で、右の写真を撮った場所にも
 やっとの思いでたどり着きました。

 宮殿二階中央の窓が開いているのは、
 就任の署名を終えた新執政官が、
 バルコニーからあいさつをするためです。
 (といっても、少し姿を見せただけでしたが…)

061502 
署名を終えた執政官が出てきました。次はバシリカへ向かいます。

061503 
バシリカ(サン・マリーノ聖堂)です。この中で執政官が誓いを立てます。

061504_3 
バシリカの内部です。一番前に執政官がいるはずなのですが、様子はよくわかりません…。

061505 
式が終わったあとは、憲兵も衛兵もひと休みです。

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サンマリノの執政官就任式(1)

2009年08月14日 | サンマリノ

私たちがサンマリノを訪れたのは、ちょうど半年に一度の執政官就任式の日でした。
一年に2回しかないこの行事、みすみす見逃す手はありません。


式はプッブリコ宮殿とバシリカ・デル・サントで行われます。
見どころのひとつは、新しい執政官がプッブリコ宮殿へ入場する際に行われる行進です。

061201 
出番を待つ楽隊員たち

061202_2
楽隊を先頭に、民兵隊などが次々とリベルタ広場へ向かって街中を行進し、最後に執政官がやってきます。

061203 
民兵隊です。手にサーベルを持っています。

061204 
リベルタ広場に整列して執政官を迎えます。

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リベルタ広場とプッブリコ宮殿

2009年08月11日 | サンマリノ

060903
サン・フランチェスコ門からジグザグに道を上って、街の中心リベルタ広場までやってきました。

南北に細長いこの広場の中央には、“自由の像”が立っています。
この国が世界で最も長く自治と中立を守ってきた象徴なのでしょう。

北側には、プッブリコ宮殿があり、今でも執政官(国家元首)の政庁舎として利用されています。
執政官は2名選出され、任期はなんとたった半年。
人口3万弱の国で、1年に4人の執政官が誕生するわけです。
執政官のなり手がいなくなったりしないんでしょうか。

ちなみに、ふだんは宮殿の内部を見学することができるのですが、
この日はある理由で、見学不可となっていました…。

060902
宮殿と向かい合わせに建っているのが、評議委員会の建物です。
執政官は評議委員会によって任命されます。
小さな国ですが、このような制度が長い期間にわたって権力の集中を防いできたのでしょう。

060904
広場の西側は絶壁になっていて、サン・レオ方面の大パノラマを望むことができます。
このあたりには、サンマリノと同じような山岳都市をいくつも見ることができます。

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サンマリノの旧市街へ

2009年08月08日 | サンマリノ

060601  堅固なサン・フランチェスコ門をくぐると、
 そこはいよいよサンマリノの旧市街です。
 街は急な斜面に作られているため、坂道だらけです。
 全体的な雰囲気は、どこかアッシジに似た印象を受けます。

 まずは、サンマリノの中心、
 リベルタ広場をめざしましょう。


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060602  門を抜けた後、すぐに目の前に現れるのが、
  サン・フランチェスコ教会です。
  本当に素朴な作りの教会で、
  旧市街の中でも古い建物だそうです。
  現在は小さな美術館になっているので、
  時間のある人は少しのぞいてみるのもいいでしょう。

  サン・フランチェスコ教会の前を、
  左斜め上に上っていく道が、
  旧市街のメインストリートです。
  道の両側に並ぶさまざまなお店を眺めながら、
  小さな広場に出るたびに、
  今度は右、次は左とジグザグに坂道を上っていきます。


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060603 

 
  途中にはおいしそうなトラットリアや、
 サンマリノで最も格式の高いホテル
 「Titano」もあります。

 私たちの前にも、後にも、
 ヨーロッパ圏から来たと思われる団体客が、
 ぞろぞろと坂道を上っていきます。
 街中には、さまざまな言葉で書かれた看板を
 見ることができます。
 特に目立っていたのは意外にもロシア語です。
 ロシアからも多くの観光客がやってくるのでしょうか?





060605_2 やがて、時計台のてっぺんに
 サンマリノの国旗がはためく建物が視界に入ってきます。
 この建物がプッブリコ宮殿で、
 現在も政庁舎として利用されています。

 そして、この宮殿に面した広場こそが、
 めざすリベルタ広場です。
 今日は、私たち以外の人たちもみな一様に
 リベルタ広場をめざして歩いているようです。
 その理由は…。


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世界でもっとも古い共和国、サンマリノ

2009年08月05日 | サンマリノ

060302 
サンマリノは、共和制をとる国家としては、世界で最も長い歴史を誇っています。
その始まりをいつとするのかは諸説あるようですが、
ツーリストインフォメーションでもらったパンフによれば、1253年とする説が一般的なようです。

もちろん、サンマリノが世界で最初の共和国というわけではありません。
イタリアの中で唯一今も独立を保っている都市国家、というのが正確な言い方でしょう。
これだけ長い間独立を保ってきたのは、もちろん地理的条件もあるでしょうが、
中立を守り続け、領土の拡大や他国への侵略を行わなかったことが最大の理由でしょう。
できることなら見習いたいものですね。

060301 
 面白いのは、裁判官は外国人に
 委任されていることです。
 小さな国で、人口も少ないので
 裁判官が中立を保つのが難しそうですし、
 できることなら身内で裁いたり裁かれたり
 したくないのかもしれませんね。

 警察や軍隊もあり、
 制服はどれもセンスがよく、
 いっしょに写真を撮っている人たちを
 よく見かけました。
 
 そういう私たちも、
 しっかりといっしょに写真を
 撮ってもらいました。


  


      
060303_3
バイクのナンバープレートもしっかりサンマリノです。

ソニーストアソニーストア

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リミニからサンマリノへ

2009年08月02日 | サンマリノ

053101
世界で5番目に小さな国、サンマリノ共和国へはリミニからバスで40分ほど、
1日に何本ものバスが出ています。
FSリミニ駅を出た左手、駅前ロータリーの一角に切符売り場があり、
バス乗り場はちょうど駅と道をへだてた向かい側です。

この日はちょうど半年に一度の執政就任式の日だったこともあり、
バス停には多くの観光客がすでにバスを待っていました。

053102 

ほぼ定刻にやってきたバスにわらわらと乗り込むと、さっそくサンマリノへ出発です。
初めは平坦な道を走っていたバスが少しずつ坂道にさしかかる頃、
バスはイタリアとサンマリノの国境を通過します。
写真を撮りたかったのですが、ほとんど何の手続きもないので、
写真を撮るタイミングを逃してしまいました。

共和国内に入ると、バスは急な坂道をくねくねと登りはじめます。
とちゅうFuniviaの駅らしいものがありますが、誰も乗り換えようとはしません。

053103 
旧市街は、はるか山の上・・・(Roccaの一部がわずかに見えます)

登りはじめてから15分くらいでしょうか。
バスはいつの間にか旧市街の一番低いところにある駐車場へ到着します。
ここから階段(またはエレベーター)を上ると、いよいよ旧市街の入り口です。

053104 
この階段を上っていきます。
上り終わったら左手にしばらく進むと、かっこいい守衛さんがお出迎えしてくれます。


VELTRA

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