i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

エリチェのホテル

2008年05月10日 | エリチェとセジェスタ

Torri Pepoli(トッリ・ぺポリ)

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エリチェで一番見晴しのよい場所、パリオ公園のすぐそばに立つぺポリ城。
トッリ・ペポリは、このぺポリ城をまるごと改装して造られたホテルです。
日本の雑誌などでも取り上げられていますから、ご存じの方も多いかもしれませんね。

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ホテルに到着したときには、中世そのままの雰囲気とゴージャス感に少し圧倒されそうになりましたが、
部屋に着くと…狭い!部屋の8割をベッドが占めている感じです。
部屋は塔の幅がそのまま部屋の幅なので、仕方ないといえばそれまでなのですが。

スイートはそれなりの広さがあるようなので、快適なホテルライフを過ごしたい方には、
ちょっと奮発してでもスイートを予約する事をおすすめします。


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まだホテルとして利用されるようになってから何年もたっていないので、設備は近代的です。
ただ、ややデザイン優先の感があり、
例えばバスタブの蛇口をひねる部分がキューブ状の金属になっていたりして、
背中にでも当たったら怪我をしそうです。
機能性ではいわゆるビジネスホテルのほうが上かもしれません。
まあ、気分を味わうためのホテルですから、それはそれでいいのかもしれませんが。

00250046 朝食はリストランテでとります。
このリストランテは夕食時もオープンしていますから、
ここで夕食をとるのもいいかもしれません。
値段はそれなりに高そうですが、
庶民的でないシチリア料理に出会えそうです。

部屋からの眺めは、もう最高です。
小窓から外をのぞかなければならないというデメリットはありますが、
パリオ公園の展望台から見るのとまったく同じ眺めがひとり占めできます。

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部屋の窓からだんだん夜が明けていく様子を眺めた時の感動は忘れられません。

※このホテルは2011年現在営業を終了しています。10年くらいしか続かなかったのかな?

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エリチェのレストラン

2008年05月07日 | エリチェとセジェスタ

Ristorante Ulisse (リストランテ ウリッセ)

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街のメインストリートから少しはずれた場所(おおよそ美術館の裏手の位置あたり)にある、
落ち着いていますがカジュアルな雰囲気のリストランテです。
エリチェではそれなりに有名なリストランテらしく、また席数も多いことから、
ランチタイムは団体さん御用達にもなっているようです。
私たちが出かけたのは、あたりがすっかり霧につつまれて、日も暮れようとしている午後8時頃。
お客は私たちのほかに3組いました。
カメリエーレの話によれば、その日もやはり日本人の団体さんが昼にやって来て、
1時間くらいであわただしく帰ったそうです。

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エリチェもトラーパニ同様、クスクスが名物です。
懲りない私たちは、ここでもまたまたクスクスをオーダー。
その他のメニューも、前菜の 盛り合わせを除けば、プリモはまたまたブジアータ
、セコンドはまたまたまたメカジキのグリルと、シチリアに来てからの定番メニューになってしまいました。

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で、肝心のクスクスの味はといえば…確かにおいしかったのですが、感動するほどでは…。
まあでも、食べずに後悔するよりは、食べて納得するほうがいいですよね。
その他のメニューも、もちろん及第点なのですが、なんというか驚きや感動がなかったのも事実です。
もうちょっとオーダーに変化を持たせればよかったのかも…。

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魚介のクスクス(超人気メニューらしいのですが…)

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またまた頼んでしまったブジアータ

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こちらもまたまた頼んでしまったメカジキのグリル

ただ、カメリエーレも親切ですし、はずれはなさそうなので、
お目当てのお店がいっぱいで入れなかったときなどのために押さえておくといいかもしれませんね。


お店のホームページはこちら


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帰りに立ち寄った夜のパリオ公園

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エリチェの街を歩く

2008年05月04日 | エリチェとセジェスタ

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アッシジのピンク、シエナのレンガ色、レッチェの淡いクリーム色というように、
イタリアの町には、それぞれ独特の街の色があります。

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エリチェの色は、グレーでしょうか。カラー写真よりモノクロ写真が似合いそうな、そんな街並みです。

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人通りも少なく、誰もいない通りを歩いていると、まるで時間が止まっているかのような、
そんな錯覚におちいってしまいそうです。

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しかし、街のメインストリートであるヴィットリオ・エマヌエレ大通り(大通り?)付近は
さまざまなお店が並び、日中は観光客なども多く、なかなかにぎやかです。

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中世の面影が色濃く残る街並みに色とりどりのお菓子が並ぶショーウィンドーや、
店先に置かれた陶器や絵はがきのあざやかな色合いが、落ち着いた街並みにアクセントを与えています。

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静かで、そしてちょっとしたなにげない風景が絵になる街。
予定を立てずにあてもなくぶらぶらと散策してみたくなる、何も考えずゆったりとした時間を過ごしたくなる街。
エリチェはそんな場所でした。

Hotels.com【海外・国内ホテル予約サイト ホテルズドットコム】

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イタリア時間にやられた…。

2008年05月01日 | エリチェとセジェスタ

エリチェの表玄関は、トラーパニ門です。
ロープウェイの駅もこの近くにあり、街のメインストリートであるヴィットリオ・エマヌエレ大通り
(大通りという名前ほど広い道ではありませんが…)も、この門からはじまっています。

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トラーパニ門をくぐってすぐ右手にあるのがエリチェのドゥオーモ、マトリーチェ教会です。
独特なデザインのファサードが印象的なこの教会を私たちが訪れたのは、夕方の5時半頃、
ちょうど霧が立ち込めてくる時間帯でした。

00500215 私たちが内部を見学しようとしていると、
 中から出てきたおばさんが入り口の鍵をかけながら、
 「閉めるよ。もうおしまい」と
 大声でこちらに声をかけてきます。
 私たちは「まだ6時前ですよ」と言いながら
 中を見せてくれるように頼んだのですが、
 そのおばさんは「明日、明日」と大声で叫びながら
 スタスタと行ってしまいました。
 おそらく、冷え込んできたので
 早く家に帰りたかったのでしょう。

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スーツケース・旅行用品のトラベラーストア

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エリチェの教会をめぐる

2008年04月28日 | エリチェとセジェスタ

シチリアの人たちのあいだでは、それなりに有名な観光地らしいエリチェには、
街のいたるところに「おすすめ観光ルートの道順」を示す案内板が立っています。
私たちも、その案内板をたよりにエリチェの教会めぐりをしてみました。
今回は、その中のいくつかの教会を紹介します。

サン・ジョバンニ教会(Chiesa di S.Giovanni)
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エリチェの東のはずれにある教会です。パリオ公園からこの教会に至る道は、
東側が切り立った崖になっているため、すばらしい景色を眺めながら歩くことができます。
ゆるやかな曲面で構成されたとても美しいクーポラを持った教会です。

サン・カタルド教会

ファサードだけ見ると、何のおもしろみもない教会ですが、エリチェでも歴史のある教会です。
14世紀の初めに、ノルマン人によって建てられたそうです。
(聖カタルドは7世紀の人物で、ノルマン人だったそうです。だからシチリアには同名の教会が多いんですね。)
ここも中を見ることはできませんでした。

サン・ドメニコ
教会
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正面入り口だけがバロック風に改装されていますね。
現在は教会ではなく、ホールとして使われています。
エリチェには、同じように転用されたり閉鎖されてしまった教会が数多く残されています。

CREA Traveller 2013Autumn NO.35 [雑誌]
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文藝春秋
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サン・ジュリアーノ教会(Chiesa di S.Giuliano)

2008年04月25日 | エリチェとセジェスタ

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エリチェの街のほぼ中央にあり、鐘楼はエリチェのあちこちから見えます。
ファサード前にはちょっとした広場があり、バールで一休みすることもできます。

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後陣のスタッコ装飾は、新しいものなのかもしれませんが、その美しさは印象的です。

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内部にはキリストの生涯のハイライトシーンをカルタペスタ?のように彩色された彫像で再現したものが
何点か置かれています。
おそらく、識字率が低かった時代に聖書の教えをわかりやすく伝えるために作られたものなのでしょう。
また、お祭りのときには、神輿のように担いで街を練り歩くのかもしれませんね。
ここに限らず、エリチェの教会は絵画よりも彫像による装飾に重きが置かれているようです。

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ぺポリ城とノルマン城

2008年04月22日 | エリチェとセジェスタ

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山の上にあるエリチェの街の、そのまた一番高い場所に、2つの城跡が残っています。
一つ目はぺポリ城で、今ではホテルとして利用されています。(私たちもこのホテルに泊まりました。)

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もうひとつはノルマン城で、こちらはもともとは古代の女神の神殿があったところに建てられたものです。
長らく要塞としての役割を果たしていたのですが、現在では廃墟のようになってしまっています。
(番人のようなおじさんがいて、管理料という名目のチップを要求しますが…)

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ノルマン城のはずれのほうは、こんな感じ

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石垣のすきまから小さな花が顔をのぞかせていました。

2つの城の付近からは、眼下にすばらしい眺めが広がっています。
ぜひ、晴れているときに足を運んでみてください。
遠くアフリカまで見通すことができるかもしれません。

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ノルマン城からの眺め

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ぺポリ城の脇の展望台からの眺め


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シチリアへ行きたい (とんぼの本)
小森谷 慶子,小森谷 賢二
新潮社
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霧と石畳の街エリチェ

2008年04月19日 | エリチェとセジェスタ

エリチェは、ほぼ平らなトラーパニ付近の土地の中に、ぽっこりと盛り上がった山の上にある町です。
そのために、平地では晴れているときにも、エリチェだけは雲がかかっていることがよくあります。
そのことが、エリチェをいっそう神秘的な場所にしています。

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また、エリチェといえば、街中のほとんどの道に中世の石畳が残っていることでも知られています。

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おそらく、山の上にあることで、自動車文化の影響をあまり受けずに済んだために、
石畳が今でも多く残っているのでしょう。
もちろん、現代では街並みを保存しようとする街の人々の努力なしにはこうはいかないでしょうが…。

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石畳のある街並みが独特の魅力をかもし出しているエリチェ。
あたりがすっかり霧に包まれてしまう前に、街歩きに出かけてみましょう。

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トラーパニからエリチェへ

2008年04月16日 | エリチェとセジェスタ

トラーパニのすぐ東、山の頂上にある街エリチェへは、トラーパニからアクセスするのが便利です。
考えられる方法は通常2つ。
①トラーパニの街はずれにあるロープウェーを利用する。
 (ロープウェーの駅までは、バスかタクシーを利用することになります。)
②ASTのバスを利用する。(所要時間60分ほど)

ロープウェーのホームページはこちら
http://www.funiviaerice.it/

ASTのバス時刻表はこちら
http://www.aziendasicilianatrasporti.it/

というわけなのですが、重いスーツケースをかかえての移動で、
しかもエリチェで予約したホテルがロープウェーやバスの発着場所から一番遠い場所にある私たちは、
思い切ってトラーパニ⇔エリチェ間の移動を往復ともタクシーにすることにしました。

予約したのは、もちろん塩田案内をしてくれたあのレオナルドが運転するタクシーです。
値段は交渉の結果、2日間にまたがっての往復で60ユーロ。
今の日本円で換算すると高い気もしますが、行きはホテルの前からホテルの前まで、
帰りはホテルの前からパレルモ行きのバス停の前までドアtoドアで、ガイド兼ポーターもしてくれるのですから、
そのくらい払ってあげるのが妥当なところでしょう。(実際、かかった時間もバスの半分くらいです。)

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いつもは霧に包まれていることの多いエリチェですが、私たちが向かったときには、
運良くきれいに晴れていました。
レオナルドは、エリチェへ向かう途中の見晴しのよい場所で車を止め、
眼下に広がるトラーパニの街や塩田などについてあれこれ説明してくれました。
(理解できたのは半分くらいですが…)


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セジェスタでの食事

2008年04月13日 | エリチェとセジェスタ

セジェスタの遺跡は、まわりにまったく何もない田園地帯の真っただ中にあります。
したがって、食事・お土産・トイレなど、すべてのことは
遺跡の敷地内に一軒だけあるバール兼お土産物屋ですべてをすませることになります。

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バールのメニューは、それほど種類が多いわけでもなく、パニーニなどのいわゆる軽食類がメインです。
屋外に木作りのテーブルが置かれているので、そこに腰かけて食事している人も多く見られました。
ただ、セジェスタの遺跡自体は半日あれば充分観光できるので、
食事はセジェスタ以外の場所でするほうがよいように思いました。

また、トイレはイタリアにしては珍しく、バールの中ではなく、独立した棟になっています。
おそらく、バールがいつも混雑しているからでしょう。

あともうひとつ、セジェスタを訪れるときには、飲み物の準備も忘れずに。
バスで山の上の遺跡まで登ってから「のどが渇いた」と思っても、もう後の祭りですから。

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VELTRA

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セジェスタの神殿

2008年04月10日 | エリチェとセジェスタ

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古代遺跡セジェスタのシンボル的存在が、古代のギリシア神殿です。
神殿は、古代劇場や住居跡とは別の小さな丘の頂上にあります。

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草花に囲まれたゆるやかな階段が、神殿へのアプローチです。
この階段は、直接神殿の正面に向かってのびていないので、
神殿を訪れる人は、階段を登りきるあたりで初めてその右手に神殿の正面を見ることになります。
より神殿のインパクトを高めるように計算された演出なのかもしれませんね。

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こんな感じで、神殿の正面が見えてきます。

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正面から見る神殿は、その迫力に圧倒されます。
立ち並ぶ列柱は、なんの装飾もほどこされていませんが、それが逆に力強い印象を与えます。


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神殿の中に足を踏み入れると、がらんとした内部は、
なんとなくサン・ガルガーノの修道院跡を思い起こさせます。
また、神殿からの眺めも、古代劇場からの眺めに負けていません。
青い空にサンドイエローの列柱が絶妙のコントラストです。

よくよく注意して見ると、いたるところに修復された跡があり、
何千年も前からこの姿のままで建ち続けていたわけではないのでしょう。
それでも古代人のすごさを感じられずにはいられない雰囲気をもっている神殿です。

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セジェスタの生き物たち

2008年04月07日 | エリチェとセジェスタ

古代劇場からの帰り道は下り坂。私たちはバスには乗らず、歩いて帰ることにしました。


00050250 くねくねと曲がって走る
 舗装されたバス道路とは別に、
 歩く人向けの遊歩道(けもの道?)が
 ふもとまで続いています。


 さまざまな草花が
 まばらに生える岩肌を眺めながら、
 のんびりと山を下っていると、
 それまでは気づかなかった
 さまざまなものが見えてきます。
 まずは、あちこちを
 ちょろちょろと走り回る小さなトカゲたち。
 どのトカゲも鮮やかな色を身にまとっています。

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そして、あたりに生えている草をよーく見てみると…。
すごい!びっしりとはりついているのは「
Chiocciola(かたつむり)」です。
そう、パレルモの市場でバケツいっぱいに山盛りになって売られていたアレです。
一本の草に何十匹と、あちらにもこちらにも…。



ふもとに近づくにつれ、だんだん大きく見えてくる神殿よりも、
Chiocciolaに目を奪われてしまった私たちなのでした。

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セジェスタの古代劇場(2)

2008年04月04日 | エリチェとセジェスタ

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古代の住居群跡を少し北側に下ったところに、それはありました。
ギリシア人によって造られた古代劇場跡です。こんな山の中に、これだけの規模のものが…。
それも2000年以上前に造られているんですから、やっぱり驚きです。

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おそらく、何かしらの建造物があったのだと思われますが、舞台の背景にあたる部分の景色も絶妙で、
野外劇場のメリットが最大限生かされています。

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それにしても、これだけの規模の劇場があったということは、
このエリア一帯にかなりの数の人が住んでいたということになるはずです。
いったいどこに住んでいたのでしょうか?
もしかして、バルバロ山の斜面を埋めつくすように住居が建てられていたのか?
それとも、もっとふもとのほうに?

セジェスタについて、少し勉強してみようかな、と思わせる山頂の古代劇場でした。
(いまだに勉強のほうはしていませんが…)

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セジェスタの古代劇場(1)

2008年04月01日 | エリチェとセジェスタ

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セジェスタの遺跡は、2つのエリアに大きく分けられます。
1つは、バルバロ山の上にある古代劇場や邸宅跡が残るエリアと、
そのふもとの小さな丘の上にある神殿のエリアです。

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私たちは、まず古代劇場から見学することにしました。
イタリアで初めて訪れたギリシア時代の遺跡、ちょっとワクワクです。
山の上にある遺跡エリアへは、ふもとからバスが走っています。
バスとはいっても、温泉旅館の送迎バスみたいなもので、5分もかからないうちに山頂へと到着します。
ただし、料金がかかりますから、歩いて登ってみるのもいいかもしれません。

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山頂に着くと、まず広がっているのが紀元前に建てられた邸宅群跡です。
材料はどこから調達して、どうやって運んだのか、
どうやってこんな山の上にこれだけの規模の都市を造ったんだろう、という疑問が自然とわいてきます。

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また、何を食料としていたのだろう、というのも不思議です。
まわりに平坦な土地がほとんどなく、海からもけっして近くはない場所です。
などなど、いろいろと考えながら、いよいよ古代劇場跡へと向かいます。


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古代ローマ1万5000キロの旅
アルベルト・アンジェラ
河出書房新社

 

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トラーパニからセジェスタへ

2008年03月29日 | エリチェとセジェスタ

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トラーパニからセジェスタの遺跡へは、FSを利用する方法と、プルマンを利用する方法があります。
FSは、時間があてにならない上に、
セジェスタの駅から遺跡のある地域までは歩くとかなりの距離があるので、
プルマンを利用するほうが便利でしょう。私たちも、その方法をとることにしました。

トラーパニのバスターミナルは、FSの駅のすぐ南にあるので、場所を探すにはそんなに苦労しません。
小さなさびれた感じのバスターミナルです。


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ところが、どんな路線があるのか、チケットをどこで買うのか、乗り場がどこなのか、
ものすごくわかりにくく、バスターミナルの中を何度も行ったり来たりして、
やっとのことで乗り場をみつけることができました。
チケットは結局バスの中で買ったように思います。
また、セジェスタ行きではなく、カラタフィーミ行きのプルマンなので、これも要注意です。
(バス会社はTARANTOLAです。)

プルマンの時刻表はこちら
http://www.tarantolabus.com/ITAtarantola/itaframe.htm
(orariをクリックしてみてください)


乗ってしまえば、プルマンは遺跡の前まで行ってくれますから、あとは快適です。
交通手段が不便なため、どうしても旅行の計画からはずしがちなセジェスタですが、
ぜひトラーパニから日帰りで訪れてみてください。

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