今日は、2Fに展示されている名車たちの紹介です。
250GT California
360 Barchetta(市販車ではないスペシャルカーです。)
本当は“Enzo”や“Dino”などのフェラーリを代表するような名車も紹介したかったのですが、いつも人がいっぱいで、なかなかシャッターチャンスがありませんでした・・・。
最後にこんなのも紹介しておきましょう。
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名車アーカイブ フェラーリのすべて (モーターファン別冊 名車アーカイブ) |
三栄書房 |
今日は、2Fに展示されている名車たちの紹介です。
250GT California
360 Barchetta(市販車ではないスペシャルカーです。)
本当は“Enzo”や“Dino”などのフェラーリを代表するような名車も紹介したかったのですが、いつも人がいっぱいで、なかなかシャッターチャンスがありませんでした・・・。
最後にこんなのも紹介しておきましょう。
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名車アーカイブ フェラーリのすべて (モーターファン別冊 名車アーカイブ) |
三栄書房 |
今日は、フェラーリ博物館の1Fに展示されているフォーミュラーカーの数々を
年代順に写真でご紹介しましょう。
F375
LANCIA
126Cのコックピット
F187
F190
F2003
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1/20 グランプリコレクション No.52 1/20 フェラーリ F2001 20052 |
タミヤ |
フェラーリ博物館の入り口付近には、大型観光バスが何台も列をつくって止まっています。
こんなにたくさんの人がフェラーリを見るためにやってくる?
入り口のチケット売り場も、たくさんの団体さんでごったがえしています。
もしかして、一番タイミングの悪い時間を選んでしまったのかも?と思いながら、
何とかチケットを購入して入場します。
1Fにはレーシングマシンが展示されています。
入場口正面には、フェラーリの歴史の第一歩となる
FERRARI375が。
時計回りに場内を見てまわると、
年代順にマシンが展示されており、
ジル・ヴィルヌーブの126C2からF20005まで、
フェラーリマニアには垂涎もののオンパレードです。
そのほかにも、歴代のエンジンや、
右のような使用済みのタイヤなど、
さまざまなものが展示されています。
2Fに上がると、テスタロッサをはじめとして
幅広い年代の市販車が展示されています。
512BBには、ちょっとドキドキしてしまいました。
ところ狭しとフォーミュラーカーが並べられています。
ごらんの通りの大混雑です。
2階のようすです。
モデナの町からフェラーリ博物館へは、マラネッロ行きのバスを利用するのが一番無難な行きかたです。
(もちろん自分の車で行くのが一番便利ですが…それもフェラーリなら言うことなしでしょう)
モデナのAutostazione(バスターミナル)は、旧市街の東のはずれにあります。
行き先は電光掲示板で確認します。(列車と違ってわりと正確です。)
本数はあまり多くないので、前もって時刻表で確認しておいたほうがよいでしょう。
時刻表はこちらhttp://www.atcm.mo.it
マラネッロの1つ手前にMaranello - Ferrari というバス停がありますから、
そこで降りると、フェラーリ本社の前で降りることができます。
そこからフェラーリ博物館までは徒歩で約5分ほどです。
Maranello - Ferrari のバス停
博物館へは、バスを降りた後マラネッロ方向に少し歩くと、
1Fがグッズショップになっているホテルがあるので、その手前を右に曲がります。
ホテルに沿うようにして左に折れるとすぐに、広い駐車場が見えてくるので、後はもう迷わないでしょう。
帰りのバス停
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(プーマ) PUMA 2014 SF キャップ |
PUMA(プーマ) | |
モデナは、意外にも(モデナの人に失礼かな?)見どころの多い街です。
これまで紹介してきた他の見どころを少しだけ紹介しながら街をぶらぶらして、
Autostazione(バスターミナル)へと向かいましょう。
まずは、旧市街の北東にある植物園。パドヴァのそれにはかないませんが、
晴れた日にのんびりしたいときには、グランデ広場かここに来るのがいいかもしれません。
次は、ドゥオーモからエミリア街道に出たところにある
ヴォート教会。クーポラが印象的です。
写真を撮ろうとしたときに、
ちょうど絵になる車が走ってきました。
こちらは、ヴォート教会とドゥオーモを結ぶ通りです。バスターミナル付近では、こんな広告をひんぱんに見かけました。
どう考えても日本語の「指圧」です。
このほかにも「ZEN」などいくつかのバリエーションがありました。
いったい何の広告なんでしょうか?
モデナから連想するものは、なんと言ってもドゥオーモとその鐘楼ですが、
実はモデナにはそのほかにも有名なものが2つあります。
まず1つはバルサミコ酢です。
最近は日本でもポピュラーな食材になってきた
バルサミコ酢ですが、モデナとその近郊が原産地で、
この地方で生産されたものだけが、
DOP(保護指定原産地呼称)で認定されて、
正式に「バルサミコ酢」と名乗ることが
できるのだそうです。
日本で買うよりはお手ごろ価格ですが、
12年ものともなると、
目が飛び出そうなくらいの値段で売られています。
このバルサミコは、酢とは思えないほどまろやかで、
バニラアイスにかけると、
ただのアイスも超高級ドルチェに早がわりです。
もう1つ、というより正確には「1人」なのですが、
モデナは2007年に亡くなったテノール歌手の
ルチアーノ・パヴァロッティの故郷でもあります。 トリノオリンピックの開会式で
オペラ「トゥーランドット」の“誰も寝てはならぬ”を
歌った人、
と言えばたいていの人がお分かりになるでしょう。
コムナーレ劇場は、彼の業績を記念して、
現在は“ルチアーノ・パヴァロッティ劇場”と
呼ばれているそうです。
グランデ広場からエミリア街道に戻り、
ポルティコの下を東に少し進むと、右に折れる道の奥に、
街のスケールに不釣り合いなほど巨大な建物が見えてきます。
それが、エステ家の居城、ドゥカーレ宮殿です。
その大きさについつられて近くまで行ってみると、
なかなか見ごたえのある建物です。
モデナといえばドゥオーモくらいしか知らなかった
私にとって、ちょっとした発見でした。
建物の前は広場になっていますが、
今は駐車場代わりになっています。
中を見学したいと思ったのですが、
残念ながら今は軍の関連施設になっているらしく、
資格(予約?)がないと見学できないとのこと。
どうりで観光客らしき人がいないわけです。
こんな立派な建物なのにもったいないなぁ、
と思いながら、私たちは宮殿を後にしました。
Caffe CONCERTO(カフェ・コンチェルト)
日曜日のイタリアでは、
開いているお店を探すのにとても苦労します。
それは、食事をする場所も例外ではありません。
おまけに今回は、
スーツケースを引きずりながらの移動です。
イタリアの石畳の路地を歩き回るわけにもいきません。
そんな私たちがグランデ広場で見つけたのが、
市庁舎の一階にある、
いわゆるセルフレストランのこの店です。
「もういいよ、とりあえずここで。」
という気分でした。
店内は意外と広く、しかもなかなかにぎわっています。
この店しか開いていないからなのか、それとも人気のリストランテなのか?
とりあえず料理を取りに行ってみます。
並んでいるのは、ペンネやニョッキなどのプリモから、さまざまなアンティパスティ、
そして鶏肉などのセコンド、そして野菜などのコントルネです。
しばらく生野菜から遠ざかっていた私たちは、迷わず野菜をてんこ盛りに。
そしてあとは、いろいろなものをちょっとずつ。
トルッテリーニ、ニョッキ、ゆで鶏のバルサミコソースがけ、サルシッチャ、フリット…etc.
びっくりするようなおいしい料理があったわけではありませんが、
まぁたまにはこういうのも悪くはないかな、と思ったモデナでの昼食でした。
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有機アチェート・バルサミコ・ディ・モデナI.G.P 250ml |
グロソリ | |
モンテ物産 |
モデナの街の中心には、端正なファサードと
「ラ・ギルランディーナ」と呼ばれる美しい鐘楼で有名なドゥオーモがあります。
私たちがモデナを訪れたのも、このドゥオーモをひと目見るためといっても言い過ぎではありません。
ところが…。
ファサードは見事に修復中。そしてなんと、鐘楼まで!
パルマの「聖母被昇天」に続いて、またしてもなんてついてない…。
モデナの街中を引きずってきた大きなスーツケースが、いっそう重く感じられます。
まぁ、がっかりしていても始まらないので、
少しだけ気を取り直して、
グランデ広場側の入口から中に入ります。
日曜だったこともあって、
ミサが終わったばかりのドゥオーモの中は、
多くの人でごった返しています。
内部の装飾は、他のどこのドゥオーモとも似ていません。
なんというか、軽快で女性的な外観とは対照的に、重厚な感じを受けます。
バラ窓を表から見ることができないのであれば、せめて内側から…。
後陣のアプシスにはキリストと聖母マリアの見事なモザイクがあります。
後陣には半地下のクリプタがあり、おごそかな雰囲気がただよっています。
グランデ広場側からから見た後陣
モデナの街の中心を東西に走っている大通りがエミリア街道です。
モデナの街では、昔も今もエミリア街道が変わらぬ目抜き通りです。
旧市街の西のはずれのPalazzo dei Museiから東のはずれのカドゥッチ通りまで、
ゆっくり歩いても20分かからないくらいですから、ぶらぶらと歩いてみるのもよいでしょう。
街のほぼ中心、マッテオッティ広場までは、道幅も広めでポルティコなどもほとんど見られません。
広場の脇に古い教会(サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会)があり、
ここから街並みはグッと中世の雰囲気が色濃くなります。
このあたりのポルティコはかなり古い時代のものが多く、
天井にもきれいな装飾がほどこされていたりして、見逃せません。 ポルティコと言えば、ボローニャや
パドヴァが有名ですが、
モデナのポルティコもなかなか
あなどれませんよ。