i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ピエンツァの食事(2)

2015年02月26日 | ピエンツァ

La Buca di Enea(ラ・ブーカ・ディ・エネア)

Stuzzicheria(軽食屋、居酒屋)という看板を掲げているように、気軽に入れる気どらないお店です。
「エネアの洞窟」という店名は、ピオ2世の本名エネア・シルヴィオ・ピッコロミーニに由来しています。


オーナーのアントニオは日本が大好き。
京都の金閣寺の前で撮った写真が店内に飾ってあったので「日本に来たことあるの?」とたずねると、
「この写真は合成だよ。」と笑っていました。


アンティパストは2品。一皿めはサルーミです。味はまあトスカーナとしては平均的なレベルです。


もう一品はブルスケッタ。こちらは素朴な感じがいい味を出してます。


プリモはポルチーニのタリアテッレ。どこで食べてもはずれのないメニューです。


セコンドはイノシシのカチャトーラ(猟師風煮込み)。こちらもトスカーナの定番ですね。
トスカーナに来ると、むしょうに食べたくなる料理のひとつです。


最後はアントニオからのサービスで、リモンチェッロとミルト酒をいただきました。
ミルトはハーブの一種で、サルデーニャで食後酒としてよく飲まれているそうです。

料理の味はまあ普通ですが、飾らない、とてもフレンドリーなお店でした。

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ピエンツァの夜

2015年02月23日 | ピエンツァ


ピオ2世広場がライトアップされる頃、ピエンツァの夜は始まります。
ピッコローミニ宮殿の上にも三日月が…。


オルチャ渓谷にも夜がやってきました。
点在する家々にも灯りがともり、昼とはまた違ったようすを見せています。


ホテルの回廊も灯りがともり、ちょっといい雰囲気です。

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オルチャ渓谷を眺める

2015年02月20日 | ピエンツァ


ピエンツァは丘の上の町。町に沿って続く遊歩道からは、オルチャ渓谷の美しい風景を眺めることができます。


ピエンツァからは、遠くアミアータ山までを見渡すことができます。


糸杉と糸杉のあいまを縫うようにして、オリーブの木が真っ白な花を咲かせています。


「これぞオルチャ渓谷」という眺めです。
写真を撮った本人がいうのも変ですが、まるで絵葉書のような風景です。

写真素材のピクスタ

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ピエンツァの街を歩く(2)

2015年02月17日 | ピエンツァ


ピエンツァは本当に小さな町ですが、ユニークな名前の付いた小道がたくさんあります。
こちらは「幸運通り」。歩くといいことか待っていそうですね。


こちらはずばり「愛の通り」。どんないわれがあるのでしょうか。


「愛の通り」があるかと思えば、今度は「キス通り」です。
いかにもイタリアという感じですね。


こちらは「暗やみ通り」。ちょっと怖そうですが、別に少しも暗くはありません。


暗やみ通りで見かけたネコです。ネコはやっぱり暗がりが好きなのかな?

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サン・フランチェスコ教会(Chisa di S.Francesco)

2015年02月14日 | ピエンツァ


私たちが泊まっていたホテルに隣接している教会です。
というより、もともとこの教会の修道院だった建物がホテルに改装された、というほうが正確ですね。
教会自身は13世紀にゴシック様式で建てられました。
ピッコローミニ宮殿のとなりにあるこの教会が、ルネサンス様式に改装されなかったのは、
不思議といえば不思議ですが、ロッセリーノのフランチェスコ会に対する敬意の表れかもしれませんね。


中はシンプルなバシリカ様式で、主祭壇脇と後陣の一部にフレスコ画が残っています。
こういう素朴な教会も、ピエンツァには似合っているような気がして、好感が持てました。

VELTRA

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ピエンツァの食事(1)

2015年02月11日 | ピエンツァ

Latte di Luna (ラッテ・ディ・ルナ)


ロッセリーノ大通りの東のはずれ、シリオ門のすぐそばにあるトラットリアで、
ピエンツァでも人気の店のひとつです。


アンティパストは、トスカーナ風前菜盛り合わせ。ブルスケッタと生ハムです。


プリモは「黒トリュフのタリアテッレ」。この店の名物料理です。


セコンドは「ローストビーフのキノコソースがけ」。ポルチーニがたっぷり使われています。


ドルチェはお店のご主人がおすすめのティラミス。
ヴェネツィアあたりのそれとは少し違うものでしたが、味は納得です。


エスプレッソの前に、ヴィンサントとビスコッティをサービスしてくれました。

味ももちろんおいしいのですが、一品あたりの値段が安く、一皿10ユーロ以内のものがほとんどです。
観光客だけでなく、地元の人にも人気のお店なので、予約していくことをおすすめします。

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ピエンツァの街を歩く(1)

2015年02月08日 | ピエンツァ

  VELTRA
 


ピエンツァの街は、
東西わずか500mほど。はしからはしまで歩いても10分とかかりません。
そんな小さな町ですが、「トスカーナの真珠」と呼ばれるだけあって、街中が絵になる美しさです。


メインストリートのロッセリーノ通りには、食料品や雑貨を売る店が立ち並んでいます。
どの建物もきれいに手入れされ、花などで飾られています。
また、道幅の広さも、人が歩くのに心地よいサイズになっているんですね。


こちらは町の北西、コルシニャーノ時代の面影が少し残っているといわれる地区です。
メインストリートと同様に、家々が草花で飾られているのがよくわかります。
写真を何枚とってもまだとり足りない気持ちになる町、それがピエンツァです。

ソニーストア

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ピエンツァの市庁舎(Palazzo Comunale)

2015年02月05日 | ピエンツァ


ピオ2世広場の北東の隅に立つ市庁舎も、この町の重要なルネサンス建築のひとつです。
1階には広いロッジアを持ち、市庁舎としての主な機能は2階に置かれていました。


2階の大広間です。今でも現役で使われているため、いつでも見学できるわけではありません。


壁面の一部にはフレスコ画が残されていました。
建築当初は、壁面全体がこのようなフレスコ画で装飾されていたのでしょうか。

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ピッコローミニ宮殿(Palazzo Piccolomini)

2015年02月02日 | ピエンツァ


ピオ2世広場の西側にあるのが、ピオ2世を輩出したピッコローミニ家の宮殿です。
もちろんピオ2世がここで生まれたわけではなく、この宮殿もぴお2世の命を受けたロッセリーニの作品です。
典型的なルネサンス建築ですね。


現在は美術館として使われており、日本語のイヤホンガイドもあるので、内部はたっぷりとたんのうできます。
ただし、撮影ができるのは、中庭まで。室内は撮影禁止です。


2階のテラスからは、庭園とともにオルチャ渓谷の風景を望むことができます。
天気が良ければ、もっときれいな写真が撮れたのですが…。


庭園はどちらかといえば簡素ですが、幾何学的なデザインがピエンツァの街を象徴しているようです。
しかも、とてもよく手入れされていて、なんとなく背筋を伸ばしたくなる雰囲気です。

ソニーストア

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