i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

博物館の宮殿(Palazzo dei Musei)

2009年02月26日 | モデナとフェラーリ博物館

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モデナの駅前からバスに乗ると、一番初めに通る大きな建物がPalazzo dei Museiです。
日本語では“博物館(美術館)の宮殿”とでも訳せばよいのでしょうか、
エステ家の美術館と博物館と図書館が一つの建物にまとめられています。

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美術館はコスメ・トゥーラやコレッジョなどの絵画が、図書館は細密画が見事な聖書が、
それぞれ見どころですが、私たちが一番気に入ったのは、博物館です。

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考古学民俗学博物館は、イタリアとは何の関係もないような収集品もあり、
わざわざイタリアまで来て見る価値があるのかな、とも思いますが、
まるで村上春樹の小説の世界のように、一角獣の頭骨がぐるっと円形に並べられている様子は、
幻想的で不思議な気分になります。

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モデナの駅で大ピンチ

2009年02月23日 | モデナとフェラーリ博物館

今回の旅はエミリア街道の旅。パルマをスタートして、エミリア街道沿いの町を西から東へ向かって進みます。

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パルマからモデナへはFSで30~40分、日帰りでも充分な距離ですが、
今回私たちが考えたのは、
パルマのホテルを出発→モデナ→マラネッロのフェラーリ博物館→ボローニャ泊という
ある意味ハードな行程です。

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団体旅行のツアーなら、少しも不思議ではないスケジュールですが、すべて自前で手配の私たちにとっては、
列車やバスの時間、荷物など不安要素がいっぱいです。
そして、その不安は、早くもモデナの駅で的中してしまうのです…。

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Deposito Baggali(手荷物預かり所)がない!そしてコインロッカーにはスーツケースが収まりきらない…。
なんと、これから一日、スーツケースをお供に旅をしなければなりません…。

前途多難な一日のスタートを予感させるモデナ到着なのでした…。

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パルマのホテル

2009年02月20日 | パルマ

Hotel Palace Maria Luigia (パレス・マリア・ルイジア

121601_2 
 
121603_2 FSの駅からそれほど遠くない、閑静な場所にある4つ星ホテルです。
 ホームページが明るいトーンでとてもきれいだったので、
 思わずココに決めてしまいました。

 実際のホテルも清潔感があり、設備も整っていました。
 ただ残念ながらバスルームにバスタブがありません。
 エミリア・ロマーニャ州では結局一度もバスタブに出会えずじまい。
 一度くらいお湯に使ってのんびりしたかった…。

 4つ星なので、リストランテも併設されています。
 チェントロからは微妙な距離にあるので、夜出歩くのが不安、
 という人はそこを利用するのもいいかもしれません。
 ただ、メニューを見た限りでは、
 エミリア・ロマーニャの地方色豊かという感じでは
 ありませんでしたが。



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121605_3  朝食は、イタリアのホテルにしては豪華です。
 小さなカップケーキがなかなかでした。

 小瓶に入ったジャムは、
 パッケージのデザインも洗練されていて、
 お土産にぴったり!と思いましたが、
 残念ながら非売品とのこと。
 ごっそり持って帰る勇気?もなく、
 泣く泣くあきらめたのでした。

121604_3 

ホテルのホームページはこちら
http://www.sinahotels.com/ita/marialuigia_home.htm


大きな地図で見る

Hotels.com【海外・国内ホテル予約サイト ホテルズドットコム】

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パルマのレストラン(2)

2009年02月17日 | パルマ

Gallo d`Oroガッロ・ドーロ

ガリバルディ広場からファリーニ通りに入ってすぐのところを左に折れた小道にあるトラットリアです。
灯りとにぎやかな声にふらふらと引き寄せられるようにテラス席についてしまったのですが、
後で「ロンリー・プラネット」を読んだところ“パルマNo.1のトラットリア”と紹介されていてびっくり。
(個人的には、No.1は誇大表現かなぁ、という気もしましたが・・・。)

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121302_3 昼食が遅めだったせいであまりおなかが空いていなかったので、
 軽めのオーダーにします。
 ヴィーノ・デラ・カーサ(いわゆるハウスワイン)を頼むと、
 ラベルにガッロ・ドーロ(金のニワトリ)が。
 並みの店ならこうはいきません。

 前菜はトルテッリをあげたもの(中は空っぽ)とクラテッロです。

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プリモは「リゾ・ディ・プリマベーラ(春のリゾット)」です。
もうちょっと気のきいたオーダーをすればよかったかなぁ、とも思いましたが、
このあたりはイタリアでは米どころなのでまあはずれではないでしょう。味も合格点でした。

121303 
写真にすると見栄えがしませんが、野菜ベースのリゾットでやさしい味です。

「ロンリー・プラネット」には、「自家製デザートのために胃袋に余裕を残しておこう」と
書かれていましたが、読んだのは日本に帰ってきてから。
残念ながら、その晩の私たちの胃袋には、ドルチェのための余裕はまったくありませんでした…。

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パルマのレストラン(1)

2009年02月14日 | パルマ

Sorelle Picchiソレッレ・ピッキ

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多くのトラットリアやオステリアが軒を連ねるファリーニ通りにある、
トラットリア兼サルメリーア(ソーセージ類を扱う肉屋)です。
店構えは小さいのですが、道いっぱいにテラス席を設けています。
それでもいつも満席、客足の絶えることのない人気のお店です。

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前菜はもちろん生ハム・サラミの盛り合わせと、スパッタ・コッラと呼ばれるゆでた豚の肩肉です。

121005 ワインは、エミリア・ロマーニャの名物、微発泡性の赤ワイン
 「ランブルスコ・セッコ」です。
 このワイン、肉類との相性が抜群!お互いの味がいっそう引き立ちます。
 ナプキンがまきつけてあるのは、取っ手代わりに持つためだそうです。

 
 人気のランブルスコ飲み比べ5本セット
福森酒店オリジナルセット

 

前菜にたっぷりの肉類をとったので、セコンドはやめてプリモを2人で2品。

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1品はトルテッリ(ラビオリのようなもの)の盛り合わせ。
ほうれんそう+リコッタ入りとカボチャ入りの2種類です。

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もう1品はクラテッロとポルチーニのフェットチーネ。2品ともたまらないおいしさです。

さすがパルマ、「食の都」の名に恥じない料理でした。
ちなみに本職はあくまで肉屋さん。夜に行ってもお店は閉まっていますからご注意を。


大きな地図で見る

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ドゥカーレ公園

2009年02月11日 | パルマ

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パルマ旧市街からピロッタ宮殿を抜けて、パルマ川を渡ると、大きな公園が広がっています。
ポプラ並木の美しいこの公園は、入り口すぐ右手に、ファルネーゼ家のドゥカーレ宮殿があることから、
ドゥカーレ公園と呼ばれています。
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イタリアの中でも早くから近代化が進んだ北部イタリアの町々は、
南に比べると、きれいに整備されていますが、どことなくせわしない雰囲気がただよっています。

そんな中で、パルマにはゆったりとした時間が流れているように思えたのは、
この公園のおだやかな空気のせいかもしれません。

120203
ベンチに座って、ジェラートでも食べながら、ゆっくりとくつろいで…といきたいところでしたが、
ジェラートを食べるには少し肌寒いパルマの夕暮れでした。

無添加生ハム パルマ産ガローニ社製プロシュート 後ろ足 (ブロック 塊 )チーズ & ドライフルーツ付
Galloni S.P.A.
イタリア パルマ ガローニ社

 

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カリバルディ広場

2009年02月08日 | パルマ

ピロッタ宮殿、ドゥオーモ広場と並ぶもう一つのパルマ旧市街の中心が、ガリバルディ広場です。
市内を走るメインストリートが交差するこの広場付近はいつも多くの人でにぎわっています。

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広場の北側には、中央の時計台が印象的な黄色の大きな建物があり、これが旧政庁舎(総督の館)です。
他にも、大きな銀行や市庁舎などが広場を取り囲むように立ち並んでいます。
また、多くのテラスレストランやカフェも広場いっぱいに店を開いているので、
政治経済の中心というよりは、街の人たちの社交場といった雰囲気で、
パルミジャーノのパッセッジャータはきっとこの広場あたりから始まるのでしょう。

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夜のガリバルディ広場

日比谷花壇 フラワーギフト日比谷花壇

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サン・ジョバンニ・エヴァンジェリスタ教会(San Giovanni Evangelista)②

2009年02月05日 | パルマ

いよいよ扉を開けて教会の中に入ると…ありました。クーポラの真下にステンレスで組まれたやぐらが!
そして、そのやぐらの左手には係員らしき女性の姿が。チケットを見せると、入り口の柵を開けてくれます。
階段を登って行くと少しずつ見えてきました、「イエスの昇天」です。

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やぐらのてっぺんに着くと、天井画までは手を伸ばせば届きそうな近さです。
おまけに学芸員らしき人の解説付きです。(もちろんイタリア語なのでところどころしかわかりませんが…)

ただ、描かれている人物たちのどれが誰なのか、どうしてそのような並び順で描かれているのかなど、
たぶん普段は聞くことができないような貴重な話を聞くことができました。

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そして何より、これ以上ないどアップの天井画です。
ドゥオーモのほうは残念でしたが、代わり にここでめったにない体験が待っていてくれたのです。

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やぐらの途中から写した教会の内部(だったような…)

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サン・ジョバンニ・エヴァンジェリスタ教会(San Giovanni Evangelista)①

2009年02月02日 | パルマ

ドゥオーモで「聖母被昇天」を見ることができず、がっかりする私たちの手元には、もう一枚のチケットが…。
それはドゥオーモの裏手にあるサン・ジョバンニ・エヴァンジェリスタ教会のチケットでした。
ピロッタ宮殿でチケットを購入したとき、「16:45-17:00ってどういう意味だろう?」と思っていた
私たちでしたが、ドゥオーモでの出来事の後、やっとその意味が飲み込めたのです。

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「たぶん、このチケットでクーポラの天井画を間近に見られるに違いない」と考えた私たちは、
気を取り直し、ドゥオーモを後にして教会へと向かいます。
この地方ではあまり見かけないバロックのファサードを持つ教会です。


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時間は16時30分。チケットに書かれた時間まであと少し。そこで、隣接する修道院の中庭を先に見学します。
静かな気持ち休まる回廊。ここは意外な穴場です。

111903_2 大理石でできた回廊の土台に腰かけて、
 なにげなく上を見上げると、
 クーポラと鐘楼が絶妙のバランスでそびえています…。

 さて、そろそろ時間です。
 予想通り、
 天井画を間近で見ることはできるのでしょうか…?

      

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