トレド通りは、プレビシート広場からまっすぐ北へ伸びる大通りで、
ふだんは一日中クラクションの音が鳴り止まない、ナポリのメインストリートの1つです。
この日はたまたま交通規制があり、のんびりと歩くことができました。
通り沿いにはいわゆる“Palazzo”だったろうと思われる建物が並び、駅周辺と比べるとはるかにきれいです。
ただ、この通りの西側には、ガイドブックなどには「治安が悪い」と書かれている地域があり、
ぼんやりしすぎないほうがよさそうです。
通りの西側の路地。迷い込んでしまいたい誘惑にかられますが、ガマン、ガマン。
Funicolare・モンテサント線の駅へと続く道です。
カリタ広場からジェズ教会へと向かう道の途中には、
ナポリではめずらしいルネサンス様式のPalazzo Gravinaがあります。
トレド通りからカリタ広場を北東方向に斜めに入ると、そこからはいよいよ“スパッカ・ナポリ” の始まりです。