i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ボルツァーノのレストラン(2)

2011年04月29日 | ボルツァーノ

AIDA (アイーダ)

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ヴァルター広場のすぐそばにあるカジュアルレストランです。
観光客だけでなく、地元の人たちも日常的に訪れそうな雰囲気がただよっていました。

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アンティパストは、南チロル風スペック。ピクルスとサワークリームで食べるのが“南チロル風”だそうです。

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プリモは赤カブのラビオリ。赤カブの甘みが強く印象に残る味です。

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セコンドはキノコソースのポークソテー、ライス添え。どことなく日本の洋食屋さんを連想させるメニューです。

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ドルチェは2品。1つは定番のりんごのストゥルーデル。

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もう1つは名前を思い出せないのですが、
アイスクリームの上に果物やメレンゲ、ワッフルコーンなどがてんこ盛りになっているドルチェです。
たぶんここのお店のオリジナルでしょう。

ここは立地条件もよく、日曜の夜でもやっているので、万が一のときのキープにしたいお店です。


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甘い物好きの人なら、イタリアへ出かける前に
ぜひ読んでおきたい一冊です。

 

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ボルツァーノのレストラン(1)

2011年04月26日 | ボルツァーノ

Cavallino Bianco(カヴァッリーノ・ビアンコ)

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ボッタイ通りに面したトラットリアです。ここでは伝統的な南チロル料理を味わうことができます。

私たちが店を訪れたときは満席だったので、
少しのあいだ立ち飲みカウンターでグラスワインをサービスしてくれました。
陽気なカメリエーラが「重たいやつ?軽いやつ?」と好みを聞きながらオススメのワインを飲ませてくれます。

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店内は明るく家庭的な雰囲気です。

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はじめに出てきたパンは、やっぱりどこかドイツ風です。

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プリモは2品。1つ目は郷土料理のカネーデリ・イン・ブロード。
スペックのスープの中に、チロル風のパン団子が入っています。

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もう1つは、スペックとアーティチョークのタリアテッレ。北イタリアらしいクリームソースです。

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セコンドは、グーラッシュ・ディ・セルボ・コン・カネーデリ(鹿肉のシチュー、カネーデリ添え)です。
ポレンタ添えもあったのですが、あえてカネーデリ添えを選んでみました。

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ドルチェはこれまた南チロルの名物、りんごのストゥルーデル。
トレンティーノ・アルト・アディジェ州は、イタリア有数のりんごの産地です。

気どらず、それでいて申し分のない味とサービスで、大満足のトラットリアです。

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ボルツァーノのホテル

2011年04月23日 | ボルツァーノ

Park Hotel Laurin(パークホテル・ラウリン)

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ボルツァーノの駅から歩いて5分ほど、ヴァルター広場にもほど近いロケーション抜群の伝統あるホテルです。

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伝統を感じさせる外観とはうらはらに、内装は近代的に改装されていました。
インターネットも標準装備で使えます。
(日本語フォントが入ってなかったので、日本語のページは見られません)

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ご覧の通り、すっきりとしたデザインでまとめられています。

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バスルームも快適そのものです。バスルームは、エミリア・ロマーニャの旅で恵まれなかったとき以来、
ホテル選びの最重要ポイントになってます。ジャグジーだったらもっとよかったんですけど。

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1階のロビー脇にはバールもあります。

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これが有名な「ソファのあるエレベーター」です。
実際には小さなエレベーターで、ポーターがスーツケースを運ぶエレベーターは別にあります。

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朝食は品数が豊富で、あまりイタリアっぽくはありません。
ただ、サン・マルツァーノ風のプチトマトとモッツァレラ、きゅうりがあったのはなんとなく不思議な感じでした。
(プーリアじゃないんだから…)

ホテルのホームページはこちら


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ロンコロ城-Castel Roncolo(2)

2011年04月20日 | ボルツァーノ

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ロンコロ城は、大改修されて近年公開され、当時のフレスコ画などを見ることができます。
またその一部は「いすの博物館」になっています。

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建物を取り囲むように回廊があり、平地側に面した場所には、出窓や狭間などがあります。
よくみるとギベリン狭間です。やっぱり北なんですね。

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山側に面した建物は、住居としての色合いが強いことが外観からも見てとれます。
写真中央奥にある入り口がオステリアのある場所です。

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「夏の家」と呼ばれる建物の壁は、壁面全体にフレスコ画が描かれています。

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建物の内部です。どの部屋もフレスコ画で装飾されていたことがよくわかります。

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騎馬試合のフレスコ画です。こうしてみると、どの場所にも宗教画が描かれていないことに気づきますね。
市街のいくつかの教会にはジョットの影響を受けたフレスコ画が残っていますが、
ここではむしろ北方の影響が大きいのかもしれませんね。

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ロンコロ城から見たボルツァーノ市街です。遠くブレンタドロミテまでを望むことができました。

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ロンコロ城-Castel Roncolo(1)

2011年04月17日 | ボルツァーノ

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ロンコロ城への入り口です。ここから川を渡り、細い坂道を登ったところに城門があります。

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橋の付近から見たロンコロ城の全景です。

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橋を渡ったあとは、こんな細い道を歩いて登ります。

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しばらく歩くと、木立の中に城門が現れます。ここをくぐるとお城だと思いきや…。

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さらに堀(空堀です)がめぐらされています。
堀にかかる橋も、もしかすると当時は跳ね橋だったのかもしれませんね。

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お城の中には、オステリアもあります。
観光地にありがちなお気軽なバールのたぐいかと思いきや、ガンベロ・ロッソの星つきの名店です。


ロンコロ城のホームページはこちら
http://www.roncolo.info/roncolo_it/storia.asp

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タルヴェラ川沿いをロンコロ城へ

2011年04月14日 | ボルツァーノ

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ボルツァーノの街は、サレンティーノ渓谷からタルヴェラ川が流れ下って、
街の南を流れるイサルコ川に合流するところに広がっています。

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タルヴェラ川沿いには遊歩道があり、散歩を楽しむ人、ジョギングをする人などの姿が見られます。
また、3kmほど川上に向かってさかのぼったところには、ロンコロ城があります。
ちょうど写真のとおりのよい天気。私たちはロンコロ城まで歩いてみることにしました。

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タルヴェラ橋からしばらく歩くと、ブドウ畑の中に城跡が見えてきます。これがマレッチオ城です。
現在は公開されていませんが、外観はいかにも中世ヨーロッパの城といった雰囲気です。

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これがタルヴェラ川です。
この日は前日の雨で川の水は少しにごっていましたが、ふだんならもっと澄んだ水が流れているのでしょう。

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山の斜面にもブドウ畑が広がっています。遠くのほうに教会の鐘楼が見えるのがわかるでしょうか。

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遠くの山の上にも城跡らしきものが見えます。

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川はといえば、上流に近づくにつれ、だんだんと流れも急になり、
写真のように小さな滝のようになっているところもあります。

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30~40分ほど歩いたでしょうか。川沿いの高台に、ようやくロンコロ城が見えてきました。



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VELTRA

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サクロ・クオーレ教会(Chiesa del Sacro Cuore)

2011年04月11日 | ボルツァーノ

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19世紀になってから建てられた比較的新しい教会ですが、意外にも見どころがいっぱいです。

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ネオ・ロマネスク風のファサードは、細かい部分まで小技がきいています。
バラ窓の装飾も見事ですが、その上のアーチもよく見るとその奥に金箔のモザイク画が…。

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中は、アッシジの“ポルツィンコラ”を思わせる祭壇に、
サン・マルコ寺院やモンレアーレの大聖堂を連想させるビザンチン風の後陣のマッチングが
微妙なバランスをかもし出しています。

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一方で、身廊の天井部は青を基調にしたゴシック風のヴォールト天井で、これまた微妙なバランスです。
これが何百年もかけて少しずつ改築されていったのならわかりますが、
建築当初からこんな風だったらしいので、ちょっとびっくりです。

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教会の外には、マリア様のタベルナコロがありました。
そうそう、「Sacro Cuore」は、あえて日本語に訳すなら「聖心」ですよね。


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フランチェスカーニ教会(Chiesa dei Francescani)

2011年04月08日 | ボルツァーノ

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エルベ広場の北のはずれにある、フランチェスコ派の教会です。
この教会も13世紀にその起源をさかのぼることができますが、
現在の建物は第2次世界大戦後に再建されたものです。

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いかにもゴシックな内装は、イタリアから別の国にワープしたような錯覚におちいります。

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内部はネオゴシック風で、窓のステンドグラスがとても印象的です。

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ステンドグラスは、色使いもデザインも現代風ですが、教会全体の雰囲気によく調和しています。

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教会の脇にある修道院の回廊は、戦災を逃れたフレスコ画がよく保存されています。

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回廊のフレスコ画は、ジョットの影響を受けていることがわかります。

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それにしても、アッシジの聖フランチェスコ教会が建てられたのとほぼ同時代に、
どうやってこのような画風が伝わっていったのでしょう。
パドヴァあたりと文化的交流があったんでしょうか。ちょっと興味をそそられました。


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ドメニカーニ教会(Chiesa dei Domenicani)

2011年04月05日 | ボルツァーノ

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ドゥオーモから東へ50mほどのところに、ドメニコ派の教会があります。
この教会は、第2次世界大戦で大きな被害を受けて修復されたそうで、
ところどころに14~15世紀のフレスコ画が残されていますが、外観は非常にシンプルな印象を受けます。

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飾り気のない木製の正面扉の両脇に、再建前のフレスコ画が保存されています。

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内部は、身廊と後陣が低いアーチでへだてられている変わった構造です。
天井も複雑で変わった構造になっています。

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後ろを振り返ると、ファサードのバラ窓から差し込む光がなんともいえない美しさです。


ジオットの影響を受けていると思われる14~15世紀のフレスコ画がところどころに残されています。
教会が建てられた当初は、壁一面にフレスコ画が描かれていたのでしょうか。

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後陣天井は、身廊とはうって変わって華美なバロック風装飾になっています。
やわらかな色使いが独特の美しさです。

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ボルツァーノのドゥオーモ

2011年04月02日 | ボルツァーノ

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ボルツァーノのドゥオーモは、街の中心であるヴァルター広場のすぐそばにあります。
イタリアのほかの地方のドゥオーモとは趣を異にしていて、
どちらかといえばアルプス以北のものと共通する点が多いように感じます。

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天気のよい日には、緑色の屋根が空の青によく映えます。

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入り口の柱は、2頭のライオンに支えられています。
入り口部分だけはヴェローナのドゥオーモに似たロマネスク風です。

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内部はすっきりとしたゴシック様式ですが、壁面の一部には昔のフレスコ画が残っているところもあります。
この教会ははじめからドゥオーモだったわけではなく、
もともとは「サンタ・マリア・アッスンタ教会」と呼ばれていました。

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写真では少しわかりにくいのですが、聖遺物が収められています。
ところで、ボルツァーノの守護聖人は誰なのでしょうか?

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側廊の両脇には、見事な彫刻がすえられています。どうやらキリストの生涯を題材にしたもののようです。
前の教会時代からあるものでしょうか。


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