i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

トララ通り(Via Trara Genoino)を歩く

2010年11月15日 | ポジターノ

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パジテア通りにあるアルベルゴ・モンテマーレ(そのまま訳すと海山旅館!)の脇から市街へと下る、
細い階段があります。これがトララ通り(
Via Trara Genoino)です。

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両側を建物に挟まれて、狭い階段が続いています。
なぜこんな狭い階段に名前がついて、ガイドブックにも載るほど有名なのかというと…。

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海側の立ち並ぶ建物が途切れたところからは、こんな眺望が広がっているからなんです。
右下にサンタ・マリア・アッスンタ教会のファサードとクーポラが見えるのがわかるでしょうか。

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教会をズームアップしてみました。

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遠くブライアーノ(ヴェッティカ)まで見わたすことができます。

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通りの途中で子猫を見かけました。
この通り(階段?)を下っていけば、ポジターノの浜辺まではあっという間です。

 
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ポジターノだけでなく、イタリアの町は、どこに行ってもたくさんの猫たちと出会うことができます。イタリアでは、古代ローマのころから猫を大切にしてきたんですね。

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サンタ・カテリーナ教会(Chiesa di Santa Caterina)へと下る

2010年11月12日 | ポジターノ

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ヌオヴァ教会からの帰りは、急な階段の下り。建物の下をくぐったりして歩きます。
行きとはうって変わってあっという間にポジターノの街が近づいてきます。


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パジテア通りまで一気に下ると、狭い急な階段を下ってつづら折をショートカット。
再びパジテア通りに出て、左に少し歩くと、そこにサンタ・カテリーナ教会があります。

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ヌオヴァ教会同様に、ふだんは内部を見学することはできませんが、
すっきりとしたファサードと鐘楼が印象的な教会です。

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教会の脇に椰子の木。南イタリアらしい風景ですね。

さて、ここからは、トララ通りを歩いて下り、ポジターノの風景を楽しみながら、街中まで戻ることにしましょう。

VELTRA
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ヌオヴァ教会(Chiesa Nuova)

2010年11月09日 | ポジターノ

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これがヌオヴァ教会、ポジターノで一番高いところにある教会です。
しかし、やっとの思いで訪れたわりには、なんと言うことはないただの円柱に見えなくもありませんね。
内部を見ることもできず、なんとなくもやもや感が残ります。

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全体を見渡してみようと、少し高いところに登って眺めてみると、円形のドームがよく見えます。
こうしてみると、“Nuova”というだけあって、なかなか斬新なデザインです。
少し気を取り直して、教会を眺めながらサン・ベネデットを一気に飲むと、南イタリアにいる実感がわいてきます。

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教会の近くは、下界の喧騒とは無縁の静かな住宅地です。
どことなくアラブ風の装飾がほどこされているように見えるのは気のせいでしょうか。
意識して見ると、ヌオヴァ教会もどことなくそんな風に見えるから不思議です。

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もともとアマルフィ海岸は、イスラム文化の影響を強く受けている土地です。そこがまた、この地域一帯をよりいっそう魅力的にしているのかもしれませんね。

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“ポジターノのてっぺん”ヌオヴァ教会(Chiesa Nuova)に登る

2010年11月06日 | ポジターノ

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フォルニッロの急坂を登り始めた私たちは、この際だからポジターノの街の一番高いところまで登ってみよう、
と考えました。ポジターノの海岸から見えたヌオヴァ教会が気になっていたこともあります。

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しかし、登り始めた私たちは、このアイディアがとんでもない間違いだったことにすぐ気がつきました。
細い階段をひたすらに登るだけで、まるで山登りです。

背中はすぐに汗でびっしょりになり、ただ無言で足を運ぶだけの自分に、ここはリゾートじゃなかったっけ?
と思わず自問自答してしまいます。

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ときおり目に飛び込んでくる、色あざやかな花々に、ほんの一瞬心がなごみます。

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そしてついに?とりあえずパジテア通り(Via Pasitea)までやってきました。
フォルニッロ地区を登りきったというわけです。
聖人(ごめんなさい、誰なのか忘れてしまいました)も両手を広げて私たちを祝福してくださっています…?

102805_5 しばらくパジテア通りに沿って
ゆるやかな上り坂を歩いたあとは、
再び細い急な階段を登ります。

後を振り返ってみるとこんな感じです。
ポジターノの海がはるか下のほうに見えます。
よくまぁここまで登ってきたものです。

ここまでくれば、ヌオヴァ教会はあとわずか、
のはずなんですが…
いつになったらたどりつけるんでしょうか?

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フォルニッロの浜(Spiaggia del Fornillo)

2010年11月03日 | ポジターノ

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ポジターノの浜辺からアメリカ通りを歩くと、フォルニッロと呼ばれる地区に着きます。
ここには、ポジターノから歩いて10分とは思えないほど静かな海岸がひらけています。
これが「フォルニッロの浜」です。

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海岸の目の前には一軒のホテルがあり、まるでこのホテルのプライベートビーチのようなおもむきです。
西のはずれには“フォルニッロの塔”が浜辺を見守るようにひっそりと立っています。

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急勾配の土地に張り付くように家が立ち並ぶフォルニッロの集落まで登ると、眼下にこんな風景が広がります。

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はるか高いところからでも、水が透き通っていることが見て取れます。
こんなところで一ヶ月ものんびりできたら、どんなに気持ちいいでしょう…。

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フォルニッロ地区の全景です。上のほうに見えるのは、サンタ・マルゲリータ教会です。


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アメリカ通り(Via Positanesi d`America)

2010年10月31日 | ポジターノ

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ポジターノの海岸の西側、船のチケット売り場の裏手から、フォルニッロへと細い道が伸びています。
これが“アメリカ通り”と呼ばれる小道です。

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通りの名前は、第一次世界大戦のころ、
ポジターノからも多くの人が職を求めてアメリカへ渡ったことから付けられたのだとか。
今でこそ華やかな観光地のポジターノですが、当時の人々の心情を察すると、複雑な気持ちになります。

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岩肌にへばりつくような道を歩くと、右手には真っ青な海に船が行きかうのが見えます。
当時の人々もここからアメリカへ旅立つ人たちを見送ったのでしょうか。

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道の両脇にはサボテンがたくさんの実を付けていました。
イタリアではサボテンの実は“インドのイチジク”と呼ばれ、食用にもされています。

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つづら折の道をしばらく行くと、「トラジタの塔(Torre Trasita)」が現れます。
現在では個人の所有物になっているそうで、中を見学することはできませんが、
ポジターノの守りの要だったのでしょう。

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通り沿いには、サボテンのほかにも、多くの草木が花を咲かせ、街の喧騒を忘れさせてくれます。 

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やがて、道の向こうにフォルニッロの浜が見えてきます。


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ポジターノのレストラン

2010年10月28日 | ポジターノ

Hotel Buca di Bacco (ブーカ・ディ・バッコ)

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ポジターノの浜辺のすぐそばにある、ホテルに併設されたリストランテです。
味はもちろんですが、リストランテにはロケーションも大切です。その意味ではここは申し分ないでしょう。

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アンティパスティは生サーモンのタルタル。
サーモンは確かに海のものですが、アマルフィ海岸らしいかと言えば?です。

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プリモはジェノヴェーゼソースのトロフィエ。これも特に南イタリアらしくはないですね。
ちなみに食べかけです。

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でも、席から見える眺めを見ると、そんなことはどうでもよくなってしまいます。

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サンタ・マリア・アッスンタ教会の真下にあるこのリストランテからは、船着場と海水浴場がすぐ目の前です。

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セコンドは2品。いつも頼んでしまう「地魚のフリット・ミスト」と、ナポリで食べ損ねた「ポルペッテ」です。

野菜がほしかったので、付け合せにソレント産のトマトをオーダーしたら、下の写真のようにどっさりと…。
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ワインはナポリですっかりクセになってしまったファランギーナ。
セコンドのうちの1品は魚のフリット・ミストなんですが、まあいいかな・・・。

お店のホームページはこちら(ホテルもあります)
http://www.bucadibacco.it/index.html


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ポジターノの浜辺

2010年10月25日 | ポジターノ

ポジターノは“モーダ・ポジターノ”と呼ばれる独特なビーチファッションの発信地です。
特に水着の流行はここから始まる、と言われていたこともあるくらいメジャーな場所です。

浜そのものは、とくに広いわけでも、水が透き通るようにきれいと言うわけでもありません。
でもやっぱり絵になるんですね。私たちが訪れたのは9月の終わりで、もうハイシーズンは過ぎていましたが、
それでもビーチには思い思いにくつろぐ人たちの姿がちらほらと見受けられました。

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浜に出て見ると、いわゆる「砂浜」じゃありません。「ジャリ浜」と言ったほうがいい感じの小石の海岸です。
大きな川もなく、岩山からいきなり海岸になっているので、粒が大きくなるのでしょうか。

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一応、船着場とビーチに分けられてはいるのですが、
ご覧の通り、あまり快適そうには見えない場所でも日光浴をしている人もいます。

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こちらが正真正銘のビーチ。9月の終わりにこの人出ですから、7~8月はどんな感じなんでしょう。

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海岸側から見上げたポジターノの街並み。たぶん半分くらいの建物がリゾートホテルです。

VELTRA

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サンタ・マリア・アッスンタ教会-Chieza di Santa Maria Assunta

2010年10月22日 | ポジターノ

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マヨルカ焼のタイルのクーポラが印象的な、ポジターノの街の中心に立つ教会です。
このクーポラは、ポジターノのシンボルといってもよいでしょう。

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教会は、海岸からつづく土地より一段高いところに建てられていて、ファサードの前は小さな広場になっています。

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ファサードと鐘楼のデザインや装飾はいたってシンプルで、アマルフィのドゥオーモとは対照的です。
もっとも、今の姿になったのは、アマルフィのドゥオーモより600年もあとのことですから、
比較するほうがおかしな話かもしれませんが…。

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中に入ると、白を基調にした色合いのためか、また採光のための窓が大きくとられているためか、
非常に明るい印象を受けます。

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後陣奥の主祭壇には、内装とは少し違和感のある、
金箔をふんだんに使ったビザンチン様式の黒い聖母子の絵が祀られています。

この絵には、ポジターノの町の名前の由来にもなっている伝説が語り継がれています。

101006 昔、海賊がこのあたりを襲い、
 戦利品としてこの絵を持ち帰ろうとしたところ、
 海が大荒れになり、今にも船が沈みそうになったそうです。
 そのとき、海賊は「Posa、Posa」
 (置いていけ、置いていけ)という不思議な声を聞き、
 この絵を浜に置き捨てたところ、
 海は見る見るうちに静まり、海賊はそのまま逃げ帰った、
 という話です。

 そのため、この土地は「Positano」と呼ばれるようになり、
 町を救った聖母子像を大切に祭ってある、ということです。
 なんだか「おいてけ掘」みたいですね。

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ポジターノの街歩き(2)

2010年10月19日 | ポジターノ

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町を歩いていると、アマルフィ海岸らしくレモンをモチーフにしたデザインの装飾品が目立ちます。
レモンの黄色と明るい太陽は、よく似合いますね。

101003 これはもしかしてレモン棚?
 レモンがいっぱいに
 
なっている下を
 歩いてみたいですね。





















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浜辺近くにあるライオンの像。どんな由来があるのでしょうか?

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浜辺から見上げると、切り立った断崖が街に覆いかぶさるようにすぐ近くまで迫っているのがわかります。
上から見たら、街はどんな風に見えるのでしょう。
このあと私たちは、ポジターノの街の一番上まで登ってみることにチャレンジして、
思いっきり後悔することになります…。

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ポジターノの街歩き(1)

2010年10月16日 | ポジターノ

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ポジターノの街は、他の南イタリアの海沿いの町と同じように、外敵の侵入に備えて、
迷路のように細い路地が入りくんでいます。

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おまけに平らな土地が少ないので、階段を登ったり降りたりと大変です。
まずは、海に近い平地から街歩きを始めてみましょう。

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街の真ん中、ブティックとブティックにはさまれるようにして、タベルナコロがありました。

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この路地はさっきも通ったような…。
平地は本当にネコの額ほどの広さですが、似たようなしっくいの白い壁が続いています。
“ポジターノファッション”の発祥の地にしては、地味な感じです。

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“ネコの額”といえば…やっぱり浜辺の町、あちらこちらで猫の姿を見かけます。のんびりくつろいでいますね。

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路地を抜けて、海岸に出るとうって変わって開放感を感じます。やっぱりリゾート地なんですね。
それにしても、こんな険しいところにたくさんの建物が…。

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ムリーニ通り-Via dei Mulini

2010年10月13日 | ポジターノ

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コロンボ通りを左に折れると、道はムリーニ通りと名を変えて、歩行者専用通路になります。

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道の上には藤棚?が日差しをさえぎるようにつくられ、自然のアーケードになっています。

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街の中心に近づくにつれ、両側の壁には風景画やTシャツ・アクセサリーなどがかけられ、
ギャラリー兼露店のようになっています。  
100404_4アーケードを抜けると、そこはもう街の中心。
両側にはみやげ物を売る店が立ち並び、
一気ににぎやかな雰囲気になります。
サンタ・マリア・アッスンタ教会や海岸もすぐそこです。

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コロンボ通りを歩いてポジターノの街へ

2010年10月10日 | ポジターノ

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プルマンの停留所からポジターノの街へ下っていく道は、クリストフォロ・コロンボ通りと名づけられています。
そう、あのコロンブスです。なんでコロンブスなのかなぁ?
コロンブスは当時のアマルフィ共和国のライバル、ジェノヴァ出身のはずなのに…。
などと思いながらも、美しい風景にひきつけられて、すぐにそんなことはどうでもよくなってしまいます。

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崖の一番上まで、色とりどりの家がへばりつくように建てられているようすは、
まるでデコレーションケーキのようです。

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そして、少し下に視線を移すと、
マヨルカ焼のタイルが印象的なサンタ・マリア・アッスンタ教会のクーポラが間近に見えます。

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ムリーニ広場を左に折れると、やがて道幅は狭くなり、ムリーニ通りと名前を変えます。
建物の多くを見上げるようになると、まもなくポジターノの中心です。

VELTRA

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アマルフィからポジターノへ

2010年10月07日 | ポジターノ

120101 アマルフィからポジターノへ向かうには、陸路と海路の2つのルートがあります。
私たちは、行きは陸路(バス)を、帰りは海路を選択することにしました。

120102 バスはアマルフィに到着したときと同じように、切り立った崖にへばりつくような道を走ります。

120104 アマルフィ海岸は、いわゆるリアス式海岸。
崖上のわずかな土地に、また崖下の小さな入り江に、小さな集落が点在しています。
そんな中を縫うようにして、道が続きます。

120103 見通しの悪いカーブでは、バスは大きなクラクションを鳴らしながら走ります。
万が一対向車が来たときのための用心です。遠くのカーブからも、クラクションの音が響いてきます。

120105 やがて遠くのほうに崖にへばりつくようにたくさんの建物が密集している町が見えてきました。
ポジターノです。

120106 ポジターノの町へは大型バスは入ることができません。
市街のはるか上のバス停でバスを降りると、
そこにはポジターノの街と海のすばらしい眺めが広がっていました。

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