i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ヴェネツィアの空港

2011年07月01日 | ヴェネツィア

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ヴェネツィアの空港は、ローマ広場からバスで20分ほど、メストレの東に位置するテッセラ地区にあります。
イタリアの空港の例にもれず、この空港にも人名がつけられています。
その名は「マルコ・ポーロ」。日本人なら誰でも知っている有名人ですね。

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以前は拍子抜けするくらい小さな空港で、完全に名前負けしていたのですが、
近年改装されて、ヴェネツィアの玄関口にふさわしい空港になりました。

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バールやピッツェリアなども充実しています。もちろん免税店も。

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エノテカだってあります。ここのワインは、すばらしくおいしいものばかりです。
チケット(おつまみ)もなかなかいけてます。

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搭乗ゲートから飛行機までは、国内線の場合はたいていシャトルバスを利用します。

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飛行機のそばでバスを降りて、
風を受けながらタラップを上っていくこのときが、いつもわくわくする瞬間です。

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ちなみに、ヴェネツィアに飛行機で行くなら、絶対に夜がオススメです。
着陸直前に見える夜景の美しさは、一生忘れられませんよ。

ヴェネツィア国際空港(Aeroporto di Venezia Marco polo)の
ホームページは
コチラ


大きな地図で見る

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メストレからヴェネツィア国際空港へ

2011年06月28日 | ヴェネツィア

062001
ヴェネツィア本島とヴェネツィア・マルコポーロ空港のあいだには、
深夜・早朝を除き、約20~30分おきにシャトルバスが運行されています。
メストレのバスターミナルは、FSの駅の正面からは遠く離れた場所にあります。
他の町から鉄道でやってきてメストレでバスに乗り換えようとする場合には注意してください。
駅を出て左にまっすぐ500~600mくらいでしょうか。
駅前の大通りが「く」の字に右折するすぐそばです。

 
バスの発着時刻はかなり不正確です。
時刻表を確認して時間ぴったりに行っても20分くらい待たされることはよくあることなので、
“イタリア時間”で動いたほうがよさそうです。
でないと、バスの中で時計とにらめっこしながらあせりまくることになります。

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所要時間もまちまちで、15~25分くらい、平均20分くらいと考えればいいでしょう。
さいわいマルコポーロ空港は小さな空港なので、バスを降りると出発ロビーはすぐにわかります。

062004
さあ、急ぎましょう。ボーディングまであと1時間ちょっとです。


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ヴェネツィアのホテル

2009年01月06日 | ヴェネツィア

Hotel Danieli (ホテル・ダニエリ)

102501_2言わずと知れた“ダンドーロの館”。

ヴェネツィアで一番の伝統と格式を誇るホテルです。

ただでさえ物価の高いヴェネツィアですが、
ここの一泊は私たちにとっては目が飛び出るほど高く、
清水の舞台から飛び降りるような気持ちで宿泊しました。

結論から言うと、ここは少しケチってしまうとだめです。
ほんとに思い切って思い切らないと…。
部屋は歴史を感じさせ、バスタブはジャグジー付きでしたが、
コストパフォーマンスを考えると…。
朝食だけでも50ユーロ以上するんですから。

まあ、不満は少しもありませんが、もしかするとここは泊まるところではなくて、
見学しに行くところかもしれません。旧館の廊下や階段の内装は一見の価値ありです。
また、リストランテのテラスからの眺めも超一級です。
一般人は内部を見学しつつリストランテに立ち寄って、
ドルチェとカプチーノくらいで帰ってくるのが賢明かもしれませんね。

アメリカン・エキスプレス

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ため息橋と牢獄ツアー

2009年01月03日 | ヴェネツィア

102201
ドゥカーレ宮殿と隣の牢獄とを結ぶ“ため息橋”は、あまりにも有名ですね。
この小さな橋がどうしてここまで有名になったのかは定かではありませんが、
私がまだ小さい頃「リトル・ロマンス」という映画が流行っていたのを思い出します。

橋の名前の由来は、この橋を渡って牢獄へと向かう囚人が、
橋の小窓から外を眺めてため息をついた、ということだそうです。
外から眺める人の多いこの橋ですが、
ドゥカーレ宮殿から実際にこの橋を渡って、牢獄の跡を見学することもできます。
牢獄は狭くはありませんが、
窓もなく下のほうの牢屋はアクア・アルタの時には水浸しになったのではないかと思える環境で、
囚人がため息をつく気持ちもわかるような気がしました。

今ではヴェネツィアを訪れる人たちの格好の記念撮影ポイントですが、
もともとは決して楽しい場所ではなかったようですね。

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サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会

2008年12月30日 | ヴェネツィア

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華やかなヴェネツィアにあって、それほど知名度もないほんの小さな教会ですが、
個人的に大好きな教会です。

建物全体は凹凸のない長方形で、アーチ型の屋根がかかり、その姿はまるで宝石箱か何かのようです。
レンガや白大理石で建てられている教会が多い中、
パステルカラーの色大理石がふんだんに使われていて、フィレンツェの教会を連想させます。

装飾も細部まできめ細かく、まるで精密なミニチュアを見ているようです。

見落としがちな目立たない教会ですが、
ヴェネツィアを訪れる機会があったら、ぜひ足を運んでみてください。

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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

2008年12月27日 | ヴェネツィア

101601 カナル・グランデの出口、
 税関の並びにある八角形の美しい建物が
 サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会です。
 この教会は、
 17世紀に大流行したペストが終結したことに感謝して
 聖母マリアに捧げるために建てられた、
 ヴェネツィアでは比較的新しい
 バロック様式の教会です。

 左の写真ではわかりにくいのですが、
 クーポラ下部のアーチの脇の柱から、
 まるでロールケーキをスライスしたような
 渦巻き型のフライングバットレス風の
 装飾が突き出ているのが
 独特のアクセントになっています。

 内部は比較的シンプルですが、
 聖具室ではティツィアーノとティントレットの競作も
 見どころのひとつです。

しかし、なんといってもこの教会がもっとも映えるのは、夕暮れ時でしょう。
夕日をあびて白大理石がピンクに染まる姿は、ヴェネツィアでもっとも美しい風景の一つだと思います。

101602 

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ヴェネツィアの迷路を歩く

2008年12月24日 | ヴェネツィア

ヴェネツィアの街は、運河が網の目のように張り巡らされ、
狭い土地に建物が密集して建てられているために、本当に迷路のようです。
ただ、小さな街ですから、時間さえ気にならなければ、
迷うにまかせてさまよってみるのもいいかもしれません。

101301
一歩裏通りに入ると、こんな風景があちこちで見られます。 


運河に沿ってくねくねとした小道を歩いたり、橋を登ったり降りたり、
そして建物の間の人ひとりがやっと通れるくらいの細い道を通り抜けてみたり…。
そうしているうちに突然視界が開けて、
広場に出たときの開放感はなんとも言えないヴェネツィアならではの街歩きの楽しさです。

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サンタ・マリア・グロリオーサ・ディ・フラーリ教会

2008年12月21日 | ヴェネツィア

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ヴェネツィアには本当に多くの教会がありますが、
サンタ・マリア・グロリオーサ・ディ・フラーリ教会はその中でも特に印象的な教会です。
そのわけは、ここに飾られている一枚の絵、ティツィアーノの「聖母被昇天」です。

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この教会は、後陣全体に広く窓がとられているために、陽が差している時は窓からさしこむ光によって、
絵全体がなんとも言えない鮮やかな、それでいて柔らかい色調になります。
その感じは、ちょうど雨上がりに雲の切れ間から陽の光がさしこんでいる様子によく似ています。
それがこの絵をいっそう魅力的に見せているのです。
あるいは、ティツィアーノがこのことを計算して描いたのかもしれませんね。

ヴェネツィアやフィレンツェなどでは、
美術館に行けばいくらでも名画と呼ばれる絵画に出会うことができますが、
この教会に来ると、絵は本来あるべき場所にあることで、その魅力はいっそう引き立つのだなぁ、
ということを改めて感じさせられます。

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鐘楼からの眺め

2008年12月18日 | ヴェネツィア

どの街でもそうですが、街全体の様子をつかむには、
その街でもっとも高い建物の上から見渡すのが一番です。
ヴェネツィアでは、サン・マルコ広場に建つ鐘楼がそれにふさわしい場所でしょう。

鐘楼の上までは、エレベーターで一気に上ることができます。
他の街で高い場所(たとえばフィレンツェのドゥオーモやボローニャの斜塔)に上ろうとして
大変な思いをした人にとっては、
拍子抜けするくらいあっという間にすばらしい眺望を手に入れることができます。


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ドゥカーレ宮殿ごしにスキアヴォーニ河岸方面を見たところ。
緑の少ないヴェネツィアですが、東のほうには公園などが広がっています


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リベルタ橋方面。海をはさんで遠くにイタリア本土(メストレ)が見えています。

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ゴンドラに乗ってみよう

2008年12月15日 | ヴェネツィア

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ヴェネツィアと聞いて連想するものの一つに、ゴンドラがありますね。
ところが現代のヴェネツィアでは、ゴンドラはもっぱら観光用として利用されているだけで、
ヴァポレットなどに主役の座を奪われています。

たまに見かけるゴンドラも、そのほとんどが日本人ツアーご一行様の御用達で、
隊列を組みながらカンツォーネの調べとともに現れるその様子は、
見ているこちらが気恥ずかしくなってしまいます。

でも、せっかくのヴェネツィア、ものは試しです。
かっこ悪いとか言わずに、ぜひ一度はゴンドラ体験をしてみましょう。
小さな運河をゴンドラでめぐれば、
きっと新しいヴェネツィアの楽しみ方を見つけることができると思いますよ。

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乗るなら、おすすめはやっぱり夕方です。
夕日が水面に写る頃のカナル・グランデの美しさを味わうには、
ヴァポレットではなくってやっぱりゴンドラでしょう。

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JAL 日本航空

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カナル・グランデ

2008年12月12日 | ヴェネツィア

ヴェネツィアといえば運河です。
大小何百という運河の中でも最も有名で、
ヴェネツィアの運河の代名詞ともいえるのが“カナル・グランデ”です。
ヴェネツィア本島を2分して逆S字に流れるこの運河は、古くから街の大動脈として発展してきました。

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運河沿いには、カ・ドーロ、カ・ペーザロ、カ・レッツォーニコなどの商館が立ち並び、
独特の景観を作り出しています。
(ディズニー・シーのモデルになっているのも、このカナル・グランデ沿いの風景ですね。)
残念ながら、なぜか写真が一つも残っていません。確かに撮ったはずなのに…。


67480010 
カナル・グランデには3つだけ橋がかかっています。
サンタ・ルチア駅前のスカルッツィ橋、アッカデミア美術館前のアッカデミア橋、
そして有名なリアルト橋です。



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リアルト橋からの眺めです。


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こちらはアッカデミア橋。
こうやって写真を眺めていくと、カナル・グランデをヴァポレットでめぐるだけでも、
ヴェネツィアの匂いは充分に感じ取ることができますね。

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サン・マルコ広場

2008年12月09日 | ヴェネツィア

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よく知られているように、ナポレオンが「世界一の大広間」と呼んだのが、ここサン・マルコ広場です。
ヴェネツィアには「Piazza(=広場)」と名の付く場所は、
現代になってローマ広場が造られるまで、サン・マルコ広場ただ一つだけでした。

67470029_3  「広間」の名の通り、
 ここはヴェネツィアの人たちの社交場となっています。
 カフェやバールが軒を連ね、
 晴れた日にはオープンカフェも出て、
 弦楽器などの生演奏も楽しめます。

 私たちは、その中の一つで、
 ヴェネツィアで最も古いカフェ
 「フローリアン」に入ってみました。
 歴史を感じさせる内装と、
 カメリエーレの上品な立ち居振る舞いは、
 さすがに一流と思わせるのに充分でした。
 ただ、値段のほうも超一流です。
 一杯のエスプレッソが、南イタリアの小さな町のバールで
 立ち飲みするときの10倍はしますから、気をつけて。

67470037とまあ、ふだんは平和なサン・マルコ広場ですが、
ひとたびアクア・アルタ(高潮)がやってくると
大変なことになります。

床石のすきまのあちこちから海水がじわじわと染み出し、
しばらくすると、広場は一面水浸しです。
そのようなときのために、
広場にはあちこちに高床式の渡り廊下のようなものが
用意されています。

そんなときには、あたりが本格的に水浸しになる前に、
広場の一角にある鐘楼に登ってみましょう。
鐘楼の上からは、ヴェネツィア本島だけでなく、
ジューデッカ島やリド島、
また本土のメストレや遠くの山々まで、
360度のパノラマを見渡すことができますよ。

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サン・マルコ寺院

2008年12月06日 | ヴェネツィア

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ドゥカーレ宮殿のならびには、ヴェネツィアで最も大きな教会、サン・マルコ寺院があります。
サン・マルコ広場に向かって立つこの建物は、ビザンチン様式で、
東方世界の影響を強く受けた建築になっています。

多くのイタリアの教会とは異なり、いわゆるギリシア十字のプランに、
天井部分がすべて丸天井で、しかも内部もファサードもいたるところ金で装飾されており、
“満艦飾”とはこのことをいうんだと思わせるけばけばしさです。
床は一面モザイクで覆われていますが、やはりヴェネツィア、
地盤のゆるみなどの影響でしょうか、だいぶでこぼこしています。

092502 
楼から見たサン・マルコ寺院。
ギリシア十字のプランの上に5つの丸天井が乗っている様子がよくわかります。


67470027 

ここには、聖マルコの遺骸が納められているそうですが、実際にはそれらしきものはどこにも見当たらず、
ちょっと???な感じです。
そもそも聖マルコの遺骸だって、エジプトのアレクサンドリアから拝借?してきたものなわけですから、
あやしい雰囲気いっぱいなわけですが、ヴェネツィアでは、そんなこと口がさけても言えません。

また、サン・マルコ寺院は、「大聖堂」ではなく「寺院」と訳されるのが一般的になっていますが、
これは、この教会が永らくドージェの統括のもとに置かれ、
ローマ法王の管理下になかったこと
(つまり、法王が任命した大司教がいる教会でなかった)ためだとのことです。
街で最も権威のある教会が、法王から事実上独立していた、というあたりもヴェネツィアらしいですね。

とまあ、いろいろと訳ありなサン・マルコ寺院ではありますが、
夕暮れ時、西日を受けてきらめくファサードは、
まさに「栄光のヴェネツィア」といった言葉がふさわしい輝きを放っています。

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ドゥカーレ宮殿

2008年12月03日 | ヴェネツィア

ヴェネツィアで最も大きな建物が、共和国ヴェネツィアの総督であるドージェが住み、
行政の中心となっていたドゥカーレ宮殿です。
海から見ると、四角いピンクの箱に見えるこの宮殿は、
ヴェネツィア・ゴシック建築の代表的な建築で、
クローバー型の窓が開いた柱頭の装飾がなかなか細やかです。

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正面には、ヴェネツィアの守護聖人マルコの象徴である“聖書を開いた有翼のライオン”の彫刻があります。
中に入ると、大きく開けた中庭には「巨人の階段」と呼ばれる大きな階段が2階へと続いています。
中世の時代、東方から交易のためにやってきた人々は、おそらくそのスケールに圧倒されたことでしょう。

2階の大広間の正面の壁には、世界で一番大きな油絵と言われるティントレットの「天国」が描かれています。
このティントレットという人は、かなり野心に燃えた人物だったようで、
絵からもなんとなく「ギラギラ感」が伝わってきます。

092202 

ちなみにティントレットの絵は、スクオーラ・ディ・サン・ロッコへ行くと、
おなかいっぱいになるまでたんのうすることができます。

宮殿内には、他にも執政室などの部屋がいくつもあり、
また有名な「ため息橋」を渡って、牢獄の見学をすることもできます。
「ため息橋」と牢獄の話は、また次の機会に。

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ヴェネツィアへ

2008年11月30日 | ヴェネツィア

世界有数の観光地、ヴェネツィアへは、さまざまな方法でアクセスできますが、
私が好きな方法は、次の3つです。

①夜、空路マルコポーロ空港に入り、空港からローマ広場までバスで行き、
そこからヴァポレットに乗る

②昼、空路マルコポーロ空港に入り、水上タクシーでサン・マルコ広場に入る

③昼、FS(できればインターシティ)でサンタ・ルチア駅に着く

①の方法は、日本から直接ヴェネツィアにアクセスしたい場合、
たいていはこの方法になるでしょう。
午前中に成田を出発すると、日付の変わらないうちにヴェネツィアに到着します。
飛行機から見る夜景が美しく、
ヴァポレットで夜のカナル・グランデをめぐりながらホテルに着くことができます。

②の方法は、例えばヨーロッパの他の都市からヴェネツィアにアクセスする場合でしょう。
多少値段は高くなりますが、ヴェネツィアへ海からアプローチすると、
本来の正面玄関であるドゥカーレ宮殿とサンマルコ小広場がだんだん近づいてくる様子は、
いよいよヴェネツィアへやってきたという期待感を高めてくれます。

③の方法は、最も一般的で、リベルタ橋を列車が渡っているときには、
まるで自分が映画の主人公になっているかのような気分が味わえます。
他の人の迷惑にならなければ、窓を開けて、潮の香りのする風を感じられると、
さらに雰囲気が増しますね。

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須賀敦子のヴェネツィア 須賀敦子のヴェネツィア
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2001-09

ヴェネツィアを訪れるなら、
どうしても読んでおきたい一冊です。
作家の須賀敦子さんがヴェネツィアで
過ごした時間を、美しい写真とともに
たどります。
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