i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

メストレからヴェネツィア国際空港へ

2011年06月28日 | ヴェネツィア

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ヴェネツィア本島とヴェネツィア・マルコポーロ空港のあいだには、
深夜・早朝を除き、約20~30分おきにシャトルバスが運行されています。
メストレのバスターミナルは、FSの駅の正面からは遠く離れた場所にあります。
他の町から鉄道でやってきてメストレでバスに乗り換えようとする場合には注意してください。
駅を出て左にまっすぐ500~600mくらいでしょうか。
駅前の大通りが「く」の字に右折するすぐそばです。

 
バスの発着時刻はかなり不正確です。
時刻表を確認して時間ぴったりに行っても20分くらい待たされることはよくあることなので、
“イタリア時間”で動いたほうがよさそうです。
でないと、バスの中で時計とにらめっこしながらあせりまくることになります。

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所要時間もまちまちで、15~25分くらい、平均20分くらいと考えればいいでしょう。
さいわいマルコポーロ空港は小さな空港なので、バスを降りると出発ロビーはすぐにわかります。

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さあ、急ぎましょう。ボーディングまであと1時間ちょっとです。


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フォンターナ城(Castello Fontana/Brunnenburg)

2011年06月25日 | メラーノと南チロル

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ティローロ城へ向かう途中のブドウ畑の中に、廃墟と見まちがうような小さなお城があります。
これがフォンターナ城(Castello Fontana)です。

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ドイツ語ではブルンネン城(Brunnenburg)と呼ばれており、現在では「農業博物館」になっているそうです。

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メラーノの市街をバックにしたフォンターナ城です。
せっかくだから中ものぞいてくればよかったかな、と今になっては思います。
でもこのときはティローロ城に入れなかったショックが大きくて…。

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ティローロ城(Castello Tirolo)へ その2

2011年06月22日 | メラーノと南チロル

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トンネルを抜けると、ティローロ城の見える角度が変わってきます。
ちょうど午後の日差しのもっともまぶしい時間帯。真夏でもないのに、歩いているうちに汗ばんできます。

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ほら、ぐーんと近づいてきました。
早く礼拝堂の扉口のレリーフを見てみたいと思うと、歩くスピードも自然と速くなります。

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ついに入り口に到着。でも様子がちょっと変です。
門の扉は閉じたまま。近くにいたチロル風の民族衣装を着ていた人に事情を聞いてみると、
ティローロ城は内装の改修のため今日(!)の午後からしばらく閉館するとのこと。
せっかくがんばってここまで来たのに…。しかも、あと2時間ほど早ければ、中も見学できたなんて…。

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でも、いくら後悔してもしかたありません。
お城のすぐ下にある展望台からメラーノのパノラマを眺めながらしばしぼんやり。
まわりには、同じような人たちがそれぞれの想いで景色を眺めていました。


大きな地図で見る  

ティローロ城のホームページはこちら

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ティローロ城(Castello Tirolo)へ

2011年06月19日 | メラーノと南チロル

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ティローロの村の中心地から少し離れた断崖の上に、ティローロ城があります。
やっとティローロに到着したと思いきや、さらにあと15分ほどの道のりを歩かなければなりません。

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途中の道からはヴェノスタ渓谷(Val di Venosta)が一望できます。
眺めもいいし、歩いている人もたくさんいるので、それが励みになります。

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ティローロの中心からかなり歩いてきました。歩いている人の多さは、この写真からもわかります。

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だんだん近づくにつれ、思っていたよりずっと大きな建物だということがわかってきました。

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道は舗装されていますが、けっこうアップダウンがあり、
城は目の高さに見えたり、下から見下ろす形になったりします。

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途中には短いトンネルもあります。いつの時代につくられたものなのでしょうか。
このトンネルをくぐると、ティローロ城まではあとわずかです。

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ティローロを散歩する

2011年06月16日 | メラーノと南チロル

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リフトを降りると、私たちはティローロ城を目指して歩き始めました。
正確な地図を持っていなかった私たちは、ティローロ城まで歩いてどのくらいかかるのか、
見当もついていなかったのです。
それに、道には数多くのトレッカーが歩いています。
(今考えると、歩いていたのはトレッカーばかりだったのですが…)

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道路わきにあったチロル高原全体の案内図です。
ざっと見る限り、リフト乗り場からティローロ城までは歩くと1時間はかかりそうです。
うーん…。でも歩き始めてしまったものは仕方がありません。

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幸いなことに、道を走る車はほとんどなく、景色もあきることがありません。
道の両側は、ブドウ畑かリンゴ園です。
メラーノはその名の通りイタリアでも有数のリンゴの産地なのです。(イタリア語でリンゴは
Melaと言います。)
の向こうに見えているのは
サレンティーニ山地の山々でしょうか。

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歩き続けてどのくらいたったでしょうか。ティローロの村の中心までやってきました。
バスの停留所(!)やツーリストインフォメーションもあります。
写真はサン・ジョヴァンニ教会(chiesa di S.Giovanni)です。

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この教会の脇の道を進んでいくと、ティローロ城(Castello Tirolo)があります。
この写真をとった場所のそばには、おいしそうなジェラテリアも。


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イタリアも国民投票で「脱原発」へ

2011年06月13日 | ニュースなど

イタリア、脱原発を選択=福島事故後で初、9割超が反対-国民投票

イタリアでも、福島の原発事故はかなりショッキングなできごととして話題になっているようです。
私たちには、気を使ってくれているためか、直接聞かれることはそれほど多くはありませんでしたが・・・。

私たちがこの前イタリアを訪れた際にも、ピンチョの丘のナポレオン広場で、座り込みをしている人たちを見ました。

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イタリアとは事情が異なり、電力のおよそ3割を原子力発電に依存している日本ですが、
私たちも発想をあらためなければいけない時期に来ているのかもしれませんね。

思想・信条などに関する個人的見解をこのブログに書くのは、なるべくやめようと思っていたのですが、
この件については、ちょっとだけ書きます。
少なくとも、地域経済の振興のために原発が欠かせない、っていう考え方は、
地域の発展のためには手段を選ばないと言っているようで、あまり好きじゃありません。

もう1つ、エネルギー問題関係のリンクを。

教皇、6カ国の新大使とお会いに、クリーンエネルギー推進に言及

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リフトでティローロ(Tirolo)へ

2011年06月10日 | メラーノと南チロル

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旧市街の北のはずれに、15世紀に建てられたプリンチペスコ城(Castello Principesco)があります。
中世当時のままに保存されたこの城の向かい側に、
ティローロへと登るためのリフト(seggiovia)乗り場があります。

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セッジョヴィア(seggiovia)とは、
昔は日本のどこのスキー場でもごく普通に見ることができた一人乗りのリフトのことです。
トレッキングにいく人が多いのでしょうか、それなりの装備で乗り込んでいく人が多いようです。

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こんな風に緑の木々のあいだをリフトは登っていきます。

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後ろを振り返ると、メラーノの街が見えます。中央にあるのがクールザール、その向こうが湯治センターです。

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いわゆるゴンドラとはまた違ったパノラマを眺めながら、リフトはゆっくりと進みます。
街は少しずつ小さくなって、やがてリフトの下にはブドウ畑が広がってきます。

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右手にはTessa山地の山々を見ることができます。
トレッキングに向かう人々の中には、あそこに行くのを目的にしている人もいることでしょう。

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足元には、斜面いっぱいのブドウ畑。
ここで収穫されるブドウからおいしい白ワインがつくられているのでしょう。
それにしても、リフトは畑のすぐ上を進んでいきます。
冬になったら、足先が積もった雪に届いてしまうのでは?と思うくらいの高さです。

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10分ほどでリフトは終点のサン・ベネデット山に到着です。
しかし、ここからティローロの中心までは、まだまだ長い道のりが待っていたのでした。

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サント・スピリト教会(Chiesa di S.Spirito)

2011年06月07日 | メラーノと南チロル

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パッシリオ川の対岸、ポスタ橋を渡ってすぐのところにサント・スピリト教会があります。
シンプルな外観のゴシック様式の教会です。

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ファサードの扉上部が、外観の中で唯一装飾らしい装飾がほどこされている部分です。

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中からみたバラ窓です。ドゥオーモよりシンプルですが、美しさでは負けていません。
よく見ると外枠にかなりの厚みがあることがわかります。

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後陣(祭壇)です。ドゥオーモのものと非常によく似ています。

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このようなレリーフが数多く飾られています。


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メラーノのドゥオーモ

2011年06月04日 | メラーノと南チロル

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メラーノのドゥオーモは、ポルティチ通りの東のはずれ、
メラーノの街の中でも比較的中世の面影を残す場所にあります。
ドゥオーモの脇は小さな広場になっていて、写真にもある大きな木が訪れる人の気持ちをなごませてくれます。

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ファサードはヴェネツィアン・ゴシックと言っていいのでしょうか。
上部にあるヴェネツィアでよく見る煙突のような装飾が印象的です。

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ファサードの下部の壁面にはフレスコ画が描かれています。

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バラ窓のデザインも、いかにもゴシック風です。

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教会の中から見たバラ窓のステンドグラスです。建てられた当時のものなのでしょうか。
やわらかな色合いがとてもいい感じです。

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内部の様子です。大きくとられた窓からたくさんの光が差し込んできます。
天井はリブヴォールトだと思いますが、ちょっと複雑な形状をしています。

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床面も落ち着いた色合いの装飾がほどこされています。

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ステンドグラスはいつの時代のものなのでしょうか。色がとてもあざやかで、画風も現代風です。
第2次世界大戦後に復興されたのかもしれませんね。


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メラーノの街を歩く(3)

2011年06月01日 | メラーノと南チロル

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通り沿いには色とりどりの花が植えられています。
後ろの建物はクールザール(クアハウス)と呼ばれる建物で、現在はイベント会場などとして使われています。

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色あざやかな花々に思わず目を奪われます。それにしてもヨーロッパの人は本当に花が好きなんですね。
イタリア人のコーディネートは、フランスのそれとは違って、自然の姿をできるだけ生かしているように感じます。
考え方が料理といっしょなのかな?

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クールザール全景です。
イタリア人にとって、かっては温泉で湯治をするのは上流階級にだけ許されたぜいたくだったのかな、
と思わせるような建物です。湯治客の社交場としてカジノが開かれていたこともあるそうですよ。

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クールザール前の広場です。現代美術のオブジェが置かれていますね。
その向かいにあるジェラテリアも大はやりのようです。

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花壇の中に、こんなオブジェを見つけました。モチーフはいったい誰なんでしょうか。
そして、その隣に生えている椰子の木にもびっくりです。
だって、冬はスキー客であふれかえる町なんですから。やっぱり温泉のおかげなんでしょうか。

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ポスタ橋までやってきました。クールザールのドームの背景に、Monte Muttaなどの山々が見えています。

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ポスタ橋のたもとに立つりっぱな建物なのですが、残念ながら何なのかわかりません。
何かの庁舎のようにも見えるのですが…。

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ポスタ橋の上からテアトロ橋方面を見たところです。緑豊かというべきなのか、自然のままですね。

VELTRA

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