i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ラ・パルー(La Palud)の食事

2013年03月30日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

Ristorante La Palud(リストランテ ラ・パルー)

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モンテ・ビアンコのふもと、ラ・パルーのバス停のすぐそばにあるリストランテ兼ピッツェリアです。
いかにも観光地の店らしい外観ですが、シーズンオフにもかかわらず多くの人でにぎわっていました。

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まあ、これといって特徴のない内装ですが、
もっとカジュアルな感じ(日本のファミレスみたいな)のピッツェリアのスペースや、テラス席もありました。

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時間がなかったこともあって、オーダーしたのはピザとパスタだけ。
日本人がイタリアと言えばすぐ想像するようなメニューです。
ピッツァ・バルドスターナ(アオスタ渓谷風ピザ)はフォンティーナチーズと生ハムだけのシンプルなピザです。
サイズはやっぱりイタリアらしくこの大きさ。イタリア人はみんなこれを1人でたいらげます。

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こちらは「タリオリーニ・モンテ・ビアンコ」。
とりあえず名前にモンテビアンコってつけちゃいました、という感じのポルチーニ茸のクリームパスタです。
普通においしくいただきました。

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最後は「カフェ・マロッキーノ」。
Marocchinoというのは、栗に関係あるのかと思ったら、モロッコ風コーヒーという意味だそうです。
チョコラータが少し入ったカプチーノ、といえば雰囲気は伝わるでしょうか。
不思議なことに、ミラノより北では見かけますが、南イタリアではあまり見かけません。
「モロッコ風」なのに。

ドミノ・ピザ【PC向けサイト】

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ラ・パヴィロン(La Pavillon)で食事

2013年03月27日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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ラ・パルー(La Palud)とトリノ小屋(Refugio Torino)を結ぶロープウェイ(Funivia)の
乗換駅ラ・パヴィロンには、展望台や植物園、売店などがあります。

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ここから見るながめは、4000mの高さから見るのとはまた違った景色です。

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そのラ・パヴィロンにあるリストランテがここ、「Ristorante Pavillon」です。
山小屋に併設されていて、バールもあります。

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内装は明るく設備も整っていて、ロープウェイしか交通手段のないにある建物という感じではありません。
新しいロープウェイの工事関係者らしき人たちが集まって食事に来ていました。
でも、もし新しいロープウェイができたら、ここはどうなってしまうんだろう…。

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オーダーしたのは3品。一品目は「モンテ・ビアンコ風サラダ」。
ここで手に入る食材は全部乗っけちゃいました、という感じのサラダです。
ラルドとフォンティーナチーズが、味にコクを出しています。

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プリモは「ラグーをからめたペンネ」。うまく訳せません。
香味野菜が多めのラグーソースをかけるんじゃなくって混ぜちゃってます。

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セコンドは「マスのステーキ」。ナッツがかかっているのがアクセントになっています。
なんとなく日本の洋食屋さん風の味付けでした。

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バールのご主人と息子さんです。名前も聞いたんですが、忘れちゃいました。
はじめは「東洋人が何しに来たんだ?」という感じでしたが、
イタリア語で話しかけると、とても親切にいろいろ教えてくれました。
アジアの人は、バールでトイレを借りるときにも、
挨拶もせずに入ってきて、ひとことも口をきかずに黙って出て行く人が多いみたいです。

バールでトイレを借りるときには、バリスタやカメリエーレに一声かけましょうね。
また、お礼にエスプレッソをオーダーして、くいっと飲んでさよならするくらいの気くばりをしたいですよね。
オーダーしてから飲み終わるまでに5分もかかりませんし、値段だって1ユーロもしないところがほとんどですから。

BIALETTI モカエクスプレス3CUP BEX-3
たまには家庭用エスプレッソマシンで。
BIALETTI (ビアレッティ)

 

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巨人の歯?(Dente del gigante)

2013年03月24日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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トリノ小屋から、今度は展望台の反対側に出てみます。
新トリノ小屋に向かう道なのですが、冬でもないのに雪が深く、歩くのがやっとです。

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下をのぞきこむと、クールマイユールの町がはるか下に見えます。

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グランド・ジョラスの方角です。
山の天気はめまぐるしく変わり、さっきまで見えていた山もすぐに雲に隠れてしまいます。

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さらに進むと、すぐそばに氷河を見ることができます。
ここから先の登山道は、本格的な登山の装備をした人以外は立ち入り禁止です。
逆の言い方をすると、トレッキングシューズだけでも、こんな景色に出あえちゃうってことですね。

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許可されているぎりぎりのところまで行って撮った写真がこれです。
写真中央がロチェフォート山(Aiugiulle di Rochefort)です。
そのやや右にグランドジョラスが顔をのぞかせていますね。
一方、左上にひときわ高く突き出ているのが、
ロッククライマーのあこがれの山“巨人の歯”(Dente del Gigante)です。
糸切り歯?前歯じゃなさそうですよね。

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アップで撮るとこんな感じです。違う角度から見ると、もっと“歯”って感じがするのかも。
この角度から見たかぎりでは、ワニやオオトカゲの前足を連想しちゃいますね。

DUNLOP ダンロップ ユニエースライト 929WP 防水仕様 トレッキングシューズ 4E (25.5 4E, ブラック)
少なくとも、これくらいの装備で出かけましょう。
 
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標高3329mでカプチーノを

2013年03月21日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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トリノ小屋の1階はバールになっています。
きっと新しいトリノ小屋ができる前には、宿泊した人はみんなここで食事をしたのでしょう。
窓からのながめは、展望台のようにはいきませんが、それでもパノラミックです。

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標高3000mを超えるこの場所では、真夏でもないかぎり、
晴れの日でも1時間も外にいるとすっかり体が冷えてきます。
そんなときには、何かあったかいものが飲みたくなりますよね。
というわけで、トリノ小屋のバールでちょっと一息。
オーダーしたのはカプチーノとカフェ・コン・パンナ。
こんな山の上でも、やっぱりここはイタリアなんだ、と実感できる味でした。

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トリノ小屋(Refugio Torino)展望台からの眺め

2013年03月18日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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トリノ小屋の標高は、Vecchioで3329m。一年のほとんどは雪が積もっています。
まあ富士山の頂上にいるようなものなので、眺めが悪いわけがありません。
モンテ・ビアンコだけでなく、さまざまな山を見ることができます。

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まずはグリヴォーラ(Grivola)とグラン・パラディーソ(Gran Paradiso)。
左側のピラミッドの形をした山がグリヴォーラ、右側の山塊の一番高いところがグラン・パラディーソです。
2つの山のあいだにコーニェの谷があります。

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これは…。山じゃなくって、氷河を撮ったものだと思いますが、よく覚えていません。

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これは北東の方角です。中央奥に見えるのは、チェルヴィーノ(Cervino)です。
スイスでの呼び名、マッターホルンといえば、誰でもわかりますよね。
モンブランからマッターホルンが見えるなんて、ちょっとすごいと思いませんか?

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アップにするとこんな感じです。
スイス側から見るシャープなマッターホルンの雰囲気と、イタリア側から見るごついチェルヴィーノの雰囲気が、
どちらも少しずつ感じられますね。

JAL 日本航空

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モンテ・ビアンコとついに対面

2013年03月15日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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ロープウェイ(Funivia)の終点トリノ小屋(Refugio Torino Vecchio)は、小さな建物です。
ここから100mほど登ったところに、新しいトリノ山荘(サイズ的に小屋じゃない)が建てられたため、
新(Nuovo)、旧(Vecchio)の呼び名がつけられています。

Refugio Torino (Vecchio e Nuovo) のホームページはこちら

この小屋のテラスが展望台になっていて、モンテ・ビアンコを間近に見ることができます。

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360度のパノラマが広がるエルブロンネル展望台は、そこまでのロープウェイも含めて改装工事中。
少し残念ですが、トリノ小屋からの眺望もなかなかです。

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こんな感じで、すぐ目の前がモンテ・ビアンコ(モンブラン)です。

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こんな風に山の名前がわかるように案内板が設置されているので、山にくわしくない人でも楽しめます。

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というわけで、前置きが長くなりましたが、展望台からみたモンテ・ビアンコ全景です。「Che Bella!!」

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山頂付近のアップです。
左側のピークがMonte Bianco di Courmayeur、右側のピークがMonte Bianco(モンブラン)です。
こうしてみると、なんだか性格の違う双子みたいに見えますね。

ソニーストアソニーストア

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Funiviaでトリノ小屋まで登る

2013年03月12日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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いよいよトリノ小屋の展望台へと向かいます。
途中で一回乗り換えて、1500m以上の標高差を20分ほどで登っていきます。

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ゴンドラが動き始めました。乗り場がみるみる小さくなっていきます。

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こうして見るながめは、文字通りの“Valle d'Aosta”(アオスタ渓谷)です。
写真真ん中あたりがクールマイユールの町、奥の山々はグラン・パラディーソ山群です。

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ゴンドラの中から東の方角を見たところです。Aiguille de Chambaveだと思います。

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ここが乗換駅、ラ・パヴィロン(La Pavillon)です。
ここには、遊歩道や植物園、山小屋兼リストランテがありますが、
乗り換えだけの時には建物の外に出ることはありません。
係員の人に言われたとおりに進むと、さっきまで乗ってきたのとまったく同じ形のゴンドラが待っていました。
この次の駅がトリノ小屋です。

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ここまで来ると、もうモンテ・ビアンコがこんなに間近に見えます。
左端(写真の中では真ん中あたり)のとがった岩山がAiguille Noire de Peuterey、
その1つとなりの少し高いピークがAiguille Blanche de Peuterey、
右端がMonte Bianco dI Courmayeur(クールマイユールのモンブラン)です。

イタリア側のふもとから見ると、モンブランの主峰は見えないので、こんな言い方をするんでしょうね。
でも、実はクールマイユールの町の中心からは、この山もそんなによく見えないんです。

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あたりの景色に夢中になっていると、10分間はあっという間です。ゴンドラはもうすぐトリノ小屋に到着です。

シャモニ周辺を歩く―モン・ブラン山群の特選コース23 (ヨーロッパアルプス・ハイキングガイド)
小川 清美
山と溪谷社

 

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ロープウェイ(Funivie)乗り場

2013年03月09日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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クールマイユールからバスに約10分乗ると、ラ・パルー(La Palud)に到着します。
バスはここまで。Funivia乗り場までは、さらに徒歩5分ほどです。

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バスを降りた場所から、クールマイユール行きのバス乗り場を見たところです。
いかにも山中の村のバス停といった雰囲気です。

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バス停付近から見たモンテ・ビアンコです。
“白い女王”モンブランと同じ山とは思えないほど、険しく切り立った姿を見せています。

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バス停から道なりに登り坂を歩いていると、一台のゴンドラが下ってくるのが見えました。
乗り場はもうすぐそこのようです。

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乗り場の看板が見えてきました。看板の向こうに見える山は、グランド・ジョラスです。

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この建物が発着所です。シーズンオフだからでしょうか。人影はまばらです。

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ここがチケット売り場です。ここではじめてわかったのですが、
プンタ・エルブロンネル展望台までのFuniviaは現在リニューアル工事中で、
途中のトリノ小屋の展望台までしかいけないとのこと。人が少ないのも納得です。
それでもせっかくここまで来たんですから、トリノ小屋まで行ってみることにしました。

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とはいっても、トリノ小屋の展望台も3000m近い高さにあります。上はきっと寒いのでしょう。
こんなワンちゃんまで防寒装備です。さあ、とりあえず行けるところまで行ってみましょう。

リューアルされるFunivaはすごい!
こちらのホームページで完成予想図が見られます。

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

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クールマイユール(Courmayeur)へ

2013年03月06日 | モンテ・ビアンコとクールマイユール

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モンテ・ビアンコ(モンブラン)は、フランスとイタリアの国境にそびえるアルプス有数の名峰です。
日本でもよく知られている山ですね。ヨーロッパの国を数カ国めぐるツアーなどでは、
フランスのシャモニーからエギュ・デュ・ミディの展望台までロープウェイで登ったことのある人も多いのでは?

一方、イタリア側の起点になるのがクールマイユール(Courmayeur)です。
アオスタからバスで1時間半ほどのこの町は、シャモニーのようなにぎやかさはありませんが、
それでもハイシーズンにはイタリア側からモンテ・ビアンコを訪れる人々でにぎわいます。

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アオスタを出てしばらくすると、サヴォワ家の城跡にいくつも出会います。
こうした城砦は、のろしを上げたときに目視できる間隔で建てられていたそうです。

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城砦と同じくらいよく見かけるのが、教会です。どんな小さな集落にも、必ず教会があります。

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クールマイユールに近づくにつれ、モンテ・ビアンコが次第にその姿を見せはじめます。
フランス側からみるモンブランがどちらかといえば女性的なのに対して、
イタリア側から見る姿は、ごつごつとして男性的です。

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クールマイユールのバスターミナルに到着しました。といっても、大きなロータリーがひとつあるだけです。
Autostazioneと呼ぶほどの規模ではありません。

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バスターミナルのロータリーには、古いFunivia(ロープウェイ)のゴンドラと牛の親子のオブジェが置かれています。
なんとなく日本の観光地にもありそうな風景にちょっと脱力。

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展望台へと向かうFuniviaの駅は、ここからさらにバスで10分ほどのラ・パルー(La Palud)にあります。
プルマンから写真のような路線バスに乗り換えて、いよいよモンテ・ビアンコへと向かいます。

VELTRA

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