カルタジローネで一番大きな教会でもあるカテドラーレは、聖ジュリアーノにささげられた教会です。
もともとはノルマン朝の頃に建てられた教会ですが、1693年の大地震で倒壊し、その後再建されました。
青いマヨルカ焼のクーボラがひときわ目立っています。
ファサードは20世紀になってつくられたもので、リバティ様式だそうです。
リバティ様式というのは、ジェノヴァな度でよく見かけるイタリア版アール・ヌーヴォーですね。
内部はシンプルな三廊式で、採光に工夫があるのでしょうか、とても明るい印象を受けます。
主祭壇上のステンドグラスがシチリアっぽくないと思いませんか?
それはさておき、どうして聖ジャコモでなく、聖ジュリアーノニささげられたこの教会が
カルタジローネのカテドラーレなんでしょう?ちょっと気になりますね。