i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

パレルモからモンレアーレヘ

2008年01月29日 | モンレアーレとバゲーリア

モンレアーレは、パレルモ近郊の山の上の町。訪れるには、パレルモからバスに乗るのが便利です。
00050169 モンレアーレ行きのバスは、
 パレルモ旧市街の西のはずれ、
 ヴィットリオ・エマヌエレ大通りの終点にあたる
 インディペンデンツァ広場から出ています。
 ヌォーバ門をくぐり、広場に出たら、
 そのまま真っすぐ道沿いに進むと、
 目印のバール“サンドロ”があります。
 このバールの向かい側が、バス乗り場です。

 
モンレアーレヘは、ココからバスで30分弱。
しばらく平地の新市街を走った後、徐々に山道を上っていきます。
やがてバスは見晴しのよい直線道路に出ます。ここまで来ると、モンレアーレはもうすぐです。

00050043 バスは通常はドゥオーモ近く、
町の中心にある広場に到着するらしいのですが、
私たちが訪れたときは、広場は工事中でバスが入れないため、
町のはずれが臨時?の終点になっていました。


バスを降りると、山側にはモンレアーレのドゥオーモの後陣が、
東側にはコンカ・ドーロのパノラマが広がっています。

モンレアーレの一番の見どころは、何といっても、
内装が一面金色のモザイクで装飾されているドゥオーモです。

バスを降りた私たちは、
いよいよシチリア一のドゥオーモへと向かいます。


00050068
バス停付近からの眺め

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

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チェファルーのレストラン

2008年01月26日 | チェファルー

アル・ポルティッチョーロ(AL Porticciolo)

00050021
チェファルーでの昼食に選んだ店は、旧市街の北側、オルトラニ通り沿いにある、
海の見えるリストランテです。
店はうなぎの寝床のように南北に長いつくりになっていて、
一番奥まで進むと、海(岩場)に面したオープンテラスがあります。
晴れた日なら、このテラスでの食事が絶対におすすめです。

オーダーしたのは、「マグロの燻製のカルパッチョ風」「オーロラソースのトルテッリーニ」
「ズッキーニとイワシのペンネ」「スズキのソテー」です。また、白ワインも頼みました。

00050024 
オーロラソースのトルテッリーニ

00050023
ズッキーニとイワシのペンネ

まわりの景色のせいもあるのでしょうが、どの料理もとてもおいしく、
特にズッキーニとイワシのペンネは、フェンネルの風味がよく効いていて、シチリアならではの味です。
ワインも、5ユーロのハーフボトルを1本だけのつもりだったのが、
すっきりした飲み口についつい飲みすぎ、結局昼から2本も飲んでしまいました。

昼からたっぷり食べて飲んだ私たちが、その日の夕食を軽食だけにしたのは、いうまでもありません。

AL Porticcioloのホームページはこちら
http://www.alporticciolo.it/AlPorticciolo/default.aspx


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チェファルーの海

2008年01月23日 | チェファルー

00500029チェファルーの海は旧市街の北側と西側で
まったく違った様子をみせてくれます。

街の北側は岩場が多く、荒々しい様子なのに対し、
街の西のはずれからはきれいな砂浜が広がり、
海水浴場としてにぎわっています。
   

私たちが砂浜についたときには、
残念ながら雲行きが怪しくなってきて、
チェファルーの海をたんのうする、
というわけにはいきませんでしたが、
それでも避暑地の雰囲気は
たっぷりと味わうことができました。

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街の北側の海岸

00050034
街の西側の海水浴場

00500031 海水浴場ではこんな風にしてココナッツが売られていました。
(買ってみたけれど、あまりおいしくありませんでした。

 何か特別な食べ方があるのかも?) 

有機エキストラヴァージンココナッツオイル 500ml
 
ブラウンシュガー
ファースト
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チェファルーのドゥオーモ

2008年01月20日 | チェファルー

チェファルーのドゥオーモは、旧市街のほぼ中心といえる場所にあります。
知名度はそれほど高くありませんが、なかなか立派なドゥオーモです。
外観はアラブ・ノルマン様式というのでしょうか、有名なモンレアーレの大聖堂とよく似ています。
ファサードの両側に、2本の鐘楼があり、この鐘楼は一対になっていますが、
微妙に左右非対称につくられています。

00500034

00050040 内部はこれまたモンレアーレと同じように
 金色のモザイクで飾られ、後陣には巨大な
 「全能のキリスト」のモザイク画があります。

 ただ、モンレアーレと違っているのは、
 ほとんどの柱の下のほうは
 大理石で装飾されていることです。

 なんといえばいいのでしょうか、
 控えめなバロック風なのです。
 おそらく、後年に改装されたのでしょうね。

 というわけで、
 後陣だけがモザイクで金色に輝いているのです。
 個人的には、この微妙なアンバランスさ、
 ちょっと好きかもしれません。



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チェファルーの街を歩く

2008年01月17日 | チェファルー

00500010チェファルーの旧市街は、FSの駅から徒歩で10分ほど、
東西500m、南北1kmほどの小さな市街です。
駅を出たらすぐに右手に進み、道なりに進めば、
迷わず旧市街の入り口にたどり着くことができます。

旧市街は、メインストリートのルッジェロ大通りが
街の真ん中を南北に通り、
そこから小さな脇道が東西に何本も出ているだけなので、
迷子になる心配はまずありません。
ただ、大通りとは名ばかり、
大型車一台がやっと通れるくらいのルッジェロ大通りは、
夏のあいだはいつでも大混雑です。
避暑地らしく道の両側には、おみやげ物屋がいっぱいです。


大通りを南から北に歩いていくと、やがて右手にDuomoがあらわれます。
チェファルーのDuomoは、知名度はそれほど高くありませんが、
モンレアーレの大聖堂にも負けない立派な教会です。

大通りをぶらぶらしたあとは、左に曲がって海にでてみましょう。
映画「ニューシネマパラダイス」の名場面そのものの風景に出会えますよ。

00050028 
ここが映画「ニューシネマパラダイス」の中で野外上映会が行われた場所です。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]
 
角川映画
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チェファルーの岩山に登る(2)

2008年01月14日 | チェファルー

見晴台は、岩山の頂上ではありませんでした。
「見晴台→」と書かれた立て札から100mほど進むと、崖沿いに石垣で囲まれた場所が…。
何人かの人がベンチに座ったり、石垣の上に座ったりしながらくつろいでいます。
やっと、たどり着きました!そして、そこからの眺めは…。
日本で出版されている本やインターネットでもなかなかお目にかかれないすばらしい景色です。
皆さんも、チェファルーを訪れる機会があったら、絶対に見晴台へは足を運んでください。
そうでないと、きっと後悔しますよ。


00050019 街並みと美しい海岸線が見えます。

00500019 真下に見える大きな建物はDuomoです。

00500022 北側には、見渡す限りの真っ青な水平線が広がっています。

ソニーストア

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チェファルーの岩山に登る(1)

2008年01月11日 | チェファルー

チェファルーのシンボルは、街の背後にそびえる岩山です。
この岩山を背景にしたチェファルーの街並みの写真は雑誌などでもよく紹介されていますが、
実は、この岩山の上から眺める街並みと海の景色がすごくいいらしい、という情報を入手した私たちは、
まず岩山の上に登ってみることにしました。


00500027

00500024ガリバルディ広場から狭くゆるやかな道を登っていくと、
ブーゲンビリアをはじめとしたさまざまな花も満開で、
私たちの目を楽しませてくれます。
南国らしく、
野生のサボテンもあたり一面に生えています。

やがて道は坂道から階段へと変わり、
登っていくにつれて
眼下には少しずつ海のパノラマが広がってきます。
途中からの眺めでもこれだけすばらしいのだから、
一番上からの眺めはどんなにきれいなんだろう、
と期待をふくらませながらゆっくりと坂道を登ります。










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崖の途中にたくさん生えているサボテン、写真でわかりますか?

00500017石段を登りきると、
そこは台地状の平らな部分が広がっています。
ここには、昔の砦が築かれていたようで、
崩れかけたその名残が見られます。
また、さらに昔(ローマ以前?)の
石造りのディアナの神殿跡や、
中世の小さな教会跡も残っています。


私たちは、そこからさらに
岩山の頂上を目指そうとしましたが、
どうも眺めのよさそうな場所とは方角が違うようです。

迷いながらあたりを見回すと、「見晴台→」と書かれた小さな立て札が…。
私たちは迷わずその立て札が指す道を進むことにしたのでした。

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パレルモからチェファルーへ

2008年01月08日 | チェファルー

00050005 
チェファルーはパレルモから列車で一時間ほど海岸沿いを東に行ったところにある小さな町です。
映画「ニューシネマパラダイス」のロケ地としても使われているので、
日本でも少しは名前の知られた町かもしれません。
私たちは、列車でパレルモから日帰りでこの町を訪れました。

00500008

イタリアは、
列車が時刻表どおりに走らないことで有名ですが、
最近はだいぶ正確になってきているという
印象がありました。
(実際、それまで私たちが体験したことのある
 最大の遅れは、ナポリ→ローマで110分でした)

ところが、シチリアには「昔ながらのイタリア」が
まだまだ残っていたのです。

パレルモからチェファルーまでを90分遅れです。
さすがシチリア、なんて妙なところに感心しつつ、
私たちは何とかチェファルーの町へ
やってくることができたのでした。





00500009
さらに遅れてやっとチェファルーの駅に到着します。イタリア、イタリア。のんびり、のんびり。

00050041
駅には、マヨルカ焼のタイルでつくられた街の風景の絵がありました。

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パレルモのレストラン(3)

2008年01月05日 | パレルモ

Ai Vecchiettiアイ ヴェッキエッティ

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行こうと思っていたトラットリアが定休日だったので、
ポリテアーマ広場周辺をうろうろして見つけたお店です。
見た目は団体さん御用達のような店構えだったのですが、
テラス席が気持ちよさそうだったので、ついつい座ってしまいました。

メニューは魚料理が中心のようで、
前菜のメニューの中には「シチリア風“スシ”」なんてものもありました。
結局、オーダーしたのは、こんな感じです。

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メカジキのカルパッチョ。日本人の口に合いそうな味です。

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カポナータと焼き物の盛り合わせ。
焼き物はずいぶん食べてしまってあるので、いったいなんだったのか、よくわからなくなっています。

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プリモはアサリとムール貝のイカ墨タリアテッレです。
タリアテッレが黒いので、どこにパスタがあるのかわかりにくいですね。おいしかったですけど。

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セコンドは牛肉のインボルティーニ。インボルティーニはシチリア名物ですからね。

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セコンドはもう一品、魚介のフリットミストです。
いろいろなお店でついオーダーしてしまうメニューです。

飛び込みで入った店にしては、味は上々でした。場所も便利なので、困ったときには助かるお店です。

お店のホームページはこちら
http://www.aivecchiettidiminchiapititto.com/

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パレルモのレストラン(2)

2008年01月02日 | パレルモ

ピッコロ・ナポリ(Trattoria Piccolo Napoli)

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テレビや雑誌などでも紹介されて、日本でもあまりにも有名になってしまったこのお店ですが、
じつはこのお店、平日は昼間しかやっていません。
また、場所も旧市街からは少し離れた(私たちが拠点にしていたポリテアーマ広場からは近い)
Borgo Vecchioという下町地区にあります。
行ってみるとそれほどの混雑ではなく、私たちのほかにも日本人の年配の夫婦が1組。
やっぱり…と思いながらオーダーします。

00050176_2前菜はパネッレ(ヒヨコ豆の粉を揚げたもの)を。

プリモは2品。パスタ・コン・サルデ(いわしのパスタ)と
うにのリングイネです。

セコンドは薦められたマグロのトマトソース煮にしました。

残念ながら写真を撮り忘れてしまったのですが、
プリモは文句なくおいしかったです。
ぜひとも皆さんも試してみてください。

ただセコンドは…。
マグロの調理に関しては、
日本より上手な国はないのかもしれないという結論に達したパレルモの昼でした。

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