i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

Castello Estense - エステンセ城(3)

2009年09月28日 | フェッラーラ

072701_5 “空中庭園”からは、4つある塔のうち、
大時計のある塔を間近に見上げることができます。
こうやってあらためて見ると、なかなか堂々とした構えです。
見学順路は、庭園から再び屋内に戻っていきます。
ここからは、先ほどまでとはうって変わって
豪華絢爛な部屋が続きます。

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Sala dell'Aurora(暁の部屋)は天井画が見ものです。072702_2

La Cappella Ducale(君主の礼拝堂)の天井画も見事です。
072703

La Torre di San Paolo(サン・パオロの塔)の内装です。いかにもフェッラーラ風です。
072704

072706_2天井もシンプルですが、
細部にまで計算しつくされた装飾がほどこされています。
個人的には、この部屋が一番好きですね。 
La Sala del Governo(政務室)の天井もまた、
見事なフェッラーラ風の細密画で飾られています。

エステンセ城は、たいした下調べもせず、
なんとなく訪れてしまったのですが、
一階と二階の対比といい、独特の画風による装飾といい、
フェッラーラでここだけははずせない見どころのひとつでした。

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エステンセ城のホームページはこちら
http://www.castelloestense.it/ita/

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Castello Estense - エステンセ城(2)

2009年09月25日 | フェッラーラ

072401
四方を堀に囲まれたエステンセ城へは、かっての跳ね橋を渡っていきます。
橋を渡ると中庭があり、その一角に城内への入り口があります。

072402
中に入るとまず目を引くのが大きな全景の木製模型です。
精巧さはイマイチですが、雰囲気はよく伝わってきます。

072403
模型のある部屋を過ぎると、薄暗い通路を通って城の地下へと見学順路は続きます。

072404
地下では、武器貯蔵庫や牢獄などを見ることができます。写真は牢獄の入り口です。

072405
見学の順路は再び上の階に戻っていきます。
途中はやはり薄暗い廊下ですが、ところどころに写真のような窓があり、外の様子をうかがうことができます。

072406
廊下をさらに進んでいくと、なんと“空中庭園”に出ることができます。

072407
“庭園”には大きなレモンの木が植えられています。

072408_2
“庭園” からの眺め

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Castello Estense - エステンセ城(1)

2009年09月22日 | フェッラーラ

072101
フェッラーラのチェントロ、ドゥオーモの斜め向かいにあるエステンセ城は、
この街を統治していたエステ家の居城です。
四方を堀で囲まれた要塞風の建物は、フェッラーラの街でひときわ目立つ存在です。

072103
堀には噴水もあります。実用性より美観重視?

072102
北側からの眺め(真ん中の小さなアーチが城への入り口です)

072104_3このエステンセ城は、内部も公開されています。
これが意外な拾い物で、
(エステンセ城に失礼かな?)
見どころたっぷりです。
内部の様子は次回以降に。



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サヴォナローラの故郷

2009年09月19日 | フェッラーラ

071801
フィレンツェの最盛期にサン・マルコ修道院長を務め、ロレンツォ・ディ・メディチ亡き後、
一時期フィレンツェの精神的指導者となったジローラモ・サヴォナローラは、
実はフェッラーラの出身で、エステンセ城の前に像が立っています。

071802_2 ルネサンス美術の多くを“虚飾”と決め付けて
 その多くを灰にし、
 最後には自分自身がシニョーリア広場で
 火あぶりにされてしまった彼ですが、
 故郷では評価されているようです。

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071803
フェッラーラの街には「サヴォナローラ通り」もあるくらいですから。
(ロメイの家の前の通りがそうです)

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カテドラーレ広場(Piazza Cattedrale)

2009年09月16日 | フェッラーラ

071501
カテドラーレ広場は、三方をドゥオーモ、市庁舎、時計台に囲まれた街の中心です。
自動車の乗り入れが制限されているため、朝の通勤時間帯はたくさんの自転車を見かけます。

070902
市庁舎のある建物は、1階にバールがあるため、夜遅くまで多くの人でにぎわいます。
ココから眺めるライトアップされたドゥオーモは、昼とはまた違った顔を見せてくれます。

071502
裏側から見た時計台。アーチをくぐると、そこがカテドラーレ広場です。


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フェッラーラのドゥオーモ(Cattedrale di Ferrara)②

2009年09月13日 | フェッラーラ

さて、今度はドゥオーモの中を見てみましょう。ファサードの入り口をくぐると、あれ?

071201またファサードが。身廊の手前に前室がある、
今までに 見たことのないつくりの教会です。


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071202
正面入り口の階段両脇には、通りに面したファサードと同じようにライオンの彫刻が通る人々を見張っています。
ちなみに、この前室から2階に上がると美術館があって、コスメ・トゥーラの絵などが展示されているそうです。
知っていたら2階にも行ったのに・・・。

071205 

071203_3 中に入ると、重厚な雰囲気の装飾が目を引きます。
 バロック的な派手さはありません。
 ヴォールト天井や後陣のあたりは
 どことなくゴシック風ですが、柱などの細部には、
 ルネサンス期に発達したフェッラーラ独特の装飾が
 ほどこされています。

 古代ローマからビザンチンにかけての歴史を持たず、
 エステ家の本拠地として独特の発展をしてきた都市、
 フェラーラ。ドゥオーモもその象徴にふさわしく、
 他のどのドゥオーモとも様式の異なる、
 斬新で美しい建物でした。

 071204_2

 



 

 

     

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フェッラーラのドゥオーモ(Cattedrale di Ferrara)①

2009年09月10日 | フェッラーラ

070901
フェッラーラのドゥオーモは、他の多くのドゥオーモがそうであるように、フェッラーラの街の中心にあります。

070903_3  ファサードは、ロマネスク?ルネサンス?ゴシック?
 すべてが混ざり合っているようで、
 シロウトには判別不可能な独特の様式です。

 「イマイチ好きじゃないなぁ・・・」というのが
 第一印象でした。しかし、じっくり眺めていると、
 シンプルながら細部まで凝ったデザインと、
 リズミカルなアーチの連続にいつの間にか
 ひきつけられていく不思議な魅力があります。

 
 
 
 
 また、側面にまわってみると、またまた不思議な風景が…。

 なんと、アーチの下が商店街になっています。
 ちょっと見たところあまり違和感がないのが、
 かえってシュールです。
070904
近くで見ると…。

070905
確かにお店が並んでいます。

070906 鐘楼は、ファサードと同じ薄いピンクと白の大理石の
 横縞模様が印象的で、 全体の雰囲気は、
 フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレの
 “ジョットの鐘楼”に少し似ています。

 さて、外観の紹介はこれくらいにして、
 ファサードに戻り、内部の見学をしてみましょう。

 実は、ファサードの扉を開けると、
 そこにも他のイタリアのドゥオーモでは
 見ることのできないしかけがあるのです…。

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フェッラーラのホテル

2009年09月07日 | フェッラーラ

Hotel Ripagrande (ホテル リパグランデ)

070601
フェッラーラのチェントロにある、中世の貴族の館を改装して造られた、歴史を感じさせるホテルです。

070608
フロントまわりも歴史を感じさせます。

070602
私たちの泊まった部屋は、中二階にリビングがあり、ベッドルームはロフト風?になっていました。
部屋のドアを開け、バスルームやクローゼットのあるフロアから階段を上がると、リビングがあります。

070603
さらに階段を上がっていくと…。

070604
そこがベッドルームです。

070605_2  バスルームはきれいに改装されていて、
 タイルの青がとても印象的です。
 ただ残念なのは、バスタブがここもありませんでした。
 エミリア・ロマーニャでは、
 ついにバスタブにめぐりあえずじまいでした。

 ホテルのホームページには、
 同じジュニアスィートクラスの
 ジャグジーバス付きの部屋が紹介されていたのですが…。







070606
朝食ルーム


070607
イタリアらしい朝食です。

ホテルのホームページはこちら
http://www.ripagrandehotel.it/




大きな地図で見る

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リミニからフェッラーラへ

2009年09月04日 | フェッラーラ

エミリア・ロマーニャの旅最後の目的地は、エステ家の古都フェッラーラです。
パルマからリミニまで、エミリア街道を一方通行で旅してきましたが、ここで初めて逆走し、
そして街道からも大きくそれることになります。

070303
リミニともいよいよお別れです。

070301
リミニ~フェッラーラは、FSの場合、ラヴェンナ経由とボローニャ経由の2つのルートがありますが、
私たちが選んだルートは、ボローニャ経由です。
時間に余裕がある人なら、ラヴェンナ経由を選ぶほうが車窓からの風景が楽しめそうです。

070304
1時間半ほどで、フェッラーラへ到着です。

070302  駅で最近よく見かけるようになった切符の自動販売機です。
 液晶タッチパネルが使いにくいせいか、
 それとも故障していることが多いためか、
 たいていは待たずに使えます。
 窓口にはいつも長蛇の列ができているのに…。



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サンマリノの坂道を歩く

2009年09月01日 | サンマリノ

070101
サンマリノは、ティターノ山の西側斜面につくられた町。だから街中どこもかしこも坂道だらけです。
特に旧市街は、急坂が多くてお年寄りには少し大変かも。
でも、車の往来にわずらわされたりせずに、のんびりと街歩きを楽しむことができます。

Image028
通り沿いには、さまざまなお店が並んでいます。
多くはみやげもの屋で、革製品だったり、装飾品だったり、ワインやリキュールだったり、お菓子だったり、
またサンマリノの切手だったりと本当に飽きることがありません。

ただし、ほとんどは観光客相手の店なので、意外なときに困るときも。
私は、デジカメのメモリーカードを探すのに、狭いサンマリノ旧市街を何度も上り下りしてしまいました。

Image070_5  一方、旧市街から少し離れて、
 山沿いの小道を歩くと、
 そこには素朴な風景が広がっています。

  VELTRA

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