“空中庭園”からは、4つある塔のうち、
大時計のある塔を間近に見上げることができます。
こうやってあらためて見ると、なかなか堂々とした構えです。
見学順路は、庭園から再び屋内に戻っていきます。
ここからは、先ほどまでとはうって変わって
豪華絢爛な部屋が続きます。
Sala dell'Aurora(暁の部屋)は天井画が見ものです。
La Cappella Ducale(君主の礼拝堂)の天井画も見事です。
La Torre di San Paolo(サン・パオロの塔)の内装です。いかにもフェッラーラ風です。
天井もシンプルですが、
細部にまで計算しつくされた装飾がほどこされています。
個人的には、この部屋が一番好きですね。
La Sala del Governo(政務室)の天井もまた、
見事なフェッラーラ風の細密画で飾られています。
エステンセ城は、たいした下調べもせず、
なんとなく訪れてしまったのですが、
一階と二階の対比といい、独特の画風による装飾といい、
フェッラーラでここだけははずせない見どころのひとつでした。
エステンセ城のホームページはこちら
http://www.castelloestense.it/ita/