i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

グラッチアーノ通り(Via di Gracciano nel Corso)

2014年11月28日 | モンテプルチアーノ


グラッチアーノ通りは、プラート門からエルベ広場まで続く
モンテプルチアーノのメインストリートです。


プラート門から入ってすぐのところにあるサヴォナローラ広場には、
こんなツタの絡まる建物も。


広場のまわりには、16世紀の建物が立ち並び、
まるでルネサンスの時代にタイムスリップしたかのような雰囲気です。
写真の建物は、アヴィニョン人の館(Palazzo Avignonesi)です。
もう見るからにルネサンス建築ですね。

左手前に立っている円柱は「マルツォッコの円柱(Colonna Marzocco)」と呼ばれています。
円柱の上のライオンは、フィレンツェの象徴だそうです。


こちらはブッチェッリ宮(Palazzo Bdccelli)です。
この建物も16世紀に建てられたものだそうですが、実は土台の部分に秘密が…。


なんと、土台に使われている石は、
エトルリア時代や古代ローマ時代の遺跡のものを流用しているんです。
それにしても、こんなにたくさんの石、いったいどこにあったんでしょうか。
どう見ても、教会とか神殿に使われていた石ですよね…。

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プラート門(Porta al Prato)

2014年11月25日 | モンテプルチアーノ


モンテプルチアーノの表玄関がここ、プラート門です。
16世紀に修復されたこの門は横幅と奥行きが同じくらいある、
「堅固」という言葉がぴったりの門です。
通路は鍵型になっているため、入り口から街の中を見通すことはできません。

この門ができたころは、ちょうどトスカーナ大公国ができたころで、
もう他の街との戦いを意識しなくてもいいころだと思うのですが、
メディチ家の人たちはそうは考えなかったのでしょうね。
(この門のアーチの上には、メディチ家の紋章があります)


この先に続く道が、モンテプルチアーノのメインストリート、グラッチアーノ通りです。

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町の外に水の自動販売機があった。

2014年11月22日 | モンテプルチアーノ


モンテプルチアーノの城壁の外にはいくつかの駐車場があります。
そのひとつ、プラート門近くの駐車場に、こんなものが置かれていました。
どうやら、水の自動販売機のようです。

よく見ると、右側には「Frizzante(炭酸水)」、左側には「Naturale(天然水)」という表記があります。
また「1リットル=5チェント」という表記も。安い
日本でも、スーパーなどではときどき見かけますが、この場所とこの値段。
世の中、いろんなものがあるんですね。

 

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モンテプルチアーノのカンティーナ(1)

2014年11月19日 | モンテプルチアーノ


サンタニェーゼ教会と、通りをへだてた向かいに
「Cantina Fanetti」というカンティーナがありました。
ドアが開いていたので何気なくのぞいてみたところ…。


いきなり大きな樽が。どうやら試飲もできるようです。
たぶん、これはプレゼンテーション用で、
本当は地下の深いところにもっともっとたくさんの樽が寝かされているのでしょう。


後でわかったのですが、DOCG「ヴィーノ・ノービレ・モンテプルチアーノ」は、
このカンティーナが名付け親なのだそうです。
そうとわかっていれば、無理してでも1本買ってきたのに…。

Fanettiのホームページはこちら

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サンタニェーゼ教会(Chiesa di S.Agnese)

2014年11月16日 | モンテプルチアーノ


モンテプルチャーノの城壁の外、プラート門の近くにある教会です。
14世紀の初めに建てられ、ファサードは20世紀に完成したものだそうですが、
淡い色合いが印象的です。


内装は17世紀~18世紀に改装されたものです。


内部には、モンテプルチアーノの8つのコントラーダの旗が掲げられています。
シエナのパリオのように、
モンテプルチアーノでは、8月の終わりに「Bravo delle Botti」という
コントラーダ対抗のタルころがし競争が行われます。
その時に振られる旗がこれです。


主祭壇には、サンタニェーゼ(聖アグネス)の彫像が置かれ、
その下には彼女の遺骸が安置されています。
モンテプルチアーノのサンタニェーゼは13世紀の人物だとのことなので、
亡くなってまもなくこの教会は建てられたことになります。
彼女はそれだけモンテプルチアーノにとって大切な人物だったのですね。

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モンテプルチアーノへ

2014年11月13日 | モンテプルチアーノ


キウジ-キャンチャーノ・テルメ駅から
モンテプルチアーノのバスターミナルまではプルマンで1時間ほど。


プルマンは、途中キャンチャーノ・テルメを経由してモンテプルチアーノへと向かいます。


意外と大きなAUTOSTAZIONE(バスターミナル) にちょっとびっくり。


待ち時間が長いのでしょうか、暇つぶしのテーブルゲームなんかもあります。
中央奥が切符売り場です。


さあ、ここからまたプルマンに乗って、20分ほどでやっとピエンツァです。
その前に、モンテプルチアーノの旧市街を少し見に行きましょう。

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キウジ-キャンチャーノ・テルメへ

2014年11月10日 | アレッツォ


アレッツォを後にした私たちは、次の目的地ピエンツァへと向かいます。
アレッツォからピエンツァへの移動というのは、
レンタカーでも借りないかぎりなかなかやっかいで、
まずFSでキウジ-キャンチャーノ・テルメまで行き、そこからプルマンでモンテプルチアーノへ。
さらにバスを乗り継いでようやくピエンツァです。
とりあえず私たちはFSでキウジ-キャンチャーノ・テルメまで向かいます。


40分ほどでキウジ-キャンチャーノ・テルメへ到着です。
イタリアでは、ほとんどの都市が16世紀頃までに発展したため、
市街のすぐそばに鉄道の駅があることは決して多くなく、
ここキウジ-キャンチャーノ・テルメも例外ではありません。
最寄りの大きな町であるキャンチャーノテルメへは、バスで15分以上かかります。
しかも、近くにある町の名前をやたらと駅名にくっつけるので、駅名が長すぎる…。


さて、肝心の駅ですが、イタリアでも有数の温泉の最寄り駅とあって、なかなか立派です。
カムーチャ-コルトーナ駅との落差が激しいと思うのは私だけではないでしょう。


駅舎にはわりと大き目のバールもあって、プルマンの切符も買えます。


駅前のようすです。開口部が広くとられているあたり、最近改装したばかりなのかもしれません。


なんと、駅前にちゃんとタクシーが止まっています!?
そして、その向こうにプルマンが止まっているのが見えます。
でも、バス停には屋根がない…。
さあ、こんどはプルマンでモンテプルチアーノへと向かいます。

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コルトーナの食事

2014年11月07日 | コルトーナ

Ristorante La Bucaccia(リストランテ ラ・ブカッチャ)

レプップリカ広場から徒歩2分ほどのところにある、コルトーナでは有名なリストランテです。


店内にはたくさんのワインが並べられています。


お店のサービスで最初に出てきたのが、パッパ・ポモドーロ。やさしい味です。


アンティパストは「ブルスケッタの盛り合わせ」。ポルチーニやいんげん豆がふんだんに使われています。


プリモは「コルトーナ風チーズソースのパスタ」。
ナストリーニという平打ちパスタにたっぷりのチーズソース。
コショウをきかせているあたりがコルトーナ風なのでしょうか。


セコンドは「タルタル・3種のベリー添え」。
レモンの酸味とブラックベリーの甘みが、牛肉のうまみを引き立ててくれます。

コルトーナには、おいしいお店がたくさんありますが、
ちょっとリッチに楽しみたいときにおすすめのお店です。

お店のホームページはこちら

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コルトーナのネコたち

2014年11月04日 | コルトーナ


イタリアでは、どこの街でもたくさんのネコがいますが、ここコルトーナも例外ではありません。


このネコは、首輪の色と後ろの車の色がおそろいですね。
「この車は自分のものだぞ」とアピールしているのかもしれませんね。


サンタゴスティーノ門でも、一匹のネコを見つけました。あとをつけてみると…。


このお店のネコなのでしょう。すっかりくつろいだようすでのんびりと顔を洗っていました。

ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」

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井戸のある画材屋さん

2014年11月01日 | コルトーナ


ナツィオナーレ通りから路地を少し入ったところに、ちょっと変わった画材屋さんがあります。
その名も「Il Pozzo」。


どうして「Il Pozzo」なのかというと、このお店、店内に井戸があるんです。
オルヴィエートに井戸を改装したエノテカがありましたが、画材と井戸は何となく違和感がありますよね。
でも、逆にいえば、それだけ昔のものを大切にしながら暮らしているコルトーナの人たちを
見習うべきかもしれませんね。

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