i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ヴェローナのホテル(2)

2011年03月18日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

Airporthotel Verona(エアポートホテル・ヴェローナ)

030901ヴェローナの空港近く(ヴィッラフランカ)にあるホテルです。
ただし、空港まで歩いて行くには少し距離があるので、
必ずしも利便性の高いホテルとはいえません。

それでも、ビジネスのために利用するのであれば、
機能性の高い快適なホテルであるといえるでしょう。

フロント・ロビーも現代的で、
ヴェローナ旧市街の中心にあるホテルなどとは全く対照的です。
会議場・ルーフガーデン・屋内プールなども併設されています。

030902
私たちがこのホテルに泊まることにしたのは、ヴェローナ空港着が22:30という遅い時間だったためです。
とりあえずイタリアに着いたら早く眠りたかったので、あえてヴェローナ市内ではないここにしたというわけです。

030903

部屋は清潔で広く、バスルームも設備が充実していて快適です。

030904
なんだか都内のシティホテルみたいに思いませんか?もちろん広さはこっちのほうがずっと上ですが。

030905
朝食用の部屋(Sala Colazzione)はどことなく大学の学食風です。
いわゆる観光客風の人はあまり見かけませんでした。

030906
外国人の宿泊客が多いからでしょうか、
ビュッフェのラインナップは微妙にアメリカンスタイルを意識しているようです。
コルネットよりトースト、それにイタリアではあまり見かけないスクランブルエッグも。

ホテルのホームページはこちら
http://www.airporthotelverona.it/

大きな地図で見る

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ヴェローナの空港

2011年03月15日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

030606
イタリアの空港には、たいていその土地にゆかりの深い有名人の名前がついています。
ヴェローナの場合は「ヴァレリオ・カトゥッロ(Valerio Catullo)空港」。
誰それ?という人もいるかもしれませんが、古代ローマ時代の詩人で、
ガルダ湖に突き出たシルミオーネ半島の先端に、彼の大きな別荘の遺跡が残っています。

030601
ヴェローナまでは、乗り継ぎさえうまくいけば、日本を出発したその日のうちに着くことができます。
ただし、夜遅い時間にはなりますが。

030602
イタリアの他の地方空港と同様に、飛行機からターミナルまではバスで移動します。
夜11時近いのに、ご覧の通りの混雑ぶりです。

030603
手荷物受け取りのフロアに置かれている彫刻です。

030604_2
到着フロアです。バールをのぞくと、ほとんどの店舗がクローズしているのは、時間が遅いからですね。

030605
バールはまだまだにぎやかです。この人たちはこれからどこへ行くのでしょうか?

ヴェローナ空港のホームページはこちら
http://www.aeroportoverona.it/index.asp

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シルミオーネ 温泉とローマの遺跡

2010年01月24日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

27570007
私たちは、マルチェージネから遊覧船に乗って、
船上からの眺めを楽しみながらシルミオーネへとやってきました。
シルミオーネは、ガルダ湖の南の真ん中に、半島のように突き出した場所にある小さな街です。
この付近の湖底からは温泉が湧き出ており、リゾート地としてと同時に保養地としても知られています。

27570013
温泉保養地としての歴史は古く、なんと古代ローマ時代までさかのぼるそうで、
半島の先端、シルミオーネで一番眺めの良い場所には、古代ローマの別荘跡とされる遺跡があります。
オリーブの林に囲まれた遺跡は、思っていたよりずっと広く、
その規模がかなり大きなものだったことをうかがわせます。

シルミオーネの中心部からこの遺跡までは、歩いてもたいした距離ではありませんが、
よく遊園地にあるような汽車の形をした電気自動車が走っています。
私たちは行きも帰りもこのおもちゃのような汽車を利用しました。

27570008
先端の岬からは、まるでどこかの海にいるような景色が広がっていました。
私たちはその場所でしばらくのあいだ、その「海」をぼーっと眺めていました。
すぐそばでは、ドイツ系と思われる銀色の髪をした上品な初老の女性が、
石でできたベンチに座って、文庫本を読みながら過ごしていました。

27570015_1 遺跡から戻った私たちは、しばらくシルミオーネの街を散策しました。
 ここはいわゆる“観光地”で、土産物屋やジェラーテリアがあちこちにならび、
 中には高級ブランドのブティックもあります。
 有名人の別荘も多いそうで、お金持ちの来る場所なんだ…
 となんとなく感じさせる雰囲気がありました。

 街の出入り口は小さな運河で陸地と隔てられていて、
 小さな橋がかかっています。
 そしてその脇に、この付近のほかの街と同じようにスカラ家の城がありました。
 マルチェージネのそれとくらべると、
 こちらのほうが「お城」と呼びたくなるような外観をしています。
 それにしても、これだけ多くの城砦がガルダ湖にあるということは、
                                          ここがイタリア以北との交易の場として重要な役割を占めていた、
                                          ということになるのでしょうか。

27570016
夕暮れが近づくと、私たちはもう一度湖のほとりへと足を運びました。
夕方の湖は昼とはまた違ったおもむきがあり、なんともいえない美しさでした。
残念ながら、この日私たちは別の町に宿をとっていました。
「次にこの街を訪れる機会があったら、今度は絶対にこの街に泊まってみよう…」と考えながら、
私たちはシルミオーネを後にしたのでした。

このとき
、帰りのバスが40分も遅れてやってきたのは、言うまでもありません…。
なんてったってイタリアですから。

イタリア 小さな街物語 単行本
鈴木 奈月
大好きな鈴木奈月さんの本です。この本を読んで訪れた町は、
シルミオーネの他にも、オストゥーニやルッカなど、たくさんあります。

 

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マルチェージネ(2) “ヨーロッパの庭”バルド山

2010年01月21日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

27560037
マルチェージネの背後には、その眺望のすばらしさと豊かな植生から
“ヨーロッパの庭”と呼ばれるバルド山がそびえています。
2000mを超える高さがありますが、なだらかな台地状の山で、
マルチェージネからバルド山頂までは大型のロープウェーが運行されており、
簡単に山頂まで登ることができるため、山頂付近を普段着で散策することができます。
(もちろん冬は防寒が必要でしょうが…)

私たちはバルド山の頂上に登るために、マルチェージネの町はずれにあるロープウェーの駅に向かいました。
ロープウェーの駅には、順番待ちの列ができており、30分ほどかかって、ようやく搭乗する番が回ってきました。

27560008
乗り込んだとき、私たちは車内の一番眺めのいい場所をキープしたつもりでいましたが、
いざ動きだしてみると、円形をしたこのロープウェーは、ゆっくりと回転しながら登っていくではありませんか。
それでも、だんだんおもちゃの街のように小さくなるマルチェージネの街、眼下に広がるガルダ湖、
真下には牧草地と360度すばらしい眺望を楽しむことができました。

27560022頂上に着くと、そこには別世界が広がっていました。
牛が放牧され、小さな花々が咲き、のどかな雰囲気をかもしだしています。
BMXなどのサイクルスポーツや、パラセーリングを楽しむこともできます。

また、眺望はさすがに“ヨーロッパの庭”といわれるだけのことはあります。
ガルダ湖をはじめとして、遠くドロミテの山々や
アダメッロ・プレザネッラなどの山を望むことができます。

27560020_2
私たちはただただ「すごいねー」と言いながら、山頂付近を散策したのでした。
街とはまた違うイタリアの魅力をたんのうした一日でした。

バルド山へのロープウェーのホームページはこちら
http://www.funiviamalcesine.com/

VELTRA

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マルチェージネ(1) 中世の迷路

2010年01月18日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

27560006_2
イタリアで一番大きな湖、ガルダ湖の東岸にマルチェージネという町があります。
ヴェローナの駅前からバスで約1時間で到着するこの町は、
ゲーテがイタリア旅行の際に立ち寄ったことで有名で、そのためドイツからの観光客が多いそうです。

私たちが乗ったバスは、通常のバス2両分の長さがあり、
真ん中の部分がアコーディオンのように連結されている、イタリアでよく見かけるバスで、
ヴェローナからは私たちを含めて3、4組の乗客だけで
「ほんとにこんなに大きなバスが必要なの?」と思いながら乗り込みました。
しかし、バスがガルダ湖に近づくにつれて、次第にたくさんの人が乗ってきました。
湖沿いにある町々を移動する観光客が利用するためのバスだったわけです。

27560005
マルチェージネは、わたしたちが今まで訪れたことのあるイタリアの街の中で、最も北に位置しています。
はじめて出会う北部イタリアの山と湖の眺めは新鮮で、
バスから見る風景は、ひとつ岬を過ぎるごとに、ひとつ町を通るごとに違った様相を見せ、
乗っている私たちを飽きさせることがありません。
その眺めに見とれているうちに、バスは目的地のマルチェージネに到着しました。

27560033マルチェージネは小さな街ですが、
細く曲がりくねった路地が迷路のように続き、
歩いているうちにまるで
中世に迷い込んでしまったような気分になります。

湖沿いに少し突き出した高台にスカラ家の城砦があり、
私たちはひとまずそこを目指して歩くことにしました。

 

 




27560035
迷いながらも城砦に着くと、そこからはガルダ湖のすばらしい眺めが広がっていました。

27560038 城砦から再びさまよいながら今度は船着場をめざします。
 道を尋ねようにも、
 歩いている人たちのほとんどが観光客で、
 私たちと同じように迷いながら歩いています。
 人の多そうな方向へ歩いていくと、突然視界が開け、
 小さな広場のある船着場に着きました。

 広場のバールでパニーニを買い、
 桟橋に腰掛けながらほおばっていると、
 向こう岸からゆっくりと船がやってくるのが見えます。
 行き先はシルミオーネ。
 船に乗り込み、振り返ってみると、
 マルチェージネはまるで中世の街のミニチュアのように
 湖岸にたたずんでいたのでした。



ガルダ湖の遊覧船についてはこちら

http://www.navigazionelaghi.it/italia/navigarda/indicegarda.htm

ゲーテ「イタリア紀行」を旅する (集英社新書ヴィジュアル版)
牧野 宣彦
集英社
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カステルヴェッキオとスカリージェロ橋

2010年01月15日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

ヴェローナの旧市街は、
ちょうどUの字のように蛇行して流れるアディジェ川のちょうどUの中の部分にあたります。
中世の城壁がそこにふたをするように一直線に走っていて、その西の端の川沿いに、
ヴェローナを長年にわたり統治していたスカラ家の居城だった“カステルヴェッキオ”があります。

今は美術館になっているこの城跡のまわりには堀がめぐらされていて、跳ね橋を通って中に入ります。
美術館にはヴェローナの様々な美術品が展示されており、
中には部屋全体がフレスコ画で装飾されているようなところもありました。
写真でお見せできないのが残念ですが、たくさんある絵画の中でも、
ステファノ・ダ・ヴェローナという人の描いた「バラ園のマドンナ」という作品は、
細部がとても美しく、印象に残りました。

 
城からアディジェ川に向かって、レンガ造りの均整のとれた橋がかかっています。
この橋が“スカリージェロ橋”です。
実はこの橋は、第二次世界大戦中にドイツ軍によって破壊されてしまったのですが、
戦後、もとの姿そのままに再建されたものだそうです。
「根気がない」「いいかげん」というイメージのあるイタリアの人たちですが、
歴史あるものを大切にしようという情熱は、とてもまねできない強さを感じました。

27550034 
カステルヴェッキオの隣には小さな公園があって、
ここはスカリージェロ橋をバックに絶好の記念撮影のポイントです。
皆さんもヴェローナを訪れたときはぜひここでも記念撮影を。

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ヴェローナの教会をめぐる

2010年01月12日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

ヴェローナの教会は、それほど有名ではありませんが、一つ一つがとても個性的です。

ドゥオーモ
012002街の中心ではなく、
北のはずれ、
アディジェ川のほとりに
近いところにあります。

ファサードは複雑で
独特な様式です。
ロマネスクとゴシックが
入り混じっている感じです。

ここには、4世紀頃から
何度も教会が建てられたらしく、
昔の教会の遺構の上に
また教会の遺構があり、
さらにその上に
現在の教会が建っています。







サン=ジョルジョ=イン=ブライダ教会
012004
時間がなく、実際に訪れることはできませんでしたが、
ヴェローナでは珍しく、美しいクーポラを持つ教会です。
ピエトラ橋の上から均整のとれた外観を眺めることができます。
どうやらここは、絶好の記念撮影スポットらしく、
何人かの人が橋の上から教会をバックに写真を撮っていました。

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

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サンタナスタジア教会(Chisa di Santa anastasia)

2010年01月09日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


アディジェ川のほとり、ピエトラ橋に近いところにある、ヴェローナで最も大きな教会です。
大きな鐘楼は、ヴェローナにある鐘楼や塔の中でも、ひときわ目立ちます。
ファサードはシンプルなゴシック様式(上のほうは化粧レンガがないので未完成のまま?)ですが、
入り口扉上のアーチの装飾は色大理石を使っているのでしょうか、カラフルに飾られています。


天井はフレスコ画で飾られているのですが、よくある青色ではなく、金色がかった薄い黄色に塗られています。
また、植物をモチーフにした細かい模様で装飾されています。


アプシスも天井と同じような色調なのですが、
ステンドグラスから差し込む光と、黄金のキリスト像のためでしょうか、
光り輝いているかのように見えました。

写真はありませんが、床の幾何学模様のモザイク装飾も美しいですよ。

VELTRA

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サン=ゼーノ=マッジョーレ教会(Chiesa di S.Zeno Maggiore)

2010年01月06日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


中世の城壁の外側、街の西のはずれにあります。ローマ時代にはこのあたりが墓地になっていたようです。
ヴェローナでは数少ないロマネスク様式の教会で、大きなバラ窓が印象的です。






 正面扉や扉両側のファサード下部は、
 素朴な浮き彫りで装飾されています。
 また、アーチ部分の装飾は
 ひとつひとつデザインがちがい、
 手がこんでいます。

















私たちが訪れたときには、ちょうど葬儀の最中だったので、
外のベンチで回廊を眺めながら終わるのを待ちました。
地味ですが、静かで均整のとれた美しい回廊だったことを覚えています。


主祭壇は中二階にあり、その下に半地下のクリプタがあります。
クリプタのフレスコ画が印象的だったのですが、残念ながら写真がありません。

ヴェローナで一番好きな教会のひとつです。

日比谷花壇 フラワーアクセサリー

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エルベ広場(Piazza del Erde)

2010年01月03日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


中世のころから、この広場では市がたち、盛んに交易がおこなわれてきました。
少し大げさな言い方かもしれませんが、ヴェローナの経済の中心だったといってもよいでしょう。
写真中央のアーチの向こうは、政治の中心であるシリョーリ広場です。


広場を囲む建物は、色あせてはいますが、壁面には当時のようすを伝えるフレスコ画がそのまま残っています。

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シニョーリ広場(Piazza dei Signori)

2009年12月30日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


ダンテの像が中央に立つシニョーリ広場は、サンタナスタシア教会の南に位置しています。
すぐとなりにあるエルベ広場が商業の中心なら、シニョーリ広場は政治の中心といってもいいでしょう。
ダンテ像の後ろに立つ建物は、
ルネサンス風の美しいアーチを持つロッジァ・デル・コンシリオ(Loggia del Consiglio)です。
その隣のギベリン狭間の建物はスカリジェリ家の館で、今はヴェローナ県庁などに利用されています。


ダンテは一時期スカリジェリ家のもとに身を寄せていたといわれていますが、
教皇派(グエルフィ)のダンテを皇帝派(ギベリン)のスカリジェリ家が温かく迎えたのは、
ダンテの名声がそれだけイタリア中に知れ渡っていたということなのでしょう。

 シニョーリ広場は、
 市庁舎の入り口に通じています。
 市庁舎には「ランベルディの塔」
 と呼ばれる塔があり、
 ヴェローナのランドマークのような
 役割を果たしています。

 高いところはとりあえず登ってみる
 私たちですが、
 残念ながらこの塔には
 登ることができませんでした。
 塔の上から見るヴェローナの街は
 どんなふうに見えるのでしょうか。

   VELTRA

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ヴェローナのホテル

2009年12月27日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

27570027
ホテル コロンバ・ドーロ  (Hotel Colomba D`oro)

27570030 ヴェローナで泊まったホテルは、旧市街の中心、
アレーナのあるブラ広場から徒歩2分、
カステルヴェッキオからも徒歩5分という
最高のロケーションにあるホテルです。

小さいながらも4つ星の、とても快適なホテルでした。
リストランテは併設されていませんが、
まわりにいくらでも食事できる場所があります。
部屋はきれいで、
特にバスルームは下手な5つ星ホテルより上かな、
と思えるほどでした。
バスローブなど、アメニティグッズも充実しており、
滞在中は本当に気持ちよくすごせました。
朝食は、あまりよく覚えていないのですが、
イタリアのホテルの中では
比較的ボリュームのある内容だった気がします。

ちなみに、
夕食はブラ広場で
アレーナを眺めながらの食事をおすすめします。
高級店からセルフレストランまで、
いろいろな種類の店がそろっています。
ただし、中にはカメリエーレの接客態度が
あまりよくない店もあるので気をつけて。
食事を楽しんだあとは、バールでエスプレッソを一杯飲んでホテルに帰りましょう。


ホテルコロンバ・ドーロのホームページはこちら
http://www.colombahotel.com/

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ヴェローナのアレーナ

2009年12月24日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


ヴェローナは、夏の間「アイーダ」などの野外オペラが上演されることでも有名です。
この野外オペラが上演されるのは“アレーナ”と呼ばれる古代ローマの円形闘技場跡です。


アレーナには、もともとはローマのコロッセオのような外壁があったのですが、
壊されて内壁がむき出しになっています。

「ロミオとジュリエット」に代表されるように、中世の印象が強いヴェローナですが、
実は古代ローマ時代から重要な都市として発展した長い歴史のある街なのです。

“アレーナ”の他にも、ローマ劇場跡、ローマ時代の門や橋などが残っており、
街を掘り返せば、いたるところにローマ時代の遺構が現れるそうです。

 
27540022
こんな風に実際に掘り返してある場所もありますが、
ローマ時代の広場の上にさらに中世の広場が造られている場所もあり、
そのすべてを発掘調査するわけにはいかないようです。

27570019_1
“アレーナ”は旧市街のほぼ中心、ブラ広場に面して建ち、街のシンボル的な存在となっています。
イタリアには、ローマのコロッセオをはじめとして数多くの古代ローマ時代の円形闘技場が残っていますが、
この“アレーナ”は、規模の点でも保存状態の点でも国内有数のものです。
また、夏の間はオペラの劇場として、
そのほかの季節にもコンサートの会場などとしても利用されているユニークな遺跡です。
私たちが訪れたときにも、コンサートの舞台装置などが撤去されずに残っていました。

27570025また、ここでは観客席や闘技場の様子だけでなく、
観客席の下を通る通路なども
直接歩きながら見学することができます。

通路には赤いカーペットが敷かれ、
暗いところには照明も設置されているので、
古代ローマそのままのようすが
再現されているわけではありませんが、
実際にどう使われていたのかを
イメージしやすくなっています。
ローマのコロッセオとは
また一味違った面白さがありますよ。



 

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ロミオとジュリエット?

2009年12月21日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

27540038 
みなさんは『ヴェローナ』といえば何を連想しますか?
おそらくシェークスピアの“ロミオとジュリエット”を連想する人が多いのではないでしょうか。
ツアー旅行のパンフレットなどでも、
ヴェローナを紹介するのに「ジュリエットの家」の写真がよく使われているようです。

27540024_2
でも、この物語、本当はまったくのフィクションなのです。
「えーっ、それならなぜ家が?なぜお墓が?」と思う人もいるでしょう。
実はこれらは現代になってから、ヴェローナ市が観光用に作ったものなのです。
一応「ジュリエットの家」と「ロミオの家」は中世に対立関係にあった貴族の館とされる建物で、
物語的にはつじつまが合うようになっています。

で、ここからがイタリアらしいというか、えーっと驚く話なのですが、
「ジュリエットの家」は物語にあわせて1940年に改築して、
もともとなかったバルコニーをつけ加えてしまっているのです。
しかも、その材料は昔の石棺だというのだから、二度びっくりです。
つまり、「ジュリエットの家」を訪れて、バルコニーで写真を撮っている人は、
どこかの誰かのお棺の中に足を突っ込んで写真を撮っているということになりますね。

27540025それにしても、物語の人気に便乗して、
世界中に売り出しているヴェローナってすごいですよね。
でも、世界遺産に指定されるくらいの街ですから、
街の人たちは“ロミオとジュリエット”だけでなく、
中世の面影を残す街並みや、ローマ時代の遺跡、
美しい数多くの教会などをもっと見ていってほしいと
思っているかもしれませんね。

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