i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ナポリのレストラン(1)

2010年01月30日 | ナポリ

Marino (マリーノ)

サンタ・ルチア通りにある老舗のリストランテ・ピッツェリアです。
ピッツァはもちろんですが、魚介類もオススメのお店です。

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ピッツァ・マルゲリータ。写真を撮るのを忘れてついかぶりつくおいしさです。
もとのサイズはこの倍ちかくあります。

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タコのサラダ。イタリアへ来るとついオーダーしてしまうメニューです。とても柔らかくゆであがっていました。

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ワインはTABURNOの「ファランギーナ」。
この「ファランギーナ」、
カンパーニャに来るまで知らなかったのですが、
飲み口のさわやかな、魚介類と相性のいいワインです。

     







 
 
  
 


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セコンドは「シラスと小さなタコのフリット」。実際にはこの2倍のボリュームです。

120806  最後はお約束のエスプレッソで。
  苦味が頭をすっきりさせてくれます。


  入るときにお店の写真を
  撮り忘れたので、
  閉店準備をしているところをパチリと。
  フラッシュにカメリエーレがおどろいていました。

120801

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ナポリのホテル

2010年01月27日 | ナポリ

Grand Hotel Vesvio(グランドホテル・ヴェスヴィオ)

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わたしたちのナポリでの定宿(というほどナポリに行ってはいませんが…)です。
ホテルとしてのレベルは、私たちがイタリアで泊まったことのあるホテルの中で文句なくNo.1だと思います。

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場所は、有名なサンタルチア地区。部屋のバルコニーから真正面に卵城が見えます。

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今回は、リーディングホテルズのメンバーズカードを持っていったので、部屋もランクアップ。
なんとコネクティングルームです。

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 バスルームが2つあることがこんなに便利だとは思いませんでした。

120505_4 当然のようにジャグジーバスです。
アメニティグッズも充実しています。

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部屋のバルコニーからは、
正面に見える卵城の他にも、
すばらしい眺望が
広がっています。
 


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120508
これで費用はヴェネツィアあたりの同じレベルのホテルの半分以下です。
もちろんそれでも安いわけではありませんが、十分にそれだけの金額を払う価値のあるホテルです。

アメリカン・エキスプレス

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シルミオーネ 温泉とローマの遺跡

2010年01月24日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

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私たちは、マルチェージネから遊覧船に乗って、
船上からの眺めを楽しみながらシルミオーネへとやってきました。
シルミオーネは、ガルダ湖の南の真ん中に、半島のように突き出した場所にある小さな街です。
この付近の湖底からは温泉が湧き出ており、リゾート地としてと同時に保養地としても知られています。

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温泉保養地としての歴史は古く、なんと古代ローマ時代までさかのぼるそうで、
半島の先端、シルミオーネで一番眺めの良い場所には、古代ローマの別荘跡とされる遺跡があります。
オリーブの林に囲まれた遺跡は、思っていたよりずっと広く、
その規模がかなり大きなものだったことをうかがわせます。

シルミオーネの中心部からこの遺跡までは、歩いてもたいした距離ではありませんが、
よく遊園地にあるような汽車の形をした電気自動車が走っています。
私たちは行きも帰りもこのおもちゃのような汽車を利用しました。

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先端の岬からは、まるでどこかの海にいるような景色が広がっていました。
私たちはその場所でしばらくのあいだ、その「海」をぼーっと眺めていました。
すぐそばでは、ドイツ系と思われる銀色の髪をした上品な初老の女性が、
石でできたベンチに座って、文庫本を読みながら過ごしていました。

27570015_1 遺跡から戻った私たちは、しばらくシルミオーネの街を散策しました。
 ここはいわゆる“観光地”で、土産物屋やジェラーテリアがあちこちにならび、
 中には高級ブランドのブティックもあります。
 有名人の別荘も多いそうで、お金持ちの来る場所なんだ…
 となんとなく感じさせる雰囲気がありました。

 街の出入り口は小さな運河で陸地と隔てられていて、
 小さな橋がかかっています。
 そしてその脇に、この付近のほかの街と同じようにスカラ家の城がありました。
 マルチェージネのそれとくらべると、
 こちらのほうが「お城」と呼びたくなるような外観をしています。
 それにしても、これだけ多くの城砦がガルダ湖にあるということは、
                                          ここがイタリア以北との交易の場として重要な役割を占めていた、
                                          ということになるのでしょうか。

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夕暮れが近づくと、私たちはもう一度湖のほとりへと足を運びました。
夕方の湖は昼とはまた違ったおもむきがあり、なんともいえない美しさでした。
残念ながら、この日私たちは別の町に宿をとっていました。
「次にこの街を訪れる機会があったら、今度は絶対にこの街に泊まってみよう…」と考えながら、
私たちはシルミオーネを後にしたのでした。

このとき
、帰りのバスが40分も遅れてやってきたのは、言うまでもありません…。
なんてったってイタリアですから。

イタリア 小さな街物語 単行本
鈴木 奈月
大好きな鈴木奈月さんの本です。この本を読んで訪れた町は、
シルミオーネの他にも、オストゥーニやルッカなど、たくさんあります。

 

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マルチェージネ(2) “ヨーロッパの庭”バルド山

2010年01月21日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

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マルチェージネの背後には、その眺望のすばらしさと豊かな植生から
“ヨーロッパの庭”と呼ばれるバルド山がそびえています。
2000mを超える高さがありますが、なだらかな台地状の山で、
マルチェージネからバルド山頂までは大型のロープウェーが運行されており、
簡単に山頂まで登ることができるため、山頂付近を普段着で散策することができます。
(もちろん冬は防寒が必要でしょうが…)

私たちはバルド山の頂上に登るために、マルチェージネの町はずれにあるロープウェーの駅に向かいました。
ロープウェーの駅には、順番待ちの列ができており、30分ほどかかって、ようやく搭乗する番が回ってきました。

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乗り込んだとき、私たちは車内の一番眺めのいい場所をキープしたつもりでいましたが、
いざ動きだしてみると、円形をしたこのロープウェーは、ゆっくりと回転しながら登っていくではありませんか。
それでも、だんだんおもちゃの街のように小さくなるマルチェージネの街、眼下に広がるガルダ湖、
真下には牧草地と360度すばらしい眺望を楽しむことができました。

27560022頂上に着くと、そこには別世界が広がっていました。
牛が放牧され、小さな花々が咲き、のどかな雰囲気をかもしだしています。
BMXなどのサイクルスポーツや、パラセーリングを楽しむこともできます。

また、眺望はさすがに“ヨーロッパの庭”といわれるだけのことはあります。
ガルダ湖をはじめとして、遠くドロミテの山々や
アダメッロ・プレザネッラなどの山を望むことができます。

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私たちはただただ「すごいねー」と言いながら、山頂付近を散策したのでした。
街とはまた違うイタリアの魅力をたんのうした一日でした。

バルド山へのロープウェーのホームページはこちら
http://www.funiviamalcesine.com/

VELTRA

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マルチェージネ(1) 中世の迷路

2010年01月18日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

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イタリアで一番大きな湖、ガルダ湖の東岸にマルチェージネという町があります。
ヴェローナの駅前からバスで約1時間で到着するこの町は、
ゲーテがイタリア旅行の際に立ち寄ったことで有名で、そのためドイツからの観光客が多いそうです。

私たちが乗ったバスは、通常のバス2両分の長さがあり、
真ん中の部分がアコーディオンのように連結されている、イタリアでよく見かけるバスで、
ヴェローナからは私たちを含めて3、4組の乗客だけで
「ほんとにこんなに大きなバスが必要なの?」と思いながら乗り込みました。
しかし、バスがガルダ湖に近づくにつれて、次第にたくさんの人が乗ってきました。
湖沿いにある町々を移動する観光客が利用するためのバスだったわけです。

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マルチェージネは、わたしたちが今まで訪れたことのあるイタリアの街の中で、最も北に位置しています。
はじめて出会う北部イタリアの山と湖の眺めは新鮮で、
バスから見る風景は、ひとつ岬を過ぎるごとに、ひとつ町を通るごとに違った様相を見せ、
乗っている私たちを飽きさせることがありません。
その眺めに見とれているうちに、バスは目的地のマルチェージネに到着しました。

27560033マルチェージネは小さな街ですが、
細く曲がりくねった路地が迷路のように続き、
歩いているうちにまるで
中世に迷い込んでしまったような気分になります。

湖沿いに少し突き出した高台にスカラ家の城砦があり、
私たちはひとまずそこを目指して歩くことにしました。

 

 




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迷いながらも城砦に着くと、そこからはガルダ湖のすばらしい眺めが広がっていました。

27560038 城砦から再びさまよいながら今度は船着場をめざします。
 道を尋ねようにも、
 歩いている人たちのほとんどが観光客で、
 私たちと同じように迷いながら歩いています。
 人の多そうな方向へ歩いていくと、突然視界が開け、
 小さな広場のある船着場に着きました。

 広場のバールでパニーニを買い、
 桟橋に腰掛けながらほおばっていると、
 向こう岸からゆっくりと船がやってくるのが見えます。
 行き先はシルミオーネ。
 船に乗り込み、振り返ってみると、
 マルチェージネはまるで中世の街のミニチュアのように
 湖岸にたたずんでいたのでした。



ガルダ湖の遊覧船についてはこちら

http://www.navigazionelaghi.it/italia/navigarda/indicegarda.htm

ゲーテ「イタリア紀行」を旅する (集英社新書ヴィジュアル版)
牧野 宣彦
集英社
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カステルヴェッキオとスカリージェロ橋

2010年01月15日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

ヴェローナの旧市街は、
ちょうどUの字のように蛇行して流れるアディジェ川のちょうどUの中の部分にあたります。
中世の城壁がそこにふたをするように一直線に走っていて、その西の端の川沿いに、
ヴェローナを長年にわたり統治していたスカラ家の居城だった“カステルヴェッキオ”があります。

今は美術館になっているこの城跡のまわりには堀がめぐらされていて、跳ね橋を通って中に入ります。
美術館にはヴェローナの様々な美術品が展示されており、
中には部屋全体がフレスコ画で装飾されているようなところもありました。
写真でお見せできないのが残念ですが、たくさんある絵画の中でも、
ステファノ・ダ・ヴェローナという人の描いた「バラ園のマドンナ」という作品は、
細部がとても美しく、印象に残りました。

 
城からアディジェ川に向かって、レンガ造りの均整のとれた橋がかかっています。
この橋が“スカリージェロ橋”です。
実はこの橋は、第二次世界大戦中にドイツ軍によって破壊されてしまったのですが、
戦後、もとの姿そのままに再建されたものだそうです。
「根気がない」「いいかげん」というイメージのあるイタリアの人たちですが、
歴史あるものを大切にしようという情熱は、とてもまねできない強さを感じました。

27550034 
カステルヴェッキオの隣には小さな公園があって、
ここはスカリージェロ橋をバックに絶好の記念撮影のポイントです。
皆さんもヴェローナを訪れたときはぜひここでも記念撮影を。

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ヴェローナの教会をめぐる

2010年01月12日 | ヴェローナとガルダ湖の町々

ヴェローナの教会は、それほど有名ではありませんが、一つ一つがとても個性的です。

ドゥオーモ
012002街の中心ではなく、
北のはずれ、
アディジェ川のほとりに
近いところにあります。

ファサードは複雑で
独特な様式です。
ロマネスクとゴシックが
入り混じっている感じです。

ここには、4世紀頃から
何度も教会が建てられたらしく、
昔の教会の遺構の上に
また教会の遺構があり、
さらにその上に
現在の教会が建っています。







サン=ジョルジョ=イン=ブライダ教会
012004
時間がなく、実際に訪れることはできませんでしたが、
ヴェローナでは珍しく、美しいクーポラを持つ教会です。
ピエトラ橋の上から均整のとれた外観を眺めることができます。
どうやらここは、絶好の記念撮影スポットらしく、
何人かの人が橋の上から教会をバックに写真を撮っていました。

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

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サンタナスタジア教会(Chisa di Santa anastasia)

2010年01月09日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


アディジェ川のほとり、ピエトラ橋に近いところにある、ヴェローナで最も大きな教会です。
大きな鐘楼は、ヴェローナにある鐘楼や塔の中でも、ひときわ目立ちます。
ファサードはシンプルなゴシック様式(上のほうは化粧レンガがないので未完成のまま?)ですが、
入り口扉上のアーチの装飾は色大理石を使っているのでしょうか、カラフルに飾られています。


天井はフレスコ画で飾られているのですが、よくある青色ではなく、金色がかった薄い黄色に塗られています。
また、植物をモチーフにした細かい模様で装飾されています。


アプシスも天井と同じような色調なのですが、
ステンドグラスから差し込む光と、黄金のキリスト像のためでしょうか、
光り輝いているかのように見えました。

写真はありませんが、床の幾何学模様のモザイク装飾も美しいですよ。

VELTRA

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サン=ゼーノ=マッジョーレ教会(Chiesa di S.Zeno Maggiore)

2010年01月06日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


中世の城壁の外側、街の西のはずれにあります。ローマ時代にはこのあたりが墓地になっていたようです。
ヴェローナでは数少ないロマネスク様式の教会で、大きなバラ窓が印象的です。






 正面扉や扉両側のファサード下部は、
 素朴な浮き彫りで装飾されています。
 また、アーチ部分の装飾は
 ひとつひとつデザインがちがい、
 手がこんでいます。

















私たちが訪れたときには、ちょうど葬儀の最中だったので、
外のベンチで回廊を眺めながら終わるのを待ちました。
地味ですが、静かで均整のとれた美しい回廊だったことを覚えています。


主祭壇は中二階にあり、その下に半地下のクリプタがあります。
クリプタのフレスコ画が印象的だったのですが、残念ながら写真がありません。

ヴェローナで一番好きな教会のひとつです。

日比谷花壇 フラワーアクセサリー

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エルベ広場(Piazza del Erde)

2010年01月03日 | ヴェローナとガルダ湖の町々


中世のころから、この広場では市がたち、盛んに交易がおこなわれてきました。
少し大げさな言い方かもしれませんが、ヴェローナの経済の中心だったといってもよいでしょう。
写真中央のアーチの向こうは、政治の中心であるシリョーリ広場です。


広場を囲む建物は、色あせてはいますが、壁面には当時のようすを伝えるフレスコ画がそのまま残っています。

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