i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

コルティナ・ダンペッツォのレストラン(3)

2011年10月16日 | コルティナ・ダンペッツォ

Terrazza Viennese (テラッツァ・ヴィエネーゼ:Hotel Ancora内)


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宿泊したホテルの中にあるバール兼リストランテです。
メニューはシーズンオフのため、基本的にはセットメニューです。
ここはコルティナのリストランテの中でも高級なほうなので、やや郷土色は薄れたメニュー構成でした。

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ワインも地元のものを飲みたかったのですが、これを薦められました。

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プリモは豆のスープ。なかなか上品なお味です。北イタリアではめずらしくオリーブオイルたっぷりです。

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セコンドは牛フィレのステーキにズッキーニのソテーを添えたもの。
料理が供されるときに、カメリエーレが「Uno,Due,Tre!」と声を出しながら
2人でタイミングを合わせながらクロッシュを同時に開けたのには苦笑してしまいました。
味は申し分ありませんでしたが、南チロルの料理を食べたかった・・・。

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で、ドルチェはマチェドニア。クランベリーやリンゴなど、北のほうの果物が多かったのが救いです。
これでパインやキウイやメロンだったらどうしようかと思いました。

どれも味は申し分ありません。とにかくおいしいものを食べたいならココは申し分ないでしょう。
ただ、素朴な郷土料理を食べたい人向きではないかもしれませんね。
地方の名門ホテルの宿命なのかもしれませんが、地元の人が晴れの日に利用するリストランテなんだろうなぁ…。
と思ってしまいました。


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コルティナ・ダンペッツォのレストラン(2)

2011年10月13日 | コルティナ・ダンペッツォ

Ristorante Victoria(リストランテ ビクトリア:Parc Hotel Victoria地下)

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Corso Italia(イタリア大通り)の一番南(1番地!)にあるホテルに併設されたリストランテです。
シーズンオフでクローズしているリストランテが多い中、オープンしていた数少ないお店です。
ホテルのリストランテなので、あまり期待はしていなかったのですが、いい意味で予想が裏切られて、
満足できるひと時を過ごすことができました。

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ホテルのリストランテなので、多彩なメニューがありますが、基本は南チロル風。
前菜はAntipasti Tirolese(チロル風前菜盛り合わせ)です。

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ワインもSudtirol Terlaner(スッドチロル・テルラーナー)をカメリエーレ?
(どう見てもソムリエじゃなかったんです)に薦めてもらいました。

 
プリモはカスンツィエイ(Casunziei Rossi)。
コルティーナの郷土料理で、ビーツ(赤カブと書かれているガイドブックなどが多いのですが、
甘みがすごく強いので絶対にビーツです)をつめた半月状のラヴィオリに、
ケシの実たっぷりのソースがかかっています。
ちなみにほうれん草とリコッタをつめたものは、Casunziei Verdiと呼ぶそうです。

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セコンドはカネーデリ(Canederli)です。バターベースのソースがかかっています。
真ん中のかき揚げのようなものはカネーデリの薄切りを揚げたものです。

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内装はこんな感じです。見事なまでにお客がいないのがわかります。
シーズンオフというのはこういうものなんでしょうか。
このあと、ホテルの支配人と思しき人が、給仕長と思われる人を相手に、
テーブルに腰かけてえんえんと接客の心得?を説いていました。
(内容すべてが理解できたわけではないので、あくまで想像です。)

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で、メニューに戻ると、ドルチェはまたまたアップルストゥルーデル。何回目でしょうか。
でも、この地方の名物なわけですから、食べておかないと。
こんなところでティラミスを食べても、しかたないですよね。
(どうしてもティラミスが食べたいときは別ですが…)

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こうして、静かなコルティナの夜は更けていくのでした・・・。


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コルティナの夕暮れ

2011年10月10日 | コルティナ・ダンペッツォ

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日が西に傾きだすと、東側にそびえる山々の岩肌は、少しずつオレンジ色に染まっていきます。
Pomagagnon山も西日を受けて輝いています。

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空の色はまだ青いのですが、街には、少しずつ灯りがともっていきます。

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さらに日が落ちると、夕日は山全体を照らし始め、
コルティナの長い昼の終わりがまもなくであることを知らせています。

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右に目を移すと、Cristallo山もすっかりオレンジ色に染まっています。

 
Faloria山や、その背後のSorapis山も、見事に赤くそまって、日没はもうすぐです。

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日が暮れて、ホテルに戻ると、鐘楼前の広場がライトアップされていました。

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鐘楼の最上階がライトアップされると、コルティナの静かな夜が始まります。

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マドンナ・デッラ・ディフェザ教会(Chiesa di Madonna della Difesa)

2011年10月07日 | コルティナ・ダンペッツォ

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この少し聞きなれない名前の教会は、コルティナの街はずれに目立たないよう静かに、
しかしたたずむのではなく、シャンと胸を張って堂々と立っています。

コルティナの日本語ガイドブックには「聖防御マリア教会」と訳されていますが、
「S.Maria」ではないので「擁護の聖母教会」のほうが意味的にはいいのかな、
と思ったりもしましたが、どうなんでしょう。

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内部の装飾は、赤大理石が印象的なバロック風で、外観とはかなりのギャップがあります。
これだけ大がかりに修復(改装)されているということは、
きっとこの教会はこの地域にとって重要な教会だったのでしょう。

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主祭壇です。金色に輝いているのは、どうやら聖母マリアと幼子イエスのようです。
やっぱり「Madonna」は聖母マリアのようですね。それにしても「防御」って…。

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アップです。それにしても豪華な装飾ですね。
地域的には、宗教改革でプロテスタントの影響を受けていても不思議ではないのですが、
どことなくメキシコやブラジルの教会装飾に通じるものがあるようにも感じられます。

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身廊の脇にある彫像です(もしかすると彫像ではなくて彩色テラコッタかもしれません)。
服装や持ち物からすると、S.Antonioのようにも見えます。
もしそうだとしたら、ここはフランチェスコ修道会の教会?こんなに派手なのに?

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とすると、こっちはS.Francesco?たしかに両手のひらに「聖痕」がありますよね。
すぐ近くで質素で清貧な造りのS.Francesco教会を見てきた後だけに、
この2つの教会の違いはどこから来るんでしょうか???という気持ちです。

VELTRA

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コルティナを散歩する

2011年10月04日 | コルティナ・ダンペッツォ

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コルティナの秋は、シーズンオフと言われていますが、よく晴れた日が多く空気もすんでいるので、
散策するには実は絶好のシーズンなんです。

町自体がそれほど大きくないので、ぶらぶらするにはうってつけかもしれません。
これといって驚くような見どころがあるわけではありませんが、
のんびり歩いていると、小さな発見がたくさんあります。

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上の写真は、Corso Italiaの南のはずれからCristallo山の方角を見たところです。
左側中ほどの鉄橋のように見えるものは遊歩道で、東西のパノラマを楽しみながら歩くことができます。

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たぶんここは誰かの別荘なのでしょう。
庭やバルコニーが美しく手入れされていたので、ついおじゃまして、写真だけ撮らせてもらいました。
でも、同じように他の家々もみなきれいに草花で飾られています。

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一方でこんな風に歴史を感じさせる家もいくつか残っています。
こういう家は、壁面にフレスコ画や文字・紋章などが描かれているのが特徴です。

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こちらはバスターミナル通りにある第一次世界大戦の英雄、Antonio Cantoreの記念碑です。
その死については諸説あるそうですが、コルティナにとっては大切な人なんですね。

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サン・フランチェスコ教会(Chiesa di S.Francesco)

2011年10月01日 | コルティナ・ダンペッツォ

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ローマ通り沿いに、気にかけていなければ見過ごしてしまいそうな小さな教会があります。
この小さく古ぼけたように見える教会が、サン・フランチェスコ教会(Chiesa di S.Francesco)です。

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小さな木の扉を開けて中に入ると、そこは華やかな装飾の全くない、質素で静謐な空間がありました。

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無名の彫刻家が魂をこめて彫ったのでしょうか、
祭壇のキリスト像は、明かりとりの窓から射し込む光によって照らし出され、崇高な雰囲気すら漂わせています。

 
身廊には1つだけ礼拝堂があり、聖母マリアが訪れる人々を静かに見守っていました。

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コルティナ・ダンペッツォのレストラン(1)

2011年09月28日 | コルティナ・ダンペッツォ

Croda Cafe  (クローダ・カフェ)

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Corso Italia(イタリア大通り)の歩行者専用エリアの北のはしにあるカジュアルなお店です。
観光客相手の店の雰囲気がただよっていましたが、おなかが空いていたので、迷わず席についてしまいました。
テラス席からCristallo(クリスタッロ山)がよく見えたことも、ココに決めた理由かもしれません。

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とりあえずビールを。オーストリア系のものではなく、Nastro Azzurroです。
あとからハウスワインも頼みました。

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でもパンはどことなくドイツ風です。

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前菜代わりは「チーズと生ハムのサラダ」です。北のほうらしいこってりしたソースがかかっています。

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プリモは「スペックとチーズのパスタ」です。材料はサラダと似ていますが、味は全くの別物です。
やっぱりこってり感はありましたが、カルボナーラとかが好きな人にはオススメです。


セコンドは「グーラッシュ・コン・ポレンタ」のはずだったのですが…。
これではポレンタにデミグラスソースのシチューがかかっているみたいですよね。

091907 最後はとりあえずエスプレッソで締めましたが「ツアー旅行のランチ」ってこんな感じかなぁ・・・」というのが感想です。決してダメではないし、郷土色もあるのですが、「本格的」な料理を期待する人向きではなさそうです。


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コルティナを囲む山々

2011年09月25日 | コルティナ・ダンペッツォ

コルティナ・ダンペッツォは、まわりをドロミティの名峰に囲まれた盆地の町です。
今日は、コルティナを囲む山々を少しだけ紹介しましょう。
まずは、町の西側にそびえるトファーネ山(Le Tofane)から。


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「トファーネ」というのは「トファーナ」の複数形で、主に三つの頂からなっています。
一番北にあるのがトファーナ・ディ・デントロ(Tofana di Dentro)、写真の右端の三角錐のような山です。

真ん中にあって、頂上近くに小さくロープウェイの駅が見えるドーム状の山が、
トファーナ・ディ・メッツォ(Tofana di Mezzo)、トファーネの主峰です。
この山頂からは360度のすばらしいパノラマを望むことができるそうですが、
残念ながらロープウェイはシーズンオフで運休。

そして写真の一番左はし、
岩肌がひときわ赤みがかって見えるのがトファーナ・ディ・ローゼ(Tofana di Rozes)です。
この山は峠にも近いため、第一次世界大戦では激戦場になったそうです。
ここだけでなく、南チロル地方はその険しい地形のため、常に戦火にさらされてきました。
美しい風景の影にある悲しい歴史です。

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次は、盆地の南東部です。
こちらはファローリア山(Faloria)が町の近くにそびえ、
その背後にソラピス山(Sorapis)が顔をのぞかせています。
私たちのホテルの部屋は、西側に窓がある部屋だったので見ることはかないませんでしたが、
夜明けにフローリア山から昇る太陽は、コルティナを訪れたならぜひ見ておきたい美しさだそうです。

ファローリア山の山頂へも(シーズンオフでなければ)ロープウェイで行くことができます。
ここからは、コルティナはもちろんミズーリナ湖やトレ・チーメまでを望むことができるそうです。

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最後は北東の方角にそびえるコルティナのシンボル、クリスタッロ山(Cristallo)です。
コルティナの市街から見えるその山容は、一度見ると強く印象に残ります。
コルティナの町からではありませんが、この山にもやはりロープウェイが山頂まで通っています。

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夕暮れ少し前のクリスタッロ山です。もうしばらくたつと、岩肌は夕日を受けて真っ赤に染まります。
トファーネの朝焼けに始まり、クリスタッロの夕焼けで終わる、コルティナの一日です。

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サンティ・フィリポ・エ・ジャコモ教会(Basilica dei Santi Filippo e Giacomo apostoli)

2011年09月22日 | コルティナ・ダンペッツォ

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街の中心に位置し、大きな鐘楼が町のシンボルにもなっているコルティナの教区教会です。
このアングルからの写真は、旅行代理店のパンフレットなどで目にしたことのある人も多いでしょう。

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教会のファサードはめずらしく北を向いていて(通常、教会はファサードを西に向けて建てられることが多い)、
ローマ広場に面しています。最近「お色直し」があったようで、壁面はきれいなライトグレーをしています。

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教会の外観は、典型的な南チロルの山村にあるような素朴なつくりですが、
横にまわってみると、他の南チロルの小さな村の教会とはサイズが違うことがわかります。

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中に入ると、バロックの影響を強く受けたつくりになっていました。
淡いピンクの天井が印象的で、天井画も見事です。

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主祭壇は、控えめな感じのバロックですが、
祭壇画は、ヴェネツィア・ルネサンスの影響をうけているのでしょうか、ティツィアーノの絵を思い起こさせます。

 
ファサードの裏側には、きれいなパイプオルガンが置かれていました。

教会のホームページはこちら

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イタリア大通り(Corso Italia)を歩く~ローマ広場から北へ

2011年09月19日 | コルティナ・ダンペッツォ

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前回に引き続き、Corso Italiaを南から北へ歩きましょう。
旧市庁舎の北側、写真左手には小さな広場があります。これがローマ広場(Piazza Roma)です。

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この広場の正面には、視界をさえぎる建物がなく、町の西側の山々を一望できます。

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また、広場は市街を走るミニバスの発着場にもなっています。
まあ街中を観光するのにバスは必要ないとは思いますが…。
ロープウェイ乗り場や、スケートリンク、天文台などへ足をのばすときには便利でしょう。
ちなみにプルマンなどの乗り場はまた別の場所にあります。

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再び大通りに戻ります。道の向こうには山が見えていますね。
このあたりからは、道の両側にある建物のほとんどがホテルやリストランテです。

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どの建物のバルコニーも、花でいっぱいです。
やっぱりゼラニウムが多いのかな、と勝手に決めつけていたんですが、
よく見るといろいろな種類の花があるようです。
あと、赤い花が意外に少なくって、ピンクや紫の花が多いようにも感じました。季節も関係あるのかな?

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この建物は、チャーザ・デイ・プーペ(Ciasa dei Pupe)と呼ばれる古い家で、
ルネサンス後期のフレスコ画が残っています。
明るく見えているのは南側で、4枚のフレスコ画には人間の一生が描かれています。
ちなみに右から順に幼児期、思春期、円熟期、老年期だそうです。
4番目の壁面が真っ白なのが気になりますが、このフレスコ画が描かれた当初から空白のままだとのことです。
どうしてなんでしょう?

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チャーザ・デイ・プーペを過ぎると、まもなく歩行者専用道路は終わりになります。
Corso Italiaを右に折れると、大型バスが入れる広い道があって、
ツアー客御用達と思われるホテルが軒を連ねています。
正面に見えるのは、クリスタッロ山(Monte Cristallo)の手前にそびえる、
ポマガニョン山群(Pomagagnon)です。

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イタリア大通り(Corso Italia)を歩く~ローマ広場より南

2011年09月16日 | コルティナ・ダンペッツォ

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イタリア大通り(Corso Italia)は、コルティナの町を南北に貫く通りで、
街の中心部分は歩行者専用道路になっています。
主な施設や街並みの見どころはこの通り沿いに集中しています。
La Cooperativaという唯一のデパートもこの通りにあります。
(ワインから本まで何でもそろうのでとても助かりました。)

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新市庁舎です。旧市庁舎と比べると、コンパクトなつくりです。

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通りから見た私たちのホテルです。バルコニーが美しく飾られているのがわかります。


サンティ・フィリポ・エ・ジャコモ教会の北側には旧市庁舎があります。
今は店舗や住居として使われているようです。

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旧市庁舎の壁面にはこの地域の有力貴族や「レーゴレ」と呼ばれる
中世の財産共有区(制度)の紋章が描かれています。
なんとなくシエナの「コントラーダ」を連想させます。
でも、よく考えたら、ヴェネツィアのレガッタもフィレンツェのカルチョ・ストーリコも
地区(教区)対抗なんですよね。
イタリアの人たちは、国全体としてはバラバラですが、地域や地区、仲間同士のつながりはとても強いんです。

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旧市庁舎の前を通りすぎ、通りを眺めたようすです。やっぱり鐘楼がひときわ目をひきます。
ちなみにこの鐘楼、材料になっているのはドロマイトだそうです。
ドロミティの山は、こんなところでも役立っているんですね。

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コルティナの朝

2011年09月13日 | コルティナ・ダンペッツォ

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四方を山に囲まれたコルティナ・ダンペッツォでは、真っ先に山々が朝日を浴びて輝きだします。
高い鐘楼に陽があたる前から、トファーネ山群(Gruppo di Tofane)は金色に輝いています。

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私たちのホテルの部屋は、角部屋でバルコニーが2ヶ所にあります。
もう一方のバルコニーに出てみると、クローダ・ダ・ラーゴのとがった歯のような山頂も、
同じように朝日を浴びて輝いています。

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そして、2つの山々のあいだ、ファルツァレーゴ峠の方角には、
アヴェラウ山(Averau)とチンクエ・トッリ(Cinque Torri)が重なるように顔をのぞかせています。
ややピンクがかかった岩肌が、ひときわ明るく見えます。

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上の写真の山々の遠景です。Averauは小さくしか見えないので、わかりにくいかもしれませんね。
手前の紫色の花は、ホテルのバルコニーに飾られているペチュニア?です。
こんなところで毎日暮らせたらいいなぁ、と思ってしまいますね。

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空はすっかり青くなり、鐘楼の上のほうにも陽があたってきました。今日もすばらしい天気になりそうです。
さあ、ドロミティの一日が始まります。

イタリアものしり紀行 (新潮文庫)
紅山雪夫
新潮社

 

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コルティナ・ダンペッツォのホテル

2011年09月10日 | コルティナ・ダンペッツォ

Hotel Ancora(ホテル アンコーラ)

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街のメインストリート、イタリア大通り(Corso Italia)のほぼ中央、
フィリッポ・エ・ジャコモ教会の鐘楼をすぐ前に見ることのできるホテルです。

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部屋は歴史を感じさせるアンティークな家具で統一されていますが、使い勝手はけっして悪くありません。
天井にはフレスコ画が描かれています。

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部屋には小さなバルコニーがついていて、ご覧のように街のシンボルを独り占めできます。
このバルコニーで飲む朝のカプチーノは最高です。たぶん…。
(現実はペットボトルのネスティでしたが。)

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私たちはスイートではなく、ふつうの眺めのよい部屋を予約したのですが、
小さな部屋がもうひとつ付いていました。ほとんど荷物置き場になってしまいましたが。

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「Ancora」という名前の通り、鍵は錨をあしらったキーホルダーがついていました。
遠く海から離れたこの場所で、なぜ「Ancora」なのかというと…よく覚えていません。

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通路はやや暗い感じもしましたが、アンティークホテルなので、これもまたシックな雰囲気でいいかもしれません。
通路のところどころに腰の高さくらいの家具があり、雑誌や新聞、観光パンフレットなどが置かれていました。

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朝食ルームです。ハイシーズンにはリストランテを兼ねることになります。

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朝食です。こんなに北にいても、フルーツと甘いパン、そしてカプチーノ。やっぱり“イタリアの朝食”です。

ホテルのホームページはこちら
http://www.hotelancoracortina.com/home-page/



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コルティナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)へ

2011年09月07日 | コルティナ・ダンペッツォ

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ドロミティの山々を抜けると、ソラピス山群(Gruppo di Sorapis)を背にして、
緑に囲まれた盆地が見えてきます。この盆地の中央に広がるのがコルティナ・ダンペッツォの町です。

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ソラピス山群、クリスタッロ山群(Gruppo del Cristallo)、トファーネ山群(Le Tofane)と、
まわりを山々に囲まれたコルティナの町は、スキーリゾートとして世界的に有名で、
冬のオリンピックが開催されたこともあります。

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写真のバックに見えるのがトファーネ山です。

トファーネ山やソラピス山群のファローリア山へは、ロープウェイ(Funivia)で登ることができるのですが、
私たちが訪れたときは、あいにくのシーズンオフで、どちらも運行していませんでした。
紅葉を楽しむ習慣のある日本では考えられないことですが、イタリアでは春と秋の山はシーズンオフなのです。

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町のシンボル、サンティ・フィリポ・エ・ジャコモ教会の鐘楼です。
私たちのホテルは、この鐘楼の真向かいです。とりあえずホテルにチェックインして、一息つきましょう。

スケール限定シリーズ 1/24 フィアット 500F 89655 スケール限定シリーズ
1/24 フィアット 500F 89655

価格:¥ 2,310(税込)

イタリアの空のように青い
チンクエチェントです。

 

 

 
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