JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

せめて教訓に

2007年12月15日 | g-i

昨晩ブログの更新を終え、「さて、四万十太郎とすずちゃんでも見んべかいな」とテレビをつけてビックリ。
「なになに?スポーツジムで銃乱射、またアメリカかい・・・・・えっ?日本???」
今朝になって容疑者が自殺死体で発見されたようですが・・・・なんたる事件でありましょうか。
暴力団同士の撃ち合いで流れ弾が一般市民にあたってしまったのとはわけが違います。公共のしかもある意味憩いの場で銃を乱射する、おおよそ今までの日本では考えられない事件ではありませんか。
どんな理由がそこにあったかは知りません。ただ、自分勝手な行為の中で二人を殺し、子供たちも含め多くの人達に怪我や心的被害を与え、自らは自殺をしてしまう。そんなヤツが銃の所有権を有している・・・・・・

信用、信頼というものが根底から揺らいでいる日本、いろんな所から腐り始めているのかも知れません。これがもし神様というヤツがいて、おごる日本人への警告・淘汰であるなら、願わくば善良な者を巻き込まない形で行って欲しいものです。

いつ、自分たちが被害者になり、あるいは加害者になるか分からない世の中とはいえ、我が身や家族の身を過剰な防衛手段でなければ守れない世の中にだけはなって欲しくない、何処かの馬鹿たれがこの事件を知って、連鎖的な愚行をしないよう、銃所持者、管理者には充分な注意をはらっていただきたいものです。
言い方は悪いですが、突然亡くなられたお二人はまさに『犬死に』同様、最低でもお二人の死が今後の愚行を抑える教訓になることと、合わせてお二人のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。

私がとやかく言ってもしかたのないことかも知れませんが、そんなことを思った土曜の朝、定例更新(笑)に逆らいおもわず書いてしまったバブでありました。
いつものくだらない話は、また今晩。

え~と、いちおう、趣味部屋掃除を終え、今聴いている一枚だけは紹介しておきます。
ジム・ホールとロン・カーターの「プレーボーイ・クラブ」でのライブ盤です。
まるで電化サウンドを真っ向から否定したような、そんな一枚でしょうか。
この「AUTUMN LEAVES」もまた、捨てがたい演奏だと思います。

ALONE TOGETHER
1972年8月4日録音
JIM HALL(g) RON CARTER(b)

1.ST.THOMAS
2.ALONE TOGETHER
3.RECEIPT, PLEASE
4.I'LL REMEMBER APRIL
5.SOFTLY,AS IN A MORNING SUNRISE
6.WHOSE BLUES
7.PRELUDE TO A KISS
8.AUTUMN LEAVES