昨晩は夜の10時に「バブちゃん、営業つき合ってくんない」とのMさんからの電話。
常識的にはお断りするところですが、そこはそれ、いつもお世話になっているMさんですので・・・・・・・・・・って、ごめんなさい、それは嘘です。いかにその内容がクリスマスケーキの予約取りとはいえ、アルコールが伴う営業を何故に私が断りましょうか。
「アルコールの臭いがあるところ、たとえ火の中水の中、呼ばれて飛び出るバババのバブー!」であります。(笑)
営業もそこそこにガッパガッパと飲み倒し、明けて2時半のご帰還でした。
それでも、今朝は目覚めよく仕事へと出かけられましたので良しとしてください。
酔っぱらいの馬鹿オヤジの話はそれくらいにして(あれ?私のことか????笑)
今日の夕方S君の事務所を訪ねると、生真面目坊主のMA君から託されたと『銀杏』を一袋渡されました。
「なんだか、今年は豊作だったんだってよ。」
豊作という言い方が適当かどうかは分かりませんが、私の大好物、『銀杏』をゲットです。
集まるときには集まるものですねぇ、帰宅してみると母の田舎の大叔母(母の叔母です)から、黒豆・味噌・ジャガイモ・なめこ、そしてそしてこれもまた私の好物『打ち豆』が届いていました。
間もなく90を迎える大叔母は、未だ畑仕事をする元気者で
「今年は黒豆が採れすぎたから、おぐっかんな」と、送ってくれたのでした。
ところで、みなさんは『打ち豆』ってご存じでしょうか?
最近は一部スーパーなどでも扱っている所もあるそうですが、家人などは始めて見たときには「これ、鶏の餌じゃないよね」なんて、罰当たりなことを言って、全く知らない食べ物だったようです。
『打ち豆』というのは、まだ水分を含んだ状態の大豆を、木槌等で平たく打ち伸ばし、乾燥させたものなのですが、昔、母の実家あたりでは、冬場は雪で生野菜がどうしても足りなくなり、その代用として生まれた保存食であったそうです。
ともかく、これを味噌汁に入れたり、煮物に入れたりすると、大豆の香りがホワ~~ンと立って、それは旨いのでありますよ。
さっそく、今晩の大根の味噌汁には『打ち豆』が入っておりまして、美味しくそして懐かしい味を堪能しました。
「よし、あとは銀杏でも炙って一杯・・・・・」
「今日は止めときなさいよ!」
「ふぁ~~~~い・・・・シクシク」
とか言いながら、寝静まるのを待って、濡れ封筒でチンをして、いただくつもりでいま~~す。(小声)
ともかく、MA君、そして大叔母、ボクチンの大好物をいっぱいいただいて、ありがとさんね。
さて、今日の一枚は、ベイシー楽団の中間派ソロイストだった、ジョー・ニューマンです。
独立して自己グループでのライブ盤、会場はベイシーのお店でした。
このアルバムの最大の魅力は、聴いているうちにくつろいだ楽しい店の様子がヒシヒシと伝わってくるところでしょうか。
ストレートのバーボンではなく、ロックグラスの氷を鳴らしながら「イエーイ」って、言ってみて下さい。畳敷きの和室で聴いていても、きっと楽しげなクラブに居る感じになれると思いますよ。
一人一人のソロが終わるたびに「イエーイ」、そして「MIDGETS」でのジョーのソロが終わったら、グラスを掲げさらに大きな声で「イエーイ」・・・・
こういったアルバムは、難しいこと言わずに、そうして楽しむのが一番だと思います。
AT COUNT BASIE'S / JOE NEWMAN
1961年録音
JOE NEWMAN(tp) OLIVER NELSON(ts) LIOYD MAYERS(p) ART DAVIS(b) ED SHAUGHNESSY(ds)
1.CARAVAN
2.LOVE IS HERE TO STAY
3.PLEASE SEND ME SOMEONE TO LOVE
4.MIDGETS
5.ON GREEN DOLPHIN STREET
6.WEDNESDAY'S BLUES