JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

家系図?

2007年10月13日 | j-l

昨晩はMさんのところへCDを返しに行って、帰宅後ガッチしアルコールを補充する予定でしたが、
「バブちゃん、ちょっと行っちゃう?」
とのMさんの誘いに、尾っぽフリフリついて行ってしまいました。(笑)
結局最後はカラオケで大騒ぎ、午前3時までやっつけてしまいました。(えーと、言い訳になりますが、飲み始めが10時過ぎからですから、しかたないですよね???)

飲みに行く前に
「バブちゃん、ネットで徳川家の系図なんて、見られんかな?」
すぐに有るもんですねぇ、家康から慶喜、家達までしっかり出ておりました。
やれ、誰それには子供がいなかったのかとか、やれ家康には何人の子がいたのかとか、スケベ家斉は、いったい毎日どんなセックスライフをおくっていたのかとか、家康は女好きだったけど美人嫌いだったんだろうとか、本当に家光は男色だったのかとか、吉宗は将軍になるために刺客を使ったのか・・・・・・・・・あげくは平家を名乗っていた家康がどうして源氏に切り替わったのかの話まで、家系図一つでけっこう話題が拡がるものです。

「ところでバブちゃん、バブちゃんのとこには、家系図なんて残ってんの?」
なぜだかMさん、最近、家系図に興味を持ち始めたのだそうで
(はぁ、それで徳川家の系図ねぇ)
「俺も今度、家系図を作ってもらおうかなんて思ったりしてね。」

そんなんで、さっきちょっとだけ調べてみたんですけどね
「・・・・・えっ!155,400円で作成?!!!!!!!表紙 系統図 家系図 桐箱 和凧のセット?なんじゅそりゃ?なになに、家系図制作ソフト?しかも値段がわかんねぇし・・・・・家系図制作ソフトを買ってって、家系図って何度も作るもんか????」

ところで皆さんのお宅には『家系図』なるものはございますか?
我が家は、昔、父の実家には残っているなんてこと聞いたこともありましたが、自分のルーツを知ったところで、名のある武将やお公家さんが出てくるわけもありませんし、徳川家のように話題が拡がるとも思えません。

Mさん、Mさんのところも我が家と大差ないんだから、大枚支払って家系図なんて作るんだったら、私を飲みに連れて行った方が、お金を活かせますよ。(笑)

さて、今日の一枚は、リー・コニッツです。

クール・スクールの優等生コニッツは、レニー・トリスターノとの出会いから、いわゆる無調音楽やアブストラクト演奏を追求していったわけですけど、このアルバムあたりからでしょうか、一辺倒のこだわりというものからは少しずつ脱却していっるように感じます。
悪く言えば無防備?良く言えば素直?そんなコニッツの姿を、このアルバムでは感じ取れるように思います。好きなアルバムです。

INSIDE HI-FI / LEE KONITZ
1956年録音
LEE KONITZ(as, ts)
BILLY BAUER(g) ARNOLD FISHKIND(b) DICK SCOTT(ds)
SAL MOSCA(p) PETER IND(b) DICK SCOTT(ds)

1.KARY'S TRANCE
2.EVERYTHING HAPPENS TO ME
3.SWEET AND LOVELY
4.CORK' N' BIB
5.ALL OF ME
6.STAR EYES
7.NESUHI'S INSTANT
8.INDIANA

追伸、
アブストラクト演奏とは、目に見える世界、音楽をそのままには表現せず、自由な構成で非具象的な演奏をするといったような意味。
無調音楽とは、クラシックでいうバロックのような昔からの音組織を調性のないものに変化させるといった音楽概念。
ドイツの作曲家アルノルト・シェーンベルクが理論化して、『十二音技法』という作曲方法を開発して・・・・・・・・・

いゃあ、音楽の基礎の基礎も知らない私には、トリスターノ理論というものはまったく理解できません。(笑)
そんな私は「SUBCONSCIOUS-LEE」あたりと今日の一枚を聴き比べてみて、なんとなく違うところを探すほうが良いと思っています。