JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

活用してこそ意味がある

2007年06月19日 | a-c

今日も晴天、梅雨入りの様子は全くありません。四国地方にお住まいのおさかなさんのブログを拝見すると、やはりかなりの水不足がうかがえます。はやいとこ、降るべき所に雨が降ってくれればと願うばかりです。

先日6月1日から、我がブログも3年目に突入したわけですが、さすがに最近は以前に紹介したアルバムを全て思い出すのが難しくなってきて、
「今日はこのアルバムを紹介しよう」と考え、さらに「以前に紹介していないか」検索機能で確認するという、なんだか面倒な状況でもあります。
そこで、レコード・CDリストと紹介済みアルバムの照合をすることに。(もちろん一気にやるほど、さすがの私も暇ではありませんので、1週間ほどかかってしまうとは思いますけど。)

私の場合、ずいぶん昔に、所有アルバムを全てリスト化しています。(そうとう暇を持て余していたのですねぇ、笑)ブログへの書き込みも、パソコン内のリストデータからコピーをかけますので、比較的楽なのですが、どれが紹介済みかはチェックしておりませんでした。結局はリスト化しても活用しきれていないということですよね。(反省)

「まずは、A~Cだな・・・・やっぱ重複もあるなぁ・・・・あらま、このアルバムまだ紹介してなかったっけ?」
照合だけのはずが
「おいおい、スペル間違ってんじゃん!」
いらぬ所まで目がいったりして・・・・1週間で終わるかなぁ(笑)
ともかく、せっかくあるリスト、活用しなけりゃ意味がありませんね。

さて、そんなんで今日の一枚ですが、ケニー・バレルです。
大好きなバレルですから、このアルバムもとうの昔に紹介済みだと思いこんでいました。ひょっとして、三種類の別レコーディングが収まっていて、メンバーがムチャクチャ多いアルバムなので、メンバーを載せるだけで面倒だから紹介しなかった、なんてんじゃ無いでしょうねぇ・・・・・・って、自分に言ってもしかたがありませんね。

このアルバムは、レコーディングされながら未発表になっていた、1956年3月の5曲を中心に、初リーダーアルバム「INTRODUCING」での未発表曲2曲、そしてケニー・ドーハムの「'ROUND ABOUT MIDNIGHT AT CAFE BOHEMIA」の同曲別バージョン1曲を合わせたいわば寄せ集めアルバムです。
しかし、そうとは思えぬ充実した内容で、私はとても好きなアルバムです。ただ、2曲目「BUT NOT FOR ME」のラストが何となく尻切れトンボで、それだけが残念に思っています。
お気に入りは「NOW SEE HOW YOU ARE」バレルはもちろん、フランク・フォスターのサックスにもしびれます。

そして、当時、無名だったアンディー・ウォーホールのイラストも光ってますよね。
ともかく、寄せ集めであっても良いものは良いのです。

KENNY BURRELL Vol.2
1956年3月12日[4-8], 5月29日[1,2], 31日[3]録音
KENNY BURRELL(g)
FRANK FOSTER(ts) TOMMY FLANAGAN(p) OSCAR PETTIFORD(b) SHADOW WILSON(ds)[4-8]
PAUL CHAMBERS(b) KENNY CLARKE(ds) CANDIDO(conga)[1.2]
KENNY DORHAM(tp) J.R.MONTEROSE(ts) BOBBY TIMMONS(p) SAM JONES(b) ARTHUR EDGEHILL(ds)[3]

1.GET HAPPY
2.BUT NOT FOR ME
3.MEXICO CITY
4.MOTEN SWING
5.CHEETA
6.NOW SEE HOW YOU ARE
7.PHINUPI
8.HOW ABOUT YOU