今日もいい天気でしが、この季節にしては風が冷たく、窓を開けていると寒いくらい。夏の太陽に冷たい風・・・なんだか変な感じです。
午後は珈琲を飲みながら、趣味部屋でのんびり、
「そういえば、今日は全日本大学野球選手権の決勝だったよなぁ・・」
と早稲田大学対東海大学の決勝戦をテレビで観戦です。
校歌や応援歌が飛び交う中、結局は『ハンカチ王子不敗伝説』は今日も続いたのでありました。
ところで、みなさんは、大学、高校の校歌や応援歌というのは覚えていらっしゃるものでしょうか?
私は中学校、小学校(特に小学校は転校で幾つも変わりましたので)となると自身がありませんが、高校以降のそれはしっかりと覚えています。(大学の歌など裏校歌まで浮かんできますよ。笑)
♪ ここは、お江戸か 渋谷の街か 渋谷の街なら 大学は○○
○○大学の 学生さんはね 度胸一つの 男伊達 ・・・・・・・♪
以前、私がアルバイトとして使っていた大学生と飲みにいったときに
「おまえ、ちょっと○○大の校歌でも歌えよ」というと、
「校歌なんて覚えてないし、歌えませんよ。」との答え、
さらに
「今の学生は、そういうの覚えないんじゃないですかねぇ」
と言うのです。
私が学生の頃は、サークルが体育会系では無かったものの、新歓コンパや納会で、みんなで歌ったせいでしょう、自然と覚えてしまったものです。今はそういったことも無いのでしょうかねぇ??????
古い考えかもしれませんが、みんなで同じ歌を大声で歌うと連帯感が生まれて、それが校歌や応援歌だったりするとなおさら。しかも学校への愛着心というか、愛校心というか、そういったものが沸々と沸き立ってくる、そんなことが多いにあったように思うのです。
まぁ、考えてみれば今の学生は、我々の頃と違って、あまり飲み会もやらないようですし、飲んで歌うにしても『カラオケ』が主流でしょうから、「肩組み合って応援歌斉唱!」なんてぇのは時代遅れなんでしょうね。
あの頃は『カラオケ』も我々が飲みに行くような大衆酒場には、まだまだ普及していませんでしたし、飲み屋で学生が大声で歌う姿はあたりまえのようにある光景でした。
もちろん、校歌や応援歌ばかりでなく、裏校歌や学生節、あげくは春歌まで
「18番バブ、ナンタルチンヤ歌わせていただきま~す!!!! ♪ あ~さ~も ピンピン・・・」てな感じでね(笑)
だけどなぁ・・・せめて、自校の校歌と応援歌くらいは、歌える学生であって欲しいなぁ
なんて思うのは、時代遅れなのでしょうかね。
「学生節、いきま~す! キャバレーの女に恋するを、これ純情の恋と誰が言う!」
「そうだ!」
さて、今日の一枚は、じつに久しぶり、バド・パウエルです。
といっても、このアルバムは「バドであってバドで無し、バドでは無いが確かにバド」などと言われていた次期、つまりは「ベルヴュー病院で痛めつけられた後」の録音です。
一時の「何じゃこりゃ!」というバドはすでに過去の人、このアルバムでもそんなバドを期待して聴けば、必ず裏切られます。
でも、私は「ベルヴュー病院で痛めつけられた後」のバドが、嫌いじゃありません。ブルーノートに残る何枚かもそうですし、今日の一枚も、絶頂期より楽な気持ちで聴けます。たしかに、バンバンバンと迫ってくる迫力はありませんが、この頃の心が落ち着いている時間帯の演奏(逆に無茶苦茶な演奏もありますが)は、穏やかで優しくて、「押すばかりがいいわけじゃない」と思わせてくれるのです。
身元引受人であった『バードランド』のマネージャー、オスカー・グットスタインは、バドをアパートと『バードランド』を行き来させるだけという、限られた場所と行動の中で監視し続けました。
そんな生活の中で、バドの心はさらに病んでいったのか?それともそれ故、一定の落ち着きを持っていたのか?
我々には、演奏から想像するしか方法は無いのでしょう。
STRICTLY POWELL / BUD POWELL
1956年10月5日録音
BUD POWELL(p) GEORGE DUVIVIER(b) ART TAYLOR(ds)
1.THERE'LL NEVER BE ANOTHER YOU
2.COSCRANE
3.OVER THE RAINBOW
4.BLUES FOR BESSIE
5.TIME WAS
6.TOPSY TURVY
7.LUSH LIFE
8.ELEGY
9.THEY DIDN'T BELIEVE ME
10.I COVER THE WATERFRONT
11.JUNP CITY
おまけ、
『父の日』であろうが、何であろうが、やはり日曜日の夕食は私の担当です。
そこで今週の『料理当番、今日の一品』(笑)
まずは「烏賊グリルのアイオリソースもどき」
何故か冷蔵庫の中に卵の黄身だけが、ポコっと取ってあったので、ニンニク、オリーブオイル、塩、レモン酢を加えて、アイオリソースもどきを作り、バジルで香り付けした烏賊に添えてみました。そこそこいけましたよ。
こちらは「鶏ささみとセロリのサラダです。」