JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

世の娘、オヤジを飲みに連れてって

2006年08月25日 | m-o

友人S君から
「今仕事に入ってる現場で、処分して欲しいって言われたスピーカーがあるんだけど、そこそこ良さそうなスピカーなもんだから、おまえみてくんねえ」
と連絡が入ったのは、一昨日の晩でした。

昨晩はこのスピーカーを見にS君の事務所に、かなり古いONKYOのスピーカーでした。私の頭の中には、ONKYOのスピーカーはイマイチという、へんな固定観念があったのですが、小さなアンプから実際に音を出してみてもそこそこの音が出ます。
「ビビリもないし、なかなかいい音してんジャン」
結局、処分はせずに何かに利用することに決定。
型番その他のお話は、利用法が決定して、じっくり音を聴いた後にご報告しましょう。

「スピーカーのことはこととして、せっかく二人の顔があったのだから、軽く行きますか。」
とけっきょく飲みに

「娘が飲みにつれてってって言うのよ」とS君
「いいねぇ、息子ならまだしも、娘が飲みに行こうなんて滅多ないよ。うらやましいよ。」
そこに、S君の携帯が鳴りました。どうも娘さんかららしく
「えっ?今日はそんなに飲まずに帰るから、明日か明後日行こう」
「いいよ、いいよ、今日出て来な!おじさんも待ってるよ!!!」と脇で大声を上げると、なんといい娘でしょ
「おじさんといっしょに飲んでもいい」と言ってくれたらしいのです。

てな訳で、S君とその娘さん、そしておじゃま虫の私と3人で、「魚介の美味しいお店」「バー」「カラオケ・スナック」と3軒を梯子してしまいました。
素直でとても可愛い娘さん
「良かったねぇ、お父さん似になくて」
楽しいお酒を飲ませていただきました。

我が娘は、私と飲みに出かけてくれるようになるのでしょうか?
そうなったら、なんだか恥ずかしいような、嬉しいような・・・・・・・・
なってもいないのに、一人想像を巡らす父、ねっ、オヤジって可愛いでしょ(笑)

さて、今日の一枚はハンク・モブレイです。
1956年、この年はモブレイはとても忙しい年でした。ブルーノート、サヴォイ、プレスティッジに5枚のリーダー・アルバム、そして、サイドマンとしても相当数参加しているはずです。(数えてみたことはありませんが)
このアルバムも、プレスティッジでのファースト・リーダー・アルバム「MOBLEY'S MESSAGE」が良い評価だったのでしょうね、すぐに録音されました。
まだまだ、ファンキー、ファンキーしたモブレイを聴くことはできませんが、私は、この頃のモブレイのほうが好みです。好きなアルバムです。

MOBLEY'S SECOND MESSAGE / HANK MOBLEY
1956年7月27日録音
HANK MOBLEY(ts) KENNY DORHAM(tp) WALTER BISHOP(p) DOUG WATKINS(b) ARTHUR TAYLOR(ds)
1.THESE ARE THE THINGS I LOVE
2.MESSAGE FROM THE BORDER
3.XLENTO
4.THE LATEST
5.I SHOULD CARE
6.CRAZEOLOGY

おまけ、
ところで、このジャケットの「082467935」の数字はどういう意味なのでしょう?
ご存知の方、教えてください。