JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

つきゃいいのよ

2006年08月01日 | m-o

自分のブログを見てみると、月曜日に更新していない日がとても多いのに気づきました。
はたして、これはどういう事なのか?
ははははははのは、これはつまり、私が月曜日に飲みに出かける比率が高いということでありますね。とうぜん昨晩も飲んでおりました。

昨晩飲みに行ったバーのママが、
「Zippoのライターがどうしてもつかないんだけど、バブさん器用そうだから直してくんない」
「どれどれ・・・・」
なんてことはない、石の状態が悪いだけでした。

私が『Zippo』を使い始めたのは・・・・・・・、言ってはいけない年齢でありましたので、詳しくは申しませんが、始めて手にした『Zippo』は、1975年製のものだったと思います。たしかボディーの刻印は、「/」が左に4本、右に3本のものだったと記憶しています。
現在の『Zippo』の刻印は、左に製造月を表す「A」(1月)~「L」(12月)までのアルファベット、右には2006年を表す「06」が刻まれているはずです。
ちなみに『Zippo』をお使いの方で、製造年月を知りたいと思われる方は、『Zippo japan』のホームページで確認できますので参考までに

『Zippo』の始まりは、創業者ジョージ・グランド・プレイズデルがパーティーで遭遇した出来事に由来するそうで、友人の伊達男が、オーストリア製のオイルライターの使用に四苦八苦していたのだとか、伊達男だっただけにプレイズデルもひやかしたくなったんでしょうね。
「もっと良いものを使ったら」とからかいました、すると
「IT WORKS (火がつきゃいいんだよ!)」と友人は答えたそうです。
プレイズデルは、これにヒントを得て、使いやすいオイルライターが商売になると『Zippo』を立ち上げたのだそうです。

これでいくと、『Zippo』は伊達男もカッコ良く扱える、使いやすいライターということになります。だけど、けっこうカッコ良く扱うのには技術も必要ですよね。
片手でカシャっと一発で火をつけて、シャキンっとふたを閉じる、練習した人もけっこういると思います。(かくいう私も練習しました・・・笑)

ジーパンにこすりつけて、バネを悪くしたり、指ではじいて、爪を割ったり、
火を指で消したようにみせて、ライターに触れずにパチンと指を鳴らすと、また火がつくなんていう、マジックみたいなこともやってました。
まったく、なんでも遊び道具にしちゃうもんですね。

さて、今日の一枚は・・・・すいません、またもモンクです。
体制に逆らう「地下」組織の抗議と、ベトナム戦争に対するデモンストレーションを示すといわれるジャケットですが、正直、これはコロンビアの戦略、当時そういった行動がたんにはやっていたということなのでしょう。
それにしてもモンクのアルバムの中では、特に奇抜なジャケットデザインには違いありません。
7曲目「IN WALKED BUD」のジョン・ヘンドリックスのボーカルが、なんとも言えない味を出しています。
もちろんモンクはあいかわらず良いですよ。

UNDERGROUND / THELONIOUS MONK
1967~68年録音
THELONIOUS MONK(p) CHARLIE ROUSE(ts) LARRY GALES(b) BEN RILEY(ds)
JON HENDRICKS(vo)[7]
1.THELONIOUS
2.UGLY BEAUTY
3.RAISE FOUR
4.BOO BOO'S BIRTHDAY
5.EASY STREET
6.GREEN CHIMNEYS
7.IN WALKED BUD