社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

男性と女性とで正反対の印象操作をしている実態 --酒井法子、結婚詐欺女--

2009-10-31 19:52:23 | 事件、事故

 ここ数日、酒井法子の公判や結婚詐欺女の話題など、女の犯罪の話題に注目が集まっている。それに伴い、本ブログのコメント欄も活況で、投稿頂く方々には感謝の限りなのだが、それだけ、フェミニズムによる女性優遇傾向が著しいことの表れでもある。

 これらの事例に共通しているところは、コメント欄の論客の指摘にもあるように、女は巧みに嘘をつき、最後まで誤魔化し通そうとする点だ。最も判り易いのが酒井法子被告と夫の高相祐一被告との違いだ。高相被告は素直に罪を認めていたのに対し、酒井被告は任意同行を振り切り逃走をしたばかりか、逮捕後も薬物の使用頻度を偽ったり、髪を短くして毛髪検査でも薬物検出がされにくいようにとことん隠し通す姿勢に徹していた。

 これは男性の相次ぐ死亡に関与している疑いが持たれている結婚詐欺女についても同様だ。女は死亡した男性が全て自殺によるものと供述し、関与を全面的に否定している。だが死亡男性の体内から女が医師から処方された睡眠薬と同じ成分が検出されていることや、使われた練炭が女の購入したものと同一であること、また死亡男性6人の全てから多額の金銭が女の手に渡っていることなど、女の犯行とみるのが最も辻褄が合いそうだ。

 また、夫に大量のインスリンを注入し殺害した妻も、夫の暴力に転嫁して自分を少しでも免罪しようという姑息さが見える。もし夫の暴力があったのなら、フェミニズム権力の証の一つでもあるDV相談施設にでも行けば、即対応して貰えるはずだ。何故それをしなかったのか。つまりDVなどでっちあげに過ぎないのではないかという疑念が出てくることになる。

 ところが、これら女の姑息さ陰湿さに関してマスコミは淡々と報道するだけで、少しでも悪質性を和らげて別の話題に切り替えようという策略がうかがえる。逆に、千葉の女子大生殺害事件などに関しては、被害女性は教師を目指していて、明るく活発な性格だったなど、誠実さと清純さを想像させ、犯人に対する怒りを増幅させようという印象操作を行っている。

・千葉の女子大生殺人 「清楚な顔立ち」「誰とでも気さくに会話」 2009/10/24 20:14
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/316583/

 だが実はこの女子大生はキャバクラでバイトをしており、犯人はその店の関係筋ではないかという可能性も言われている。しかし報道ではキャバクラの話はほとんど出てこない。そもそもキャバクラ嬢を経験していた者が教師になるのは道義的に許されるものなのか疑問が残る。

・キャバクラでバイト…客とのトラブル? 千葉大生殺害 2009/10/28 01:56
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/317764/

 更に、酒井法子被告の公判に関するワイドショーの報道でも、高相祐一被告の公判と比較し、高相は服装もラフで法廷にお茶を持ち込み、言葉遣いも「そうっすね」など若者言葉を使っていた、引き続きサーファーを続けたいなど曖昧であるなど、それらを全て悪い印象であると強調し、逆に酒井は正装で言葉も丁寧、話し方も台本を暗記して読み上げるほど流暢、介護の仕事を目指し勉強の準備も具体的であるなど、裁判官に好印象を与えたと勝手に決め付けて報道していた。しかも、私はたまたまテレビ朝日とTBSとチャンネルを途中変えて見たのだが、両局とも申し合わせたかのように、酒井と高相の法廷での態度の違いを表形式で比較し、まるで同じ局の番組を見ているかのような印象だった。

 また、量刑が高相が2年で酒井が1年6月であることも、酒井は従犯であるから妥当などと弁護士の大澤孝征は主張している。

・酒井被告の懲役1年6月求刑は「妥当な線」 2009/10/27 08:31
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/317304/

 酒井被告に対する懲役1年6月の求刑について、法曹関係者からは「妥当な線」との見方が大勢を占めた。刑法に詳しい板倉宏日大名誉教授(75)は「予想通りの求刑。判決は3年くらいの執行猶予が確実に付く」と分析。元検事の大澤孝征弁護士(64)も「主犯の夫(高相祐一被告)が求刑2年なので、従犯の妻はこの程度だろう」と話した。
(一部引用)

 そもそも共同で窃盗事件でも起こしたというのなら主犯と共犯の関係が成り立つだろうが、今回のような薬物使用容疑は全く独立したもので、2人の間に主従関係など存在しないはずだ。いくら酒井の薬物使用の切っ掛けが夫高相から勧められたものであっても、使用したのは自身の判断であるし、酒井の方から高相に薬物を求めることもあったのだから、酒井を従犯などと考えるのは余りにも不自然だ。

 それに、人から勧められたことが減刑材料になるのなら、高相も最初は誰かから勧められたのではないかと考えられる。つまりきりがなくなるのだ。

 更に、公判における言動だけで量刑が左右されるというのなら、演技の上手い者が軽い量刑を勝ち取れるということになってしまう。つまり巧みな話術と女の涙で裁判官を騙せばいいのか。それでは司法の意義がなくなってしまう。

 やはり、フェミニズムの圧力で高相より酒井の量刑が軽くなるように予め仕組まれていて、司法がそれに従った求刑をして、マスコミがそれに見合うような理由をつなぎ合わせたと考えるのが妥当ではないだろうか。だからこそ、どのマスコミも報道姿勢が似たり寄ったりのものにしかならないのだろう。

 このように、加害者か被害者かを問わず、男性にはマイナスのバイアスを、女性にはプラスのバイアスを施すことによって印象操作をしていることが感じ取れる。こうした報道操作を見破ることが大切だろう。

(今回の論考作成にあたり、本ブログに寄せられた最近のコメントを参考にさせて頂きました。コメント下さった方々には、改めて厚く御礼申し上げます。)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000045-mai-soci

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