クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-04 No.28

2010年04月30日 14時22分43秒 | Weblog
<Decca>
4803046 74枚組 \28800
ヴェルディ・エディション
CD1-2
歌劇《オルベルト、サン・ボニファーチョ伯爵》全2幕
サミュエル・レイミー(バス) マリア・グレギーナ(ソプラノ) 
ヴィオレッタ・ウルマーナ、サラ・フルゴーニ(メゾ・ソプラノ) 
スチュアート・ネイル(テノール) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー 他
CD3-4
歌劇《王国の一日(にせのスタニスラオ》)全2幕
フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ) 
ホセ・カレーラス(テノール) ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
アンブロシアン・シンガーズ 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD5-6
歌劇《ナブッコ》全4幕
ティト・ゴビ(バリトン) エレナ・スリオティス(ソプラノ) 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD7-8
歌劇《十字軍のロンバルディア人》全4幕
プラシド・ドミンゴ(テノール) ルッジェーロ・ライモンディ(バリトン) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD9-10
歌劇《エルナーニ》全4幕
ジョン・サザーランド(ソプラノ) パアタ・ブルチュラーゼ(バス) 
レオ・ヌッチ(バリトン) 
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リチャード・ボニング 他
CD11-12
歌劇《2人のフォスカリ》全3幕
ピエロ・カップッチッリ(バリトン) ホセ・カレーラス(テノール) 
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ) 
ORF交響楽団&合唱団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD13-14
歌劇《ジャンヌ・ダルク(ジョヴァンナ・ダルコ)》プロローグ&3幕
レナータ・テバルディ(ソプラノ) ローランド・パネライ(バリトン) 
ジューリオ・スカリンチ(テノール) アントニオ・マッサリア(バス) 
ミラノ・イタリア放送交響楽団 指揮:アルフレッド・シモネット 他
CD15-16
歌劇《アルツィラ》プロローグ&2幕
マリーナ・メシェリアコワ(ソプラノ) ラモン・ヴァルガス(テノール) 
パオロ・ガヴァネッリ(バリトン) 
ジュネーヴ大劇場合唱団 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:ファビオ・ルイージ 他
CD17-18
歌劇《アッティラ》プロローグ&3幕
ルッジェーロ・ライモンディ(バリトン) 
クリスティーナ・ダーティコム(ソプラノ) シェリル・ミルンズ(バリトン) 
カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD19-20
歌劇《マクベス》全4幕
レオ・ヌッチ(バリトン) サミュエル・レイミー、
ジャンフランコ・カザリーニ(バス) 
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ) 
アンナ・カテリーナ・アントナッチ (ソプラノ) 
ヴェリアーノ・ルケッティ、アントニオ・バラソルダ(テノール) 
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リッカルド・シャイー 他
CD21-22
歌劇《群盗》全4幕
シモーネ・アライモ、サミュエル・レイミー(バス) 
アーサー・デイヴィス、フランコ・ボニゾッリ(テノール) 
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)  マッテオ・マヌグエッラ(バリトン) 
ウェールズ国立
歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リチャード・ボニング 他
CD23-25
歌劇《エルサレム》全4幕
マリーナ・メシェリアコワ(ソプラノ) 
マルチェッロ・ジョルダーニ(ソプラノ) 
マルチェッロ・ジョルダーニ(バス) 
ジュネーヴ大劇場合唱団 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:ファビオ・ルイージ 他
CD26-27
歌劇《海賊》全3幕
ホセ・カレーラス(テノール) ジェシー・ノーマン、
モンセラート・カバリエ(ソプラノ) 
ニュー・フィルハーモア管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD28-29
歌劇《レニャーノの戦い》全3幕
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ) ホセ・カレーラス(テノール) 
ORF交響楽団&合唱団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD30-31
歌劇《ルイザ・ミラー》全3幕
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール 他
CD32-33
歌劇《スティッフェリオ》全3幕
シルヴィア・シャシュ(ソプラノ) ホセ・カレーラス(テノール) 
ORF交響楽団&合唱団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD34-35
歌劇《リゴレット》全3幕
ジューン・アンダーソン(ソプラノ) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
レオ・ヌッチ(バリトン) ニコライ・ギャゥロフ(バス) 
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リッカルド・シャイー 他
CD36-37
歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) 
アントネッラ・バナウディ(ソプラノ) 
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ) レオ・ヌッチ(バリトン) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 指揮:ズービン・メータ 他
CD38-39
歌劇《椿姫》全3幕
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ロバート・メリル(バリトン) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 
指揮:サー・ジョン・プリッチャード 他
CD40-42
歌劇《シチリア島の夕べの祈り》全5幕
プラシド・ドミンゴ(テノール) ルッジェーロ・ライモンディ、
シェリル・ミルンズ(バリトン) マルティナ・アロヨ(ソプラノ) 
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 他
CD43-44
歌劇《シモン・ボッカネグラ》プロローグ&3幕
レオ・ヌッチ(バリトン) パアタ・ブルチュラーゼ(バス) 
キリ・テ・カナワ(ソプラノ) ジャコモ・アラガル(テノール) 
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ 他
CD45-46
歌劇《アロルド》全4幕
ニール・シコフ(テノール) キャロル・ヴァネス(ソプラノ) 
アンソニー・マイケルズ=ムーア(バリトン) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 指揮:ファビオ・ルイージ
CD47-48
歌劇《仮面舞踏会》全3幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) シェリル・ミルンズ(バリトン) 
レナータ・テバルディ(ソプラノ) レジーナ・レズニーク(メゾ・ソプラノ) 
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
指揮:ブルーノ・バルトレッティ 他
CD49-51
歌劇《運命の力》全4幕(1862年原典版)
ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ) 
オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ) ゲガム・グリゴリアン(テノール) 
ニコライ・プチーリン(バリトン) アスカル・アブドラザーコフ(バス)
サンクトペテルベルク・キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮: ワレリー・ゲルギエフ 他
CD52-54
歌劇《ドン・カルロ》全5幕(1867年パリ初演版)
レナータ・テバルディ、グレーズ・バンブリー(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ニコライ・ギャウロフ(バス・バリトン) 
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ 他
CD55-57
歌劇《運命の力》全4幕(1869年改訂版)
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ 他
CD58-59
歌劇《アイーダ》全4幕
レナータ・テバルディ(ソプラノ) 
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ) 
カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン 他
CD60-61
レクイエム
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ) 
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) マルッティ・タルヴェラ(バス) 
ウィーン国立歌劇場合唱団 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD62-65
歌劇《ドン・カルロ》全4幕(1884年ミラノ初演版)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド 他
CD66-67
歌劇《オテロ》全4幕
レナータ・テバルディ(ソプラノ) マリオ・デル・モナコ(テノール) 
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団 指揮:アルベルト・エレーデ 他
CD68-69
歌劇《ファルスタッフ》全3幕
サー・ゲラント・エヴァンス(バリトン) 
RCAイタリア・オペラ管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ 他
CD70
「宗教曲集」
荘厳ミサ曲(グロリア・ミサ)/世の罪を取り除かれる方よ/これほどすばらし
い秘蹟を ヘ長調/讃えなさい、子らよ/これほどすばらしい秘蹟を ト長調
/私どもの父よ/アヴェ・マリア/われを解き放ちたまえ(ロッシーニに捧げ
るミサ:1869年版)
エルダー・アリーヴ、ミケーレ・ペルトゥージ(バス)ケネス・ターヴァー、
ファン・ディエゴ・ フローレス(テノール) エリザベッタ・スカーノ、
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(ソプラノ)
ダニエレ・フェラーリ(オルガン) 
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団 
指揮:リッカルド・シャイー 他
CD71
「歌曲集」
日没/誘惑/星に/小さな煙突掃除/安らぎは失われ/ああ、悲しみの聖母様
/想い出にひかれて/ジプシー女が/亡命者/墓に近づかないでおくれ/寂し
い部屋で/暗い夜の恐怖の中で/哀れな男/ストルネッロ/アヴェ・マリア
マーガレット・プライス(ソプラノ) ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
CD72
「合唱曲&バレエ音楽集」
聖歌四篇(4つの宗教合唱曲)
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
諸国民への讃歌/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
《オテロ》-バレエ音楽/《アイーダ》-凱旋行進曲‐バレエ音楽/
《マクベス》-バレエ音楽
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー
CD73
「室内楽曲集」
弦楽四重奏曲ホ短調/《ルイザ・ミラ》(弦楽四重奏版:ムツィオ編)
ハーゲン弦楽四重奏団
CD74
「ヴェルディ・ディスカヴァリーズ」
シンフォニア ハ長調/ピアノと管弦楽のための変奏曲/
《運命の力》序曲(1862年初演版)/トランペットと管弦楽のためのアダージョ
/《アイーダ》-シンフォニア(1872年版)/《ヴィルジニアの歌》(オーボエと
管弦楽のための変奏曲)/《オテロ》序曲/《十字軍のロンバルディア人》-
第3幕への前奏曲/《シモン・ボッカネグラ》序曲(1857年版)/ファゴットと
管弦楽のためのカプリッチョ
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー
録音:1959-2002年
2011年に没後100年を迎えるヴェルディを記念した豪華74枚組。改訂版を含む
彼の30のオペラをすべて収録してあるのはもちろん、宗教曲、合唱曲、歌曲、
室内楽、そして演奏機会の稀な珍曲まで完璧に網羅した、これ以上望みようの
ない充実したラインナップになっています。ヴェルディ・ファンにも、初心者
にも、幅広くお薦めなBOXです。




<DACAPO>
6.220539(SACD-Hybrid) \1980
モーツァルト(1756-1791):交響曲集第4集-1771年
1.交響曲第12番ト長調 K110/2.交響曲ハ長調 K96
3.交響曲第13番へ長調 K112/4.交響曲第14番イ長調 K114
演奏: アダム・フィッシャー(指揮)
デンマーク放送室内管弦楽団
モーツァルト15歳に書かれた4曲の交響曲です。その前年の暮れに「ポンテの
王ミトリダーテ」を初演し、ミラノの聴衆の度肝を抜いた彼ですが、この当時
に書かれた作品には明らかにイタリア様式の影響が見て取れます。この年の3月
に一度はザルツブルクに戻りますが、また8月になると2度目のイタリア旅行に
出かけ、また大きな成長を遂げます。1772年に書かれた第14番あたりからは、
作風も変わり青年期の作品になっていくのです。

6.220541(SACD-Hybrid) \1980
モーツァルト(1756-1791):交響曲集第6集-1772-73年
1.交響曲第19番変ホ長調 K132/2.交響曲第20番ニ長調 K133
3.交響曲第21番イ長調 K134/4.交響曲第26番変ホ長調 K184
演奏: アダム・フィッシャー(指揮)
デンマーク・ラジオ・シンフォニエッタ
トランペットの音色が祝祭的な気分を盛り上げる第20番、ノーブルな香り漂う
第19番、躍動感溢れる第21番、これらは全て16歳のモーツァルトによって書か
れています。そして第26番になると、もっと複雑で独自の音楽へと変貌してい
くのです。この進化の早さは驚くばかり。フィッシャーはいつものように、瑞
々しく元気のよい音楽を作り上げています。指揮者のフィッシャーは、変ホ長
調の響きに、早くも「魔笛」の萌芽を感じ取っているそうです。

8.226057 \1780
ゲーゼ(1879-1963):ワルツ、タンゴ、映画音楽集
1.素敵なワルツ/2.夢想のワルツ/3.マキシムの夜-華麗なワルツ/4-9.シネ
マ・ミュージック「シリーズ 1」/ 10.メロディ/11.モナ・ヴァンナ -タン
ゴ・ブルース/ 12.タンゴ「妖艶な女」/ 13-18.シネマ・ミュージック「シ
リーズ 2」/19.ラヴェンダーの香り-夢/20.彼らは合格/21.フリュネ-ワル
ツ・レント/22.親密なワルツ
演奏:クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)
ゲーゼの名前は知らずとも、あの有名なタンゴ「ジェラシー」を聴いたことの
ない人はいないのでは・・・。彼は作曲家でもあり、コペンハーゲンの主要な
指揮者の一人としても知られています。この彼のワルツは実にオシャレで、
1920年代のレストランで食事をしているような雰囲気に満ちています。また彼
は初期の映画音楽を発展させた作曲家でもあり、ここに収録されている「シネ
マ・ミュージック」は無声映画の黄金時代の栄華を極めたもので、まさに良き
時代を感じさせる逸品です。他のどのワルツも秀逸で、ついつい口ずさんでし
まいそうな親しみあるメロディばかりです。

6.220584(SACD-Hybrid) \1980
リーサゲル(1897-1974):管弦楽作品集
1-8.愚者の楽園 Op.33 管弦楽のための組曲 I/9-14.愚者の楽園 Op.33 管弦
楽のための組曲II/ 15-20.郵便馬車の12人 Op.37/21-23.トランペットと弦
楽のためのコンチェルティーノ Op.29/24-29.童話劇のための音楽「ダドゥー
セ」 Op.32
演奏:ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)…21-23
ヘルシングボリ交響楽団/トマス・ダウスゴ(指揮)
既発盤 8.224082の SACD仕様。リーサゲル(リサエル)は、1897年にエストニア
の一都市で生まれましたが、 3歳の時に家族とともにデンマークへ戻ってきま
した。最初、音楽理論や作曲、そして政治学をコペンハーゲンで学び、1920年
代からはフランスへ渡り、ルーセルに師事、「六人組」と接触し、ストラヴィ
ンスキーの音楽から激しい影響を受けました。その後ライプツィヒでも学び、
様々な音楽的変遷を経て、最終的にはデンマーク音楽に新古典主義のスタイル
を持ちこんだのです。ここに収録された音楽はどれも、バロックの時代に準拠
した形式のとてもわかりやすいもので、その色彩感の豊かさと、賑やかさが特
徴です。彼の代表作である「愚者の楽園」はストラヴィンスキー風、「郵便馬
車の12人」はチャイコフスキー風、「コンチェルティーノ」はバロック風、そ
して「北京の結婚式」の副題を持つ「ダドゥーセ」は中国風。そんな楽しい音
楽が詰まっています。




<OUR Recordings>
6.220602(SACD-Hybrid) \1980
メロディーズ-ヴァイオリンとギターで奏でるロマンティックなメロディ
1.マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲/2.クライスラー(1875-1962):愛の悲し
み/ 3.ヘンデル(1685-1759):ラルゴ/4.シューベルト(1797-1828):アヴェ・
マリア/5.モーツァルト(1756-1791): アヴェ・ヴェルム・コルプス/6.フォ
ン・パラディス(1759-1824):シシリエンヌ/ 7.ラロ(1823-1892):アンダンテ
/8.ビゼー(1838-1875):間奏曲/ 9.ヘンデル(1685-1759):ラルゲット/10.グ
リーグ(1843-1907):牛よせ歌/11.グルック(1714-1787): 精霊の踊り/12.グ
リーグ(1843-1907): 子守歌/13.パガニーニ(1782-1840):カンタービレ/14.
クライスラー(1875-1962): 美しきロスマリン/ 15-17.サティ(1866-1925):
ジムノペディ 1-3
演奏:チェン・イ(ヴァイオリン)/ラース・ハンニバル(ギター)
このアルバムに収録された何とも静かで濃密な響きを聴いてみてください。ギ
ターの柔らかい音色とヴァイオリンのロマンティックな魅力。これらが合わさ
ることにより、より一層親密な音楽が作りあげられます。お互いに高め合う2人
の音は、まるでセレナーデのように夜のしじまに溶けていくかのような妖艶さ
と儚さを持っています。午後のまどろみのひととき、または眠りに就く前には、
このような幸せな音色がぴったりです。ヴァイオリンを演奏するチェンは、
2008年の中国国際ヴァイオリン・コンクールの金メダリスト。現在、北京で人
気急上昇中の若手です。

6.220601(SACD-Hybrid) \1980
カフェ・ウィンナ-19世紀のカフェ・ミュージック
1-3.ジュリアーニ(1781-1829):協奏的大二重奏曲 Op.52/4.カルッリ(1770-
1841):イギリス民謡による幻想曲 Op.102/5.キュフナー(1776-1856):フラン
ス民謡によるポプリ Op.226/6.ベートーヴェン(1770-1827):マンドリン・ソ
ナチネハ短調 WoO43a(リコーダーとギター編)/7.ベートーヴェン:マンドリ
ン・ソナチネハ長調 WoO44a(リコーダーとギター編)/8.クレーメル(1795-
1837):序奏、主題と変奏 Op.32 /9.マイセダー(1789-1863):ベートーヴェン
とロッシーニの主題によるポプリ/ 10.シャインディースト(1800年代):オー
ストリア民謡による変奏曲
演奏:ミカラ・ペトリ(リコーダー)/ラース・ハンニバル(ギター)
ミカラ・ペトリの演奏家生活 40周年記念!長年のパートナーであるラース・
ハンニバルと共に 18世紀から19世紀のウィーンの心地良い音楽を録音した1枚
です。さて、17世紀末のウィーンで最初にカフェを開いたのは、コルシツキー
というポーランド系のハプスブルクの兵士だと言われています。彼は当時ウィ
ーンを包囲していたオスマントルコを撃退するのに一役買い、その褒美にトル
コ軍が残していったコーヒー豆を賜り、カフェを開店したと言うのです。今で
は、その逸話は伝説とされていますが、なんとも夢のある話です。このカフェ、
またたく間にウィーン中に広まり、芸術家たちの憩いと議論の場になったこと
はご存じの通りです。もちろんそこで流れる極上の音楽も忘れてはいけません。
1杯のコーヒーを手にしながら聴いてみてください。

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